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第2章
〜新しい人物〜 #11
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そして、4月....
僕達は進級し、今日から3年生。
先輩の気持ちを一旦リセットさせて、今日からまたゼロからのスタートを切る気でいる。
「おっはよぉー!」
「おはよう綾芽!」
「おはよう。」
「相変わらずうっせーな。」
「はぁ?それどういうことよ!」
「2人とも朝から喧嘩しないの!」
「あ、日向、大丈夫?先輩のこと。。」
「一旦リセットしたから、とりあえず大丈夫。」
「そっか。」
「これで心置き無く日向を狙えるな?」
「それ堂々と言うやつじゃないでしょ。」
「確かにw」
「あ、颯太くん!おはよう!」
「あ、おう。」
「ちょっといい?」
「あ、うん。
先行っててくれ。」
「わかったぁ、、
って誰あれ!?」
「僕も知らない。
愛梨菜は?」
「あぁ。あの子、白川 琳(しらかわ りん)さん。
颯太と高校からずーっと同じクラスの子。
ってか昨年一緒だったでしょ。」
「日向の件で頭いっぱいで覚えてない。」
「僕も。」
「人に興味持ちな?」
「え、彼女なの?」
「違うと思うけど...」
「なーんか妬けるなぁ...」
「「え?」」
「それは、男として?女として?」
「んー。。どっちも。」
「日向がどんどん謎めいた人になっていく。。」
「元々だとは口が裂けても言えない。」
【教室 3ーA】
「これってやばいよね。」
「うん。」
「まさか、、
颯太と白川さんだけ別れるなんて。」
「日向、主人公交代すんの?」
「しないよ!僕の話なんだから!!辞めて?」
「そーだよね。。」
「だし、なんか仲良さそうっていうか...」
「でも、颯太は日向のことが好きなんだから向こうに移ることはないんじゃない?」
「わかんないよ?」
「当の本人から信じて貰えてない事実。」
「え、どこ行くの?」
「颯太のクラス。」
「「なんで?」」
「いいから2人も来て!」
【教室 3-B】
「これは...」
「ラブラブなのでは?」
「展開的に危機なのでは?」
「ねぇ日向、もしかして嫉妬してる?」
「そんなわけないじゃん。」
「そんなわけないじゃんって表情じゃないよ?」
「颯太にベタベタと...」
「確信出たね。」
【屋上】
「まさか、、お昼も2人で?」
「現状3人ですもんね~。。」
「今電話中。」
「仕事はやすぎん?」
【教室 3-A】
「へぇー!そうなんだ~!」
「そうそうwあ、ごめん電話。。」
「もしもし?」
「今どこ?キャバクラ楽しい?」
「勘良すぎる妻かよ。誰が遊び人じゃボケ。」
「遊び人でしょ!愛する僕らを置いて白川さんとランチって!」
「合ってんな...
悪いが今日はこっちで食べる。じゃなっ。」
「はぁっ!切った!?もぅ!」
「完全に恋する乙女。」
「颯太は一体どういうつもりなんでしょーか。」
「あ、卵焼きちょうだい!」
「あ、じゃあうち唐揚げ欲しい~」
「交換~」
わからなかった。何を考えているんだろう。
彼女のことが好きにでもなったのだろうか。
「美味しかった~!」
「じゃあ戻ろっか。」
「あ、ごめん。僕トイレ行ってくるから先戻ってて!」
「「わかった~」」
「ふぅ~。」
「あの、、
有川 日向くんだよね?」
「白川、、琳。。」
「私の名前覚えててくれたんだね!嬉しいw
君って颯太と仲良いんだよね?」
「え?そりゃ、幼馴染だし、それなりには。。」
「じゃあ丁度いい!
私ね?颯太のこと好きなんだ。。
手伝ってくれない?」
僕達は進級し、今日から3年生。
先輩の気持ちを一旦リセットさせて、今日からまたゼロからのスタートを切る気でいる。
「おっはよぉー!」
「おはよう綾芽!」
「おはよう。」
「相変わらずうっせーな。」
「はぁ?それどういうことよ!」
「2人とも朝から喧嘩しないの!」
「あ、日向、大丈夫?先輩のこと。。」
「一旦リセットしたから、とりあえず大丈夫。」
「そっか。」
「これで心置き無く日向を狙えるな?」
「それ堂々と言うやつじゃないでしょ。」
「確かにw」
「あ、颯太くん!おはよう!」
「あ、おう。」
「ちょっといい?」
「あ、うん。
先行っててくれ。」
「わかったぁ、、
って誰あれ!?」
「僕も知らない。
愛梨菜は?」
「あぁ。あの子、白川 琳(しらかわ りん)さん。
颯太と高校からずーっと同じクラスの子。
ってか昨年一緒だったでしょ。」
「日向の件で頭いっぱいで覚えてない。」
「僕も。」
「人に興味持ちな?」
「え、彼女なの?」
「違うと思うけど...」
「なーんか妬けるなぁ...」
「「え?」」
「それは、男として?女として?」
「んー。。どっちも。」
「日向がどんどん謎めいた人になっていく。。」
「元々だとは口が裂けても言えない。」
【教室 3ーA】
「これってやばいよね。」
「うん。」
「まさか、、
颯太と白川さんだけ別れるなんて。」
「日向、主人公交代すんの?」
「しないよ!僕の話なんだから!!辞めて?」
「そーだよね。。」
「だし、なんか仲良さそうっていうか...」
「でも、颯太は日向のことが好きなんだから向こうに移ることはないんじゃない?」
「わかんないよ?」
「当の本人から信じて貰えてない事実。」
「え、どこ行くの?」
「颯太のクラス。」
「「なんで?」」
「いいから2人も来て!」
【教室 3-B】
「これは...」
「ラブラブなのでは?」
「展開的に危機なのでは?」
「ねぇ日向、もしかして嫉妬してる?」
「そんなわけないじゃん。」
「そんなわけないじゃんって表情じゃないよ?」
「颯太にベタベタと...」
「確信出たね。」
【屋上】
「まさか、、お昼も2人で?」
「現状3人ですもんね~。。」
「今電話中。」
「仕事はやすぎん?」
【教室 3-A】
「へぇー!そうなんだ~!」
「そうそうwあ、ごめん電話。。」
「もしもし?」
「今どこ?キャバクラ楽しい?」
「勘良すぎる妻かよ。誰が遊び人じゃボケ。」
「遊び人でしょ!愛する僕らを置いて白川さんとランチって!」
「合ってんな...
悪いが今日はこっちで食べる。じゃなっ。」
「はぁっ!切った!?もぅ!」
「完全に恋する乙女。」
「颯太は一体どういうつもりなんでしょーか。」
「あ、卵焼きちょうだい!」
「あ、じゃあうち唐揚げ欲しい~」
「交換~」
わからなかった。何を考えているんだろう。
彼女のことが好きにでもなったのだろうか。
「美味しかった~!」
「じゃあ戻ろっか。」
「あ、ごめん。僕トイレ行ってくるから先戻ってて!」
「「わかった~」」
「ふぅ~。」
「あの、、
有川 日向くんだよね?」
「白川、、琳。。」
「私の名前覚えててくれたんだね!嬉しいw
君って颯太と仲良いんだよね?」
「え?そりゃ、幼馴染だし、それなりには。。」
「じゃあ丁度いい!
私ね?颯太のこと好きなんだ。。
手伝ってくれない?」
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