400 / 525
第四章 ラブコメって言ったら学園じゃね…
第392話 お昼休みの出来事
しおりを挟む
天から注ぐ温かい日差し、木々を吹き抜ける爽やかな風。
五月、それは新緑の季節。
その陽気に誘われて、学園生徒はお昼ともなれば校庭や中庭に繰り出します。
斯く言う私も陽気に誘われた一人。ノエルお手製のお弁当を片手に芝生の綺麗な中庭へと繰り出した男、どうも、最近だらけてないかと言われその通りだな~とつくづく実感するのっぺり佐々木です。
枕詞が長い?そうですか?タレントとしてそいつはまずいですね。今度北川さんに相談してみます。
俺は一人ベンチに腰掛けお弁当を広げる。うん、いつ見てもノエルのお弁当はおいしそうだ。アスパラガスのベーコン巻きって楊枝が邪魔って思ってたけど、かわいいキャラクターの付いたブラスチック製のものだと見栄えもいいのね。青物ってレタスとサニーレタスどっちが人気なんだろう。食べやすさならサニーレタスだけどレタスのシャキシャキ感も捨てがたい。
で、本日のメイン”豚の角煮”。お弁当用にあんかけ風にしてあるのがみそ、ご飯との相性抜群でしょう~♪
にしてもこの学校って本当、学園モノのラノベに出てくる学校みたい。イケメンがわらわらいて可愛い制服着た女子生徒がいて。乙女ゲームに転生して逆ハーレム築いちゃう奴。
こんなに綺麗な芝生の中庭なんて、普通の学校にはないからね?少なくとも公立にはなかったな~。(遠い目)
「お前との婚約を破棄する!!」
”!?えぇ~~~~!”
行き成りの展開に箸が止まる。待て待て待て、婚約破棄ってあの婚約破棄だよね?
えっ、こんなの実際あるの?しかもこんな学園の中庭で?マジでゲームの世界じゃないだろうな、やめてくれよな、おい。
「お前が彼女に行った数々の嫌がらせ、バレないとでも思ったのか。もうお前にはほとほと愛想が尽きた。どこへなりとも行くがいい。」
崩れ落ちる女子生徒。その前には目と目を合わせ仲睦まじい姿を見せる男女。
二人は笑顔で去っていく。残されたのはただ己の行動を悔いるように悲しみに沈む女子生徒ただ一人であった。
「”カット“、いかがでしたか?十分堪能していただけましたか?」
物陰からわらわら集まる別の集団。彼女らは皆腕にスタッフと書かれた腕章をつけている。
「はい、婚約破棄されて捨てられる女、凄くゾクゾクしました。ありがとうございました。こちら御約束の品です。」
「はい、確かに頂きました。編集したVTRは後程お渡しいたしますのでお待ちいただければと思います。この度は我が演劇部をご利用いただきありがとうございました。」
「「「ありがとうございました。」」」
”パチパチパチパチ“
何故か鳴り始める拍手。あ、さっきの男女が戻ってきて女子生徒と握手している。
これって一体何?
「あれ、大地君、今日はお外でお昼かな?そう言う時はお姉さんも誘ってっていつも言ってるじゃない。最近レインの返事もそっけないし、お姉さん寂しいぞ?」
”ここ良いかしら?”とベンチの開いているスペースに座る女子生徒。って風子さんどうしてここに。
「ん?お昼休みの見回りだけど?何か人が集まってる様だったから見に来たんだけど、演劇部が”公演”をやってたのね。どう?びっくりしたでしょう。」
隣に座ってどや顔の風子さん。それよりも俺には先ほどのハプニングバーのような光景の方が気になって仕方がない。ここは素直に先輩に教えを乞う事にした。
はい、行き成りだったんでめちゃくちゃビックリしました。あれ一体何だったんですか?
「あれはね、何年か前に流行ったドラマの再現なの。小説や漫画、ゲームでも目茶苦茶使われてるシチュエーションで、女の子の中では憧れのワンシーンなの。それに目を付けた当時の演劇部部長が校長先生に直談判して、演劇部が依頼を受ける形で”公演”として行う事になったのよ。
これがなかなか好評でね?新たに選ばれる側、捨てられる側、どちらもかなり依頼があるそうよ。男子生徒もノリノリで参加していて、演劇部からの依頼を断る事は少ないって聞いているわ。
学園側も生徒の息抜きになるならと許可しているみたい。こんなこと他所では経験できないしね。」
うん、確かに無理だわ。漫画の様なこてこての学園、夢のような超イケメン。条件揃いまくってたのね、当時の演劇部部長超敏腕。
「分かった?この学園には他にも面白い話や不思議な話があるから何でもお姉さんに聞くんだぞ?」
そう言い人の頭を撫でる風子さん。俺って完全にダメ男的にロックオンされてないかい?
「あ、委員長がまた不審者に誑かされています。風紀委員全員集合、委員長をお助けしろ。のっぺり顔、貴様風見屋委員長を誑かすとは何事だ、教育してやる。お縄につけ~!」
げ、風紀委員副委員長、あの人前も俺の事追い掛けて来てたじゃん。風見屋風紀委員長大好きっ子はしつこいんだよな~。
俺は急ぎお弁当を片付け、脱出を図る。
「それではお嬢様、私はこの辺で失礼いたします。午後の授業も頑張ってください。」
一礼し走り去る俺。後方から”あ~ん、大地く~ん”とか”逃げるなこの女誑し”とか聞こえるが知った事ではありません。
この逃走王、捕らえられるものならやってみるがいい!
(side:Gクラス女子)
「ねぇ、あのベンチでいちゃついてるの、のっぺりじゃない?」
Gクラスの廊下側の窓からは中庭の綺麗な芝生の庭が見える。そしてそこのベンチには特徴のない顔をした男子生徒が座っており、隣に寄り添うように座る綺麗な女子生徒の先輩に頭を撫でられていた。
「「「なんだと!のっぺりのくせに生意気な~!」」」
大会で好成績を出して奴にガッツリ奢らせてやる!!
Gクラス女子生徒の気持ちが一つになった瞬間であった。
彼女達の向上心がこれまでにない記録や結果を生み出す事、そして自身の懐具合が悲惨な状態になる事を、この時ののっぺりはまだ知らない。
五月、それは新緑の季節。
その陽気に誘われて、学園生徒はお昼ともなれば校庭や中庭に繰り出します。
斯く言う私も陽気に誘われた一人。ノエルお手製のお弁当を片手に芝生の綺麗な中庭へと繰り出した男、どうも、最近だらけてないかと言われその通りだな~とつくづく実感するのっぺり佐々木です。
枕詞が長い?そうですか?タレントとしてそいつはまずいですね。今度北川さんに相談してみます。
俺は一人ベンチに腰掛けお弁当を広げる。うん、いつ見てもノエルのお弁当はおいしそうだ。アスパラガスのベーコン巻きって楊枝が邪魔って思ってたけど、かわいいキャラクターの付いたブラスチック製のものだと見栄えもいいのね。青物ってレタスとサニーレタスどっちが人気なんだろう。食べやすさならサニーレタスだけどレタスのシャキシャキ感も捨てがたい。
で、本日のメイン”豚の角煮”。お弁当用にあんかけ風にしてあるのがみそ、ご飯との相性抜群でしょう~♪
にしてもこの学校って本当、学園モノのラノベに出てくる学校みたい。イケメンがわらわらいて可愛い制服着た女子生徒がいて。乙女ゲームに転生して逆ハーレム築いちゃう奴。
こんなに綺麗な芝生の中庭なんて、普通の学校にはないからね?少なくとも公立にはなかったな~。(遠い目)
「お前との婚約を破棄する!!」
”!?えぇ~~~~!”
行き成りの展開に箸が止まる。待て待て待て、婚約破棄ってあの婚約破棄だよね?
えっ、こんなの実際あるの?しかもこんな学園の中庭で?マジでゲームの世界じゃないだろうな、やめてくれよな、おい。
「お前が彼女に行った数々の嫌がらせ、バレないとでも思ったのか。もうお前にはほとほと愛想が尽きた。どこへなりとも行くがいい。」
崩れ落ちる女子生徒。その前には目と目を合わせ仲睦まじい姿を見せる男女。
二人は笑顔で去っていく。残されたのはただ己の行動を悔いるように悲しみに沈む女子生徒ただ一人であった。
「”カット“、いかがでしたか?十分堪能していただけましたか?」
物陰からわらわら集まる別の集団。彼女らは皆腕にスタッフと書かれた腕章をつけている。
「はい、婚約破棄されて捨てられる女、凄くゾクゾクしました。ありがとうございました。こちら御約束の品です。」
「はい、確かに頂きました。編集したVTRは後程お渡しいたしますのでお待ちいただければと思います。この度は我が演劇部をご利用いただきありがとうございました。」
「「「ありがとうございました。」」」
”パチパチパチパチ“
何故か鳴り始める拍手。あ、さっきの男女が戻ってきて女子生徒と握手している。
これって一体何?
「あれ、大地君、今日はお外でお昼かな?そう言う時はお姉さんも誘ってっていつも言ってるじゃない。最近レインの返事もそっけないし、お姉さん寂しいぞ?」
”ここ良いかしら?”とベンチの開いているスペースに座る女子生徒。って風子さんどうしてここに。
「ん?お昼休みの見回りだけど?何か人が集まってる様だったから見に来たんだけど、演劇部が”公演”をやってたのね。どう?びっくりしたでしょう。」
隣に座ってどや顔の風子さん。それよりも俺には先ほどのハプニングバーのような光景の方が気になって仕方がない。ここは素直に先輩に教えを乞う事にした。
はい、行き成りだったんでめちゃくちゃビックリしました。あれ一体何だったんですか?
「あれはね、何年か前に流行ったドラマの再現なの。小説や漫画、ゲームでも目茶苦茶使われてるシチュエーションで、女の子の中では憧れのワンシーンなの。それに目を付けた当時の演劇部部長が校長先生に直談判して、演劇部が依頼を受ける形で”公演”として行う事になったのよ。
これがなかなか好評でね?新たに選ばれる側、捨てられる側、どちらもかなり依頼があるそうよ。男子生徒もノリノリで参加していて、演劇部からの依頼を断る事は少ないって聞いているわ。
学園側も生徒の息抜きになるならと許可しているみたい。こんなこと他所では経験できないしね。」
うん、確かに無理だわ。漫画の様なこてこての学園、夢のような超イケメン。条件揃いまくってたのね、当時の演劇部部長超敏腕。
「分かった?この学園には他にも面白い話や不思議な話があるから何でもお姉さんに聞くんだぞ?」
そう言い人の頭を撫でる風子さん。俺って完全にダメ男的にロックオンされてないかい?
「あ、委員長がまた不審者に誑かされています。風紀委員全員集合、委員長をお助けしろ。のっぺり顔、貴様風見屋委員長を誑かすとは何事だ、教育してやる。お縄につけ~!」
げ、風紀委員副委員長、あの人前も俺の事追い掛けて来てたじゃん。風見屋風紀委員長大好きっ子はしつこいんだよな~。
俺は急ぎお弁当を片付け、脱出を図る。
「それではお嬢様、私はこの辺で失礼いたします。午後の授業も頑張ってください。」
一礼し走り去る俺。後方から”あ~ん、大地く~ん”とか”逃げるなこの女誑し”とか聞こえるが知った事ではありません。
この逃走王、捕らえられるものならやってみるがいい!
(side:Gクラス女子)
「ねぇ、あのベンチでいちゃついてるの、のっぺりじゃない?」
Gクラスの廊下側の窓からは中庭の綺麗な芝生の庭が見える。そしてそこのベンチには特徴のない顔をした男子生徒が座っており、隣に寄り添うように座る綺麗な女子生徒の先輩に頭を撫でられていた。
「「「なんだと!のっぺりのくせに生意気な~!」」」
大会で好成績を出して奴にガッツリ奢らせてやる!!
Gクラス女子生徒の気持ちが一つになった瞬間であった。
彼女達の向上心がこれまでにない記録や結果を生み出す事、そして自身の懐具合が悲惨な状態になる事を、この時ののっぺりはまだ知らない。
0
お気に入りに追加
57
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。

S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
ゲート0 -zero- 自衛隊 銀座にて、斯く戦えり
柳内たくみ
ファンタジー
20XX年、うだるような暑さの8月某日――
東京・銀座四丁目交差点中央に、突如巨大な『門(ゲート)』が現れた。
中からなだれ込んできたのは、見目醜悪な怪異の群れ、そして剣や弓を携えた謎の軍勢。
彼らは何の躊躇いもなく、奇声と雄叫びを上げながら、そこで戸惑う人々を殺戮しはじめる。
無慈悲で凄惨な殺戮劇によって、瞬く間に血の海と化した銀座。
政府も警察もマスコミも、誰もがこの状況になすすべもなく混乱するばかりだった。
「皇居だ! 皇居に逃げるんだ!」
ただ、一人を除いて――
これは、たまたま現場に居合わせたオタク自衛官が、
たまたま人々を救い出し、たまたま英雄になっちゃうまでを描いた、7日間の壮絶な物語。

俺が異世界帰りだと会社の後輩にバレた後の話
猫野 ジム
ファンタジー
会社員(25歳・男)は異世界帰り。現代に帰って来ても魔法が使えるままだった。
バレないようにこっそり使っていたけど、後輩の女性社員にバレてしまった。なぜなら彼女も異世界から帰って来ていて、魔法が使われたことを察知できるから。
『異世界帰り』という共通点があることが分かった二人は後輩からの誘いで仕事終わりに食事をすることに。職場以外で会うのは初めてだった。果たしてどうなるのか?
※ダンジョンやバトルは無く、現代ラブコメに少しだけファンタジー要素が入った作品です
※カクヨム・小説家になろうでも公開しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる