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第四章 ラブコメって言ったら学園じゃね…
第504話 文化祭、二日目(一般公開)
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本日は文化祭二日目、普段入る事の出来ない私立桜泉学園高等部の門を一般の人間がくぐる事の出来る数少ない機会である。だがそれは学園から配られる特別観覧チケットを持った者のみの特権であり、その辺の人間が気軽に入る事は出来ないのだ。チケット自体にも厳しい偽造対策が施されているため、毎年偽チケットで侵入を試みる者が警備員に捕縛されている始末。
その為このチケットは別名”プラチナチケット”と呼ばれ、それを所有する事がセレブの証であるとも言われている。
”ジュ~ッ、ササッパサッ、トットットットッ、パタン、パタン、パタン”×3
「はい、ご注文の品出来上がりました。配膳をお願いします。」
「「はい、シェフ。」」
今日も只管クレープを焼く、どうも、クレープ職人佐々木大地です。
昨日は不名誉な称号を頂きましたが人の噂も四十九日?八十八夜?十月十日《とつきとうか》?まぁ、そのうち忘れるでしょう。忘れるものと信じたい。
何と言っても今日は一般公開日、生徒一人に配布されるチケットは三枚まで。
足りないじゃん、超困りました。
どうしようか迷っていた時に増山のおっちゃんが順子ちゃんから貰っていたチケットを融通してくれなかったらどうなっていたか、おっちゃんには感謝です。
お礼にワンワンの天然水を渡そうとしたら全力で固辞されたのは残念でしたが、おっちゃんには何かよさげなモノが手に入り次第差し上げる事に致しましょう。
「のっぺり、遊びに来た。」
「佐々木君、いつも英雄ちゃんの事ありがとうね。」
「のっぺり君最近遊びに来てくれないじゃない、たまにはいらっしゃいよ。」
「佐々木様、御無沙汰しております。」
月子さんに英雄ちゃんママに陽子さん、それに西城さんもみんないらっしゃい。木村君の方は良いの?
「英雄君は厳重に警護されている。今は第二回公演が始まっている。この後第三回公演を見に行くつもり。チケットは手に入れてある。」
「そうなのよ、英雄ちゃんったら大人気でしょう?お手洗いに行くにも護衛が付く状態なの。だから軽く挨拶だけして来たって訳。それと佐々木君には月子にチケットを譲ってくれたお礼もあったの、この子ったら私たちに遠慮して英雄ちゃんのチケットを貰おうとしなかったから。皆で来れたのは佐々木君のお陰よ、どうもありがとう。」
「のっぺり君、君にはいつもお世話になっている、本当にありがとう。これからも英雄ちゃんと月子の事をよろしく頼む。」
「佐々木様、本来ならば私はここには来れないと思っていました。本当にありがとうございました。」
止めてくださいよ、皆して。今日は楽しい文化祭なんですから、腕によりをかけて美味しいクレープを焼きますから席に座って待っていてください。
俺は着座を促しクレープ作りに戻るのでした。
「流石のっぺり、私は満足。」
「あら本当、美味しいわ。生地が上手に焼けてるわね~。」
「うん、のっぺり君、君お店出せるよ。これは素人の技じゃないから、旨い旨い。」
「佐々木様、感服いたしました。流石でございます。」
喜んでもらえて何よりです。それで木村君の劇はどうでした?今回は裏切りの騎士団長の役って聞いてるんですが。
「英雄君、かっこよかった。」
「そうそう、悪役なんだけど何か筋の通った男と言うか、何か理由があるのではって感じが良かったわ~。」
「悪い男の魅力がいっぱい、色気のある演技が最高、流石は私の英雄ちゃん。」
「皆さんとても素晴らしかったのですが、やはり英雄様の事を見てしまいますね。」(赤ら顔)
さ、さいですか。それはよろしゅうございました。まぁ他にも色んな出し物がありますんで、ゆっくり見て行ってくださいね。
「「「どうもありがとう、ごちそうさまでした。」」」
手を振って見送ると、四人は笑顔で戻って行った。
「ねぇねぇ佐々木君、先ほどの美女集団は一体?」
あぁ、Aクラスの木村君のご家族。木村君とは小学校の頃からの付き合いだからね、彼の家には何度も遊びに行ってるし家族ぐるみの付き合いをさせて貰っているよ。
”流石イケメンのご家族、イケメンの家には美女がゴロゴロ。”
なんか妙な事を言ってますがスルー一択です。
「こんにちは、Saki様。今日はお招きありがとうございます。」
まなみちゃん、いらっしゃい。座って座って。
まなみちゃん甘い物って大丈夫?身体の管理的に駄目な物って有る?
「いえ、私の場合大量摂取でなければ特には。それより済みませんでした。本当ならもっと早くご自宅にお伺いしてご報告がしたかったんですが、なかなかスケジュールが取れなくって。」
それは仕方がないって、三連覇でしょ、マスコミが放っておかないよ~。今や国民的スターだもん、おいそれと遊びになんて来れないって。
「いえ、そんな、私なんか。」
いいからいいから、分かってるから。無理しなくていいから、時間が出来たらおいで。いつでも待ってるから。
「はい、ありがとうございます。」
あんもう、泣かないでよ。今美味しいクレープ焼くから食べて行って。マスターコーヒーよろしくね。
「あぁ、気持ちを込めて入れさせてもらうよ。」(ニッコリ)
"ジュ~ッ、スーッ、ササッパサッ、タッタッタッ、パタン、パタン、パタン"
「お嬢様、苺クレープとコーヒーのセットになります。」
「Saki様・・・。」
座る彼女をそっと抱きしめて背中をポンポンと叩きながら小さく囁く。
”大丈夫、何も心配はいらないよ。疲れたらいつでも俺の所においで。”
「はい、Saki様。」
涙をぬぐった彼女は美味しい美味しいとクレープを食べ、コーヒーをゆっくり飲み干すと笑顔で手を振り戻って行った。
「ねぇねぇ佐々木君、さっきの人って体育祭の時に来ていた本条まなみ選手だよね?世界陸上で三連覇を果たした。」
うん、そうだね。まなみちゃん相当ストレス溜まってたみたいだね。前に友人が同じ様になってたことがあったけど、世界中の注目を浴びるって事は掛かるストレスも半端じゃないのかもしれないね。
「それで込み入った事を聞いて悪いと思うんだけど、何で佐々木君があんなに親しいの?」
あ~、普通はそう思うよね。まなみちゃんとは中学の時からの付き合いなんだよね、よく家にも遊びに来るよ。相談したりされたり、仲は良いんだよね。
「そ、そうなんだ。なんか佐々木君って凄いね。」
そう?自分じゃよく分からないんだけどね。
”ねぇ、なんか佐々木君のお客様って美女ばかりじゃない?”
”昨日と言い今日と言い、やっぱり佐々木君って美女誑しなのよ。”
”いや~ん、私佐々木君に誑し込まれちゃう。”
”アンタは無いから。”
”え~、それって酷くない?ほら、こんな美女、美女誑しが放って置かないって~。”
”いやいやいや。”
なんかえらい言われてますが聞こえない事にしておきましょう。
「大地、遊びに来たよ♪」
「大地君、美味しいクレープ期待してるからね♪」
絵実、香織、いらっしゃい。今席に案内するね。
「「大地、ありがとう♪」」(花の様な微笑み)
「「「・・・・・・」」」
”やっぱり美女誑しじゃん。”
”佐々木大地が複数の美女を侍らせている。”
この情報はレインにより学園中に拡散、再び風見屋風紀委員長の突撃を受ける事になるのだが・・・、この時ののっぺりは知る由もなかった。
その為このチケットは別名”プラチナチケット”と呼ばれ、それを所有する事がセレブの証であるとも言われている。
”ジュ~ッ、ササッパサッ、トットットットッ、パタン、パタン、パタン”×3
「はい、ご注文の品出来上がりました。配膳をお願いします。」
「「はい、シェフ。」」
今日も只管クレープを焼く、どうも、クレープ職人佐々木大地です。
昨日は不名誉な称号を頂きましたが人の噂も四十九日?八十八夜?十月十日《とつきとうか》?まぁ、そのうち忘れるでしょう。忘れるものと信じたい。
何と言っても今日は一般公開日、生徒一人に配布されるチケットは三枚まで。
足りないじゃん、超困りました。
どうしようか迷っていた時に増山のおっちゃんが順子ちゃんから貰っていたチケットを融通してくれなかったらどうなっていたか、おっちゃんには感謝です。
お礼にワンワンの天然水を渡そうとしたら全力で固辞されたのは残念でしたが、おっちゃんには何かよさげなモノが手に入り次第差し上げる事に致しましょう。
「のっぺり、遊びに来た。」
「佐々木君、いつも英雄ちゃんの事ありがとうね。」
「のっぺり君最近遊びに来てくれないじゃない、たまにはいらっしゃいよ。」
「佐々木様、御無沙汰しております。」
月子さんに英雄ちゃんママに陽子さん、それに西城さんもみんないらっしゃい。木村君の方は良いの?
「英雄君は厳重に警護されている。今は第二回公演が始まっている。この後第三回公演を見に行くつもり。チケットは手に入れてある。」
「そうなのよ、英雄ちゃんったら大人気でしょう?お手洗いに行くにも護衛が付く状態なの。だから軽く挨拶だけして来たって訳。それと佐々木君には月子にチケットを譲ってくれたお礼もあったの、この子ったら私たちに遠慮して英雄ちゃんのチケットを貰おうとしなかったから。皆で来れたのは佐々木君のお陰よ、どうもありがとう。」
「のっぺり君、君にはいつもお世話になっている、本当にありがとう。これからも英雄ちゃんと月子の事をよろしく頼む。」
「佐々木様、本来ならば私はここには来れないと思っていました。本当にありがとうございました。」
止めてくださいよ、皆して。今日は楽しい文化祭なんですから、腕によりをかけて美味しいクレープを焼きますから席に座って待っていてください。
俺は着座を促しクレープ作りに戻るのでした。
「流石のっぺり、私は満足。」
「あら本当、美味しいわ。生地が上手に焼けてるわね~。」
「うん、のっぺり君、君お店出せるよ。これは素人の技じゃないから、旨い旨い。」
「佐々木様、感服いたしました。流石でございます。」
喜んでもらえて何よりです。それで木村君の劇はどうでした?今回は裏切りの騎士団長の役って聞いてるんですが。
「英雄君、かっこよかった。」
「そうそう、悪役なんだけど何か筋の通った男と言うか、何か理由があるのではって感じが良かったわ~。」
「悪い男の魅力がいっぱい、色気のある演技が最高、流石は私の英雄ちゃん。」
「皆さんとても素晴らしかったのですが、やはり英雄様の事を見てしまいますね。」(赤ら顔)
さ、さいですか。それはよろしゅうございました。まぁ他にも色んな出し物がありますんで、ゆっくり見て行ってくださいね。
「「「どうもありがとう、ごちそうさまでした。」」」
手を振って見送ると、四人は笑顔で戻って行った。
「ねぇねぇ佐々木君、先ほどの美女集団は一体?」
あぁ、Aクラスの木村君のご家族。木村君とは小学校の頃からの付き合いだからね、彼の家には何度も遊びに行ってるし家族ぐるみの付き合いをさせて貰っているよ。
”流石イケメンのご家族、イケメンの家には美女がゴロゴロ。”
なんか妙な事を言ってますがスルー一択です。
「こんにちは、Saki様。今日はお招きありがとうございます。」
まなみちゃん、いらっしゃい。座って座って。
まなみちゃん甘い物って大丈夫?身体の管理的に駄目な物って有る?
「いえ、私の場合大量摂取でなければ特には。それより済みませんでした。本当ならもっと早くご自宅にお伺いしてご報告がしたかったんですが、なかなかスケジュールが取れなくって。」
それは仕方がないって、三連覇でしょ、マスコミが放っておかないよ~。今や国民的スターだもん、おいそれと遊びになんて来れないって。
「いえ、そんな、私なんか。」
いいからいいから、分かってるから。無理しなくていいから、時間が出来たらおいで。いつでも待ってるから。
「はい、ありがとうございます。」
あんもう、泣かないでよ。今美味しいクレープ焼くから食べて行って。マスターコーヒーよろしくね。
「あぁ、気持ちを込めて入れさせてもらうよ。」(ニッコリ)
"ジュ~ッ、スーッ、ササッパサッ、タッタッタッ、パタン、パタン、パタン"
「お嬢様、苺クレープとコーヒーのセットになります。」
「Saki様・・・。」
座る彼女をそっと抱きしめて背中をポンポンと叩きながら小さく囁く。
”大丈夫、何も心配はいらないよ。疲れたらいつでも俺の所においで。”
「はい、Saki様。」
涙をぬぐった彼女は美味しい美味しいとクレープを食べ、コーヒーをゆっくり飲み干すと笑顔で手を振り戻って行った。
「ねぇねぇ佐々木君、さっきの人って体育祭の時に来ていた本条まなみ選手だよね?世界陸上で三連覇を果たした。」
うん、そうだね。まなみちゃん相当ストレス溜まってたみたいだね。前に友人が同じ様になってたことがあったけど、世界中の注目を浴びるって事は掛かるストレスも半端じゃないのかもしれないね。
「それで込み入った事を聞いて悪いと思うんだけど、何で佐々木君があんなに親しいの?」
あ~、普通はそう思うよね。まなみちゃんとは中学の時からの付き合いなんだよね、よく家にも遊びに来るよ。相談したりされたり、仲は良いんだよね。
「そ、そうなんだ。なんか佐々木君って凄いね。」
そう?自分じゃよく分からないんだけどね。
”ねぇ、なんか佐々木君のお客様って美女ばかりじゃない?”
”昨日と言い今日と言い、やっぱり佐々木君って美女誑しなのよ。”
”いや~ん、私佐々木君に誑し込まれちゃう。”
”アンタは無いから。”
”え~、それって酷くない?ほら、こんな美女、美女誑しが放って置かないって~。”
”いやいやいや。”
なんかえらい言われてますが聞こえない事にしておきましょう。
「大地、遊びに来たよ♪」
「大地君、美味しいクレープ期待してるからね♪」
絵実、香織、いらっしゃい。今席に案内するね。
「「大地、ありがとう♪」」(花の様な微笑み)
「「「・・・・・・」」」
”やっぱり美女誑しじゃん。”
”佐々木大地が複数の美女を侍らせている。”
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