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第四章 ラブコメって言ったら学園じゃね…
第510話 夢の舞台、バトルフィールド (3)
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"カツン、カツン、カツン"
彼はずっとこの時を待っていた。
"カツン、カツン、カツン"
形骸化し、忖度劇場と化したかつての戦場。
その地との決別をした今、彼は新たな戦場を求めていた。
"カツン、カツン、ブワッ"
広がるフィールド、漂う闘争の気配。かつて求め、遂に手に入れることが出来なかった。あの熱く激しい戦いの先にある景色。
"フワッ"
風の悪戯に、亜麻色の髪が柔らかく揺れる。
「お久しぶりです、新庄選手。」
「覚えていてくれたんですね、ありがとうございます、"hiroshi"君。」
「世界陸上女子二百メートル銀メダル、おめでとうございます。今日は期待しても?」
「えぇ、私達三人はあの激闘の後にメダルを取った言わば逃走王世代。"hiroshi"君が何を求めているのか、そして私達に何が出来るのか。よくよく熟考した上での答えが"One on One"の選択です。各々の全力の五分間、じっくりと御堪能下さい。」
見詰め合い、深い笑みを浮かべる二人。多くの言葉はいらない、これから全身で語り合うのだから。
「”挑戦者よ、対戦形式はどちらを選ぶ。”」
「捕縛・逃走・捕縛でお願いします。」
「”その願い、叶えよう。いざ、闘争の始まりだ!”」
”さぁ、始まりました第三回戦。第二回戦に引き続きバトルフィールドでの戦いとなります。
本条さん、先ほどの衝撃からは回復されましたでしょうか?”
”はい、先ほどは取り乱してしまい申し訳ありませんでした。
この競技は所謂一対一の鬼ごっこ、各選手の鬼ごっこに対する理解、適正が試されるある意味究極の鬼ごっこと言えるのではないでしょうか。各挑戦者の持ち時間も五分間と短く、スタミナよりも瞬発力や反射神経が試される内容であると言えます。しかし五分間の全力疾走は当然ながら相当なスタミナも要求されるもの、挑戦者及び"hiroshi"君のポテンシャルがどれ程のものかが注目される所ですね。”
”挑戦者一人目は世界陸上女子百メートルハードル銀メダリスト、久住和子選手です。本条さんは久住選手の事はご存知でしょうか?”
”はい、久住選手はこの二年で急激に成績が伸びた選手ですね。特に大会での粘り強さ、精神力の強さに定評があります。ここはかなり良い勝負を見せてくれるのではないでしょうか。”
フィールド上では、今二人の人物が互いを見据えている。
"Ready, Set."
高鳴る鼓動、互いの緊張がある種独特の空間を作り出す。
これまで培った技術、能力、その全てをこの五分間に賭ける。
"GO!!"
"バッ"
跳ねる様に逃げ出す"hiroshi"、その背後にピッタリと張り付き決して獲物を逃がさない久住和子。
"バッバッバッ、スタンスタン、バッバッ"
設置された障害物を巧みに使い、逃げる逃げる逃げる。しかし久住和子も決して負けてはいない、その背中を捉えて離さない。
"タタタタタタタタッ"
"スタンスタンスタンスタン"
目まぐるしく走り抜ける両者、瞬き一つの隙も許されない。
"ビーーッ"
"ブファ、ゼーッ、ゼーッ、ゼーッ"
「なんとか逃げ切れましたね。久住選手、ありがとう。またやりましょう。」(ニカッ)
汗を拭い、手を差し出す"hiroshi"。
「ゼーッ、ゼーッ、ゼーッ、はい、次こそは打ち倒して見せます。」
両者は固い握手を交わし、互いの健闘を称えた。
「フゥーッ、よし、”次の挑戦者よ、参るがいい。”」
” "hiroshi"君との固い握手、交わし合う熱い視線。アーッ羨ましい!
私もあのフィールドで"hiroshi"君と熱い勝負を繰り広げたいです!"
"東野アナウンサー、落ち着いて下さい。彼女達はメダリストですから、"hiroshi"君と熱い勝負を繰り広げるにはそれなりのポテンシャルが要求されますから。"
"大変失礼致しました。余りの羨ましさについ我を忘れてしまい申し訳ありませんでした。引き続きまして挑戦者の二人目は、世界陸上女子百メートルで我が国初の銅メダルに輝きました伊達弘美選手です。伊達選手はあの男子二百メートルの最速王、伊達一馬選手の妹さんに当たります。兄妹揃ってのメダリストとは凄いですね。本条さんは伊達選手について何かご存知でしょうか?"
"はい、彼女は私の所属する皇スポーツクラブの後輩に当たります。彼女もここ二年で急激に伸びを見せた者の一人ですね。今回参加されたチームメダリストは皆ここ二年で成績を伸ばしたもの達です。彼女達にはある共通点があるんですよ、皆第二回逃走王に出演していると言う点です。彼女達の事を陸上業界では"逃走王世代"と呼んでいます。"
"なるほど、あの伝説の一戦が多くの選手を変えたと言う事でしょうか。
さぁ、次の勝負が始まります、"hiroshi"君の捕縛者姿は見逃す事が出来ません。"
"Ready, Set."
不敵に笑う両者、踊ろう、戦いのワルツを。
"GO!!"
"ダッ、ダダダダダダ、タンッタンッ、バッ、ガシッ"
"ビーーーッ"
"終了ーっ、速い、速いぞ高宮ひろし。なんだあの速さは、まさかの百メートルメダリストを瞬殺、この結末を誰が予想したのか~!本条さん、これは一体どう言う事でしょうか?"
"これは陸上競技と鬼ごっこの違いと言っていいのではないでしょうか、特に伊達選手は百メートルの申し子、横への変化には若干の不得手感があった様に思われます。その僅かな隙を彼は見逃さなかったのでしょう。時間的には短く思われるでしょうが、相当な高レベルの戦いであったと思われます。"
"なるほど、正に真剣による命懸けの勝負、僅かな隙も見逃さない戦いであった模様です。"
「伊達選手、貴女との差は鬼ごっこ競技者としての僅かなアドバンテージを生かせたから。次は全く予想出来ません、それほどに貴女の走りは素晴らしかった。
またやりましょう、熱い勝負を。」
交わされた握手には互いに戦ったからこそ分かる言外のメッセージが込められていた。"次に勝つのは自分である"と。
”いよいよ挑戦者も最後となります。現在挑戦者サイドは二連敗、すでに勝利はなくなっておりますがここは一矢報いたいところ!
挑戦者三人目は新庄好美選手、世界陸上女子二百メートルの銀メダリスト、その速さは折り紙つきだ!
本条さん、新庄選手は本条さんの先輩に当たる方と伺っていますが。”
”はい、大学の先輩になります。新庄先輩には本当に多くの事を指導して頂きました。一時期は伸び悩みに苦しんでいたのですが、やはり逃走王をきっかけに躍進されて私も大変喜んでいます。新庄先輩は第二回逃走王の戦いで"hiroshi"君に土を着けた人物です。あれから"hiroshi"君もそうですが新庄先輩も相当にレベルを上げています。今回の戦いがどうなるのか、大変楽しみです。”
”今両者が開始位置に着きました。バトルフィールドラスト勝負、いよいよスタートです。”
「新庄選手、貴女からの敗北から二年、俺も成長したと思います。今日はこれまでの人生の全てを賭けて、貴女に挑ませて貰います。」
「"hiroshi"君、これ迄の試合、大変素晴らしかったです。私の方こそチャレンジャーのつもりで挑ませて貰いますよ。」
見詰め合う二人、心は凪いでいる。
既に戦いは始まっているのだ。
「「いざ、勝負!!」」
彼はずっとこの時を待っていた。
"カツン、カツン、カツン"
形骸化し、忖度劇場と化したかつての戦場。
その地との決別をした今、彼は新たな戦場を求めていた。
"カツン、カツン、ブワッ"
広がるフィールド、漂う闘争の気配。かつて求め、遂に手に入れることが出来なかった。あの熱く激しい戦いの先にある景色。
"フワッ"
風の悪戯に、亜麻色の髪が柔らかく揺れる。
「お久しぶりです、新庄選手。」
「覚えていてくれたんですね、ありがとうございます、"hiroshi"君。」
「世界陸上女子二百メートル銀メダル、おめでとうございます。今日は期待しても?」
「えぇ、私達三人はあの激闘の後にメダルを取った言わば逃走王世代。"hiroshi"君が何を求めているのか、そして私達に何が出来るのか。よくよく熟考した上での答えが"One on One"の選択です。各々の全力の五分間、じっくりと御堪能下さい。」
見詰め合い、深い笑みを浮かべる二人。多くの言葉はいらない、これから全身で語り合うのだから。
「”挑戦者よ、対戦形式はどちらを選ぶ。”」
「捕縛・逃走・捕縛でお願いします。」
「”その願い、叶えよう。いざ、闘争の始まりだ!”」
”さぁ、始まりました第三回戦。第二回戦に引き続きバトルフィールドでの戦いとなります。
本条さん、先ほどの衝撃からは回復されましたでしょうか?”
”はい、先ほどは取り乱してしまい申し訳ありませんでした。
この競技は所謂一対一の鬼ごっこ、各選手の鬼ごっこに対する理解、適正が試されるある意味究極の鬼ごっこと言えるのではないでしょうか。各挑戦者の持ち時間も五分間と短く、スタミナよりも瞬発力や反射神経が試される内容であると言えます。しかし五分間の全力疾走は当然ながら相当なスタミナも要求されるもの、挑戦者及び"hiroshi"君のポテンシャルがどれ程のものかが注目される所ですね。”
”挑戦者一人目は世界陸上女子百メートルハードル銀メダリスト、久住和子選手です。本条さんは久住選手の事はご存知でしょうか?”
”はい、久住選手はこの二年で急激に成績が伸びた選手ですね。特に大会での粘り強さ、精神力の強さに定評があります。ここはかなり良い勝負を見せてくれるのではないでしょうか。”
フィールド上では、今二人の人物が互いを見据えている。
"Ready, Set."
高鳴る鼓動、互いの緊張がある種独特の空間を作り出す。
これまで培った技術、能力、その全てをこの五分間に賭ける。
"GO!!"
"バッ"
跳ねる様に逃げ出す"hiroshi"、その背後にピッタリと張り付き決して獲物を逃がさない久住和子。
"バッバッバッ、スタンスタン、バッバッ"
設置された障害物を巧みに使い、逃げる逃げる逃げる。しかし久住和子も決して負けてはいない、その背中を捉えて離さない。
"タタタタタタタタッ"
"スタンスタンスタンスタン"
目まぐるしく走り抜ける両者、瞬き一つの隙も許されない。
"ビーーッ"
"ブファ、ゼーッ、ゼーッ、ゼーッ"
「なんとか逃げ切れましたね。久住選手、ありがとう。またやりましょう。」(ニカッ)
汗を拭い、手を差し出す"hiroshi"。
「ゼーッ、ゼーッ、ゼーッ、はい、次こそは打ち倒して見せます。」
両者は固い握手を交わし、互いの健闘を称えた。
「フゥーッ、よし、”次の挑戦者よ、参るがいい。”」
” "hiroshi"君との固い握手、交わし合う熱い視線。アーッ羨ましい!
私もあのフィールドで"hiroshi"君と熱い勝負を繰り広げたいです!"
"東野アナウンサー、落ち着いて下さい。彼女達はメダリストですから、"hiroshi"君と熱い勝負を繰り広げるにはそれなりのポテンシャルが要求されますから。"
"大変失礼致しました。余りの羨ましさについ我を忘れてしまい申し訳ありませんでした。引き続きまして挑戦者の二人目は、世界陸上女子百メートルで我が国初の銅メダルに輝きました伊達弘美選手です。伊達選手はあの男子二百メートルの最速王、伊達一馬選手の妹さんに当たります。兄妹揃ってのメダリストとは凄いですね。本条さんは伊達選手について何かご存知でしょうか?"
"はい、彼女は私の所属する皇スポーツクラブの後輩に当たります。彼女もここ二年で急激に伸びを見せた者の一人ですね。今回参加されたチームメダリストは皆ここ二年で成績を伸ばしたもの達です。彼女達にはある共通点があるんですよ、皆第二回逃走王に出演していると言う点です。彼女達の事を陸上業界では"逃走王世代"と呼んでいます。"
"なるほど、あの伝説の一戦が多くの選手を変えたと言う事でしょうか。
さぁ、次の勝負が始まります、"hiroshi"君の捕縛者姿は見逃す事が出来ません。"
"Ready, Set."
不敵に笑う両者、踊ろう、戦いのワルツを。
"GO!!"
"ダッ、ダダダダダダ、タンッタンッ、バッ、ガシッ"
"ビーーーッ"
"終了ーっ、速い、速いぞ高宮ひろし。なんだあの速さは、まさかの百メートルメダリストを瞬殺、この結末を誰が予想したのか~!本条さん、これは一体どう言う事でしょうか?"
"これは陸上競技と鬼ごっこの違いと言っていいのではないでしょうか、特に伊達選手は百メートルの申し子、横への変化には若干の不得手感があった様に思われます。その僅かな隙を彼は見逃さなかったのでしょう。時間的には短く思われるでしょうが、相当な高レベルの戦いであったと思われます。"
"なるほど、正に真剣による命懸けの勝負、僅かな隙も見逃さない戦いであった模様です。"
「伊達選手、貴女との差は鬼ごっこ競技者としての僅かなアドバンテージを生かせたから。次は全く予想出来ません、それほどに貴女の走りは素晴らしかった。
またやりましょう、熱い勝負を。」
交わされた握手には互いに戦ったからこそ分かる言外のメッセージが込められていた。"次に勝つのは自分である"と。
”いよいよ挑戦者も最後となります。現在挑戦者サイドは二連敗、すでに勝利はなくなっておりますがここは一矢報いたいところ!
挑戦者三人目は新庄好美選手、世界陸上女子二百メートルの銀メダリスト、その速さは折り紙つきだ!
本条さん、新庄選手は本条さんの先輩に当たる方と伺っていますが。”
”はい、大学の先輩になります。新庄先輩には本当に多くの事を指導して頂きました。一時期は伸び悩みに苦しんでいたのですが、やはり逃走王をきっかけに躍進されて私も大変喜んでいます。新庄先輩は第二回逃走王の戦いで"hiroshi"君に土を着けた人物です。あれから"hiroshi"君もそうですが新庄先輩も相当にレベルを上げています。今回の戦いがどうなるのか、大変楽しみです。”
”今両者が開始位置に着きました。バトルフィールドラスト勝負、いよいよスタートです。”
「新庄選手、貴女からの敗北から二年、俺も成長したと思います。今日はこれまでの人生の全てを賭けて、貴女に挑ませて貰います。」
「"hiroshi"君、これ迄の試合、大変素晴らしかったです。私の方こそチャレンジャーのつもりで挑ませて貰いますよ。」
見詰め合う二人、心は凪いでいる。
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「「いざ、勝負!!」」
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