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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第306話 初詣は合格祈願 (2)
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湯島天神のお詣りは無事終える事が出来た。途中例の怪しい巫女服集団ともすれ違ったが、何が起きる事も誰かが注目される事もなく通り過ぎていった。
「じゃあ、佐々木君、休み明けの学校でね。」
西山君、体調管理だけは気を付けてね。みっちゃんくみちゃんもあまり気負わず、着実にね。
「うん、ありがとう。絵実も頑張ろうね。それじゃまた学校でね。」
帰って行く西山君たち。頑張れよ、若人。
絵実はうちに来るって事で良いんだよね。
「うん、お母さんには佐々木君の家に寄るって言ってあるから。」
そっか、なら良かった。
俺たちは他愛ない会話を楽しみながら家に戻るのだった。
「ただいま~。」
玄関先にはノエルがおり、俺たちの帰りを出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ。Saki様、絵実様、それとこちらはお客様でしょうか?」
うん、湯島天神で知り合ってね。訳ありみたいだから連れて来ちゃった。
「はぁ~、相変わらずでございますね。
ではリビングにてお茶をお出しします。ごゆるりとおくつろぎください。」
あ、ノエル、彼女に何か食べるもの持って来て、昨日の残りがまだたくさん有ったでしょ?
「畏まりました。どうぞこちらへ。」
「ねぇ、佐々木君。何か話しが見えないんだけど。」
俺たちはリビングで座卓を囲み腰を下ろし、お茶を飲みくつろいでいた。
用意された湯飲みは三人分、俺と絵実の前には軽く摘まめるもの、もう一つの湯飲みの前にはピザや唐揚げ、親子丼等々。
絵実の目の前で次々と消えて行く料理の数々。
「ねぇ、佐々木君。何がどうなってるのか説明してくれるよね?」
驚きから上目遣いで目を潤ませる絵実、超可愛いんですけど。この子俺の彼女なんだよね、"グハッ"、破壊力半端ないわ。
しょうがないな~。
俺は目を瞑り合掌のポーズをとる。
"はい!"
合図と共に柏手を"パンッ"と一回。
ね、分かった?
目を見開く絵実ちゃん。その視線の先には先ほどから親子丼にかぶり付く巫女服姿の女性が写っていた。
「お~い、若~。マリ子カートやろうぜ~。あれから増山さんたちと練習したんだ。今日こそは勝つ!
ってそこにいるのは道子じゃん。
ブファ、あんた何巫女服何か着てんのさ、あの道子が巫女って、アハハハ、勘弁してお腹痛い、アハハハハ。」
「ブフォ、あんた葛の葉、なんであんたがこんな所にいるのよ!あんたの住み処は古都じゃない。なんでこんなところまで出歩いて来てるのよ、縛りはどうしたのよ縛りは。」
顔中にご飯粒を付けながら葛の葉と談笑する巫女さん。
もしかして今朝葛の葉の話してたのって湯島天神にお勤めの旧友の話だったの?名前も道子って叫んでたし。自分がお祀りする神様と同性同名って、親御さんもビックリだわ。
菅原さんってその辺に有りそうな名字だし、道子なんてありふれた名前。そりゃそういう事もあるわ。
でもレディースから巫女への転身、凄い人生ドラマがあったんだろうな~。
「そんで仕事がキツ過ぎて逃げ出したと。」
「ブラック所の話しじゃないんだよ?私何日寝ないで仕事すれば良いのよ、死なないからって精神は磨耗するっての。」
「アハハハ、あんたの仕事、この時期が書き入れ時じゃない。諦めて仕事したら?夏場にもっと量産しとけば良かったのに。」
「星回りの関係があるのよ、分かってるのよ、私がやらなきゃいけないって事は。でも一日くらい休みをちょうだいよ~。」
「で、逃げて来たと。まぁ、ゆっくりして行きなって。若~、良いだろ?」
葛の葉の旧友だったとはね、新年早々何があるか分からないね。まぁ、そう言う事ならゆっくりして行ってください。
絵実ちゃんそう言う事らしいよ、って聞いてる?
「あ、うん、理解した。考えちゃ駄目なんだね、了解了解。」
おぉ~、絵実がついにその領域に。成長したな~。
"これって成長なんだろうか。"こめかみを抑え、自身に整理をつける絵実なのでありました。
「いや~、飲んだり食べたり最高だったわ。若様本当にありがとうね。」
身も心もリフレッシュしたのかボサボサ髪もサラサラに、目の下の隈もすっかり改善し神々しさすら漂わせる菅原さん。
「送って行くかい?あんたの事だからここがどこか分かってないだろ?」
「大丈夫、迎えに来て貰うから。」
菅原さんは懐からスマホを取り出しどこかへ連絡を入れた。
「へぇ~、あんたがスマホ、イメージ合わないわ~。」
「スマホは便利なのよ?今の道具は本当に便利よね~。操作も難しくないし、いまこっちの業界でも流行ってるんだから。」
"ピンポン~"
「Saki様、どうやらお迎えの方々がいらしたようです。」
玄関先には例のサングラスを掛けた巫女さんがズラリ。
「よし、帰ったらまた仕事だ、頑張るぞ!若様、あっちに来たら寄ってね、歓迎するわ。
あとあなた、絵実ちゃんって言ったかしら?あなたの努力は必ず報われます。余計な事は考えちゃ駄目、真っ直ぐ頑張って。
皆さん本当にお世話になりました。この恩はいずれまた。
貴女たち、お迎えありがとう。すぐに戻りましょう。」
菅原さんは怪しい巫女さんたちに囲まれて帰って行った。
後日我が家に五人分のお守りが届けられた。増山のおっちゃん曰く、特に霊験あらたかな品との事。
確かおっちゃんの所の順子ちゃんも受験生だったよね?貰い物で悪いけど、これ一つあげるね。
おっちゃんは酷く恐縮してたけど、こう言う物は必要な人が持つのが一番なのさ。
頑張れ、受験生。
俺はみんなの努力が報われます様にと只祈るのであった。
「じゃあ、佐々木君、休み明けの学校でね。」
西山君、体調管理だけは気を付けてね。みっちゃんくみちゃんもあまり気負わず、着実にね。
「うん、ありがとう。絵実も頑張ろうね。それじゃまた学校でね。」
帰って行く西山君たち。頑張れよ、若人。
絵実はうちに来るって事で良いんだよね。
「うん、お母さんには佐々木君の家に寄るって言ってあるから。」
そっか、なら良かった。
俺たちは他愛ない会話を楽しみながら家に戻るのだった。
「ただいま~。」
玄関先にはノエルがおり、俺たちの帰りを出迎えてくれた。
「お帰りなさいませ。Saki様、絵実様、それとこちらはお客様でしょうか?」
うん、湯島天神で知り合ってね。訳ありみたいだから連れて来ちゃった。
「はぁ~、相変わらずでございますね。
ではリビングにてお茶をお出しします。ごゆるりとおくつろぎください。」
あ、ノエル、彼女に何か食べるもの持って来て、昨日の残りがまだたくさん有ったでしょ?
「畏まりました。どうぞこちらへ。」
「ねぇ、佐々木君。何か話しが見えないんだけど。」
俺たちはリビングで座卓を囲み腰を下ろし、お茶を飲みくつろいでいた。
用意された湯飲みは三人分、俺と絵実の前には軽く摘まめるもの、もう一つの湯飲みの前にはピザや唐揚げ、親子丼等々。
絵実の目の前で次々と消えて行く料理の数々。
「ねぇ、佐々木君。何がどうなってるのか説明してくれるよね?」
驚きから上目遣いで目を潤ませる絵実、超可愛いんですけど。この子俺の彼女なんだよね、"グハッ"、破壊力半端ないわ。
しょうがないな~。
俺は目を瞑り合掌のポーズをとる。
"はい!"
合図と共に柏手を"パンッ"と一回。
ね、分かった?
目を見開く絵実ちゃん。その視線の先には先ほどから親子丼にかぶり付く巫女服姿の女性が写っていた。
「お~い、若~。マリ子カートやろうぜ~。あれから増山さんたちと練習したんだ。今日こそは勝つ!
ってそこにいるのは道子じゃん。
ブファ、あんた何巫女服何か着てんのさ、あの道子が巫女って、アハハハ、勘弁してお腹痛い、アハハハハ。」
「ブフォ、あんた葛の葉、なんであんたがこんな所にいるのよ!あんたの住み処は古都じゃない。なんでこんなところまで出歩いて来てるのよ、縛りはどうしたのよ縛りは。」
顔中にご飯粒を付けながら葛の葉と談笑する巫女さん。
もしかして今朝葛の葉の話してたのって湯島天神にお勤めの旧友の話だったの?名前も道子って叫んでたし。自分がお祀りする神様と同性同名って、親御さんもビックリだわ。
菅原さんってその辺に有りそうな名字だし、道子なんてありふれた名前。そりゃそういう事もあるわ。
でもレディースから巫女への転身、凄い人生ドラマがあったんだろうな~。
「そんで仕事がキツ過ぎて逃げ出したと。」
「ブラック所の話しじゃないんだよ?私何日寝ないで仕事すれば良いのよ、死なないからって精神は磨耗するっての。」
「アハハハ、あんたの仕事、この時期が書き入れ時じゃない。諦めて仕事したら?夏場にもっと量産しとけば良かったのに。」
「星回りの関係があるのよ、分かってるのよ、私がやらなきゃいけないって事は。でも一日くらい休みをちょうだいよ~。」
「で、逃げて来たと。まぁ、ゆっくりして行きなって。若~、良いだろ?」
葛の葉の旧友だったとはね、新年早々何があるか分からないね。まぁ、そう言う事ならゆっくりして行ってください。
絵実ちゃんそう言う事らしいよ、って聞いてる?
「あ、うん、理解した。考えちゃ駄目なんだね、了解了解。」
おぉ~、絵実がついにその領域に。成長したな~。
"これって成長なんだろうか。"こめかみを抑え、自身に整理をつける絵実なのでありました。
「いや~、飲んだり食べたり最高だったわ。若様本当にありがとうね。」
身も心もリフレッシュしたのかボサボサ髪もサラサラに、目の下の隈もすっかり改善し神々しさすら漂わせる菅原さん。
「送って行くかい?あんたの事だからここがどこか分かってないだろ?」
「大丈夫、迎えに来て貰うから。」
菅原さんは懐からスマホを取り出しどこかへ連絡を入れた。
「へぇ~、あんたがスマホ、イメージ合わないわ~。」
「スマホは便利なのよ?今の道具は本当に便利よね~。操作も難しくないし、いまこっちの業界でも流行ってるんだから。」
"ピンポン~"
「Saki様、どうやらお迎えの方々がいらしたようです。」
玄関先には例のサングラスを掛けた巫女さんがズラリ。
「よし、帰ったらまた仕事だ、頑張るぞ!若様、あっちに来たら寄ってね、歓迎するわ。
あとあなた、絵実ちゃんって言ったかしら?あなたの努力は必ず報われます。余計な事は考えちゃ駄目、真っ直ぐ頑張って。
皆さん本当にお世話になりました。この恩はいずれまた。
貴女たち、お迎えありがとう。すぐに戻りましょう。」
菅原さんは怪しい巫女さんたちに囲まれて帰って行った。
後日我が家に五人分のお守りが届けられた。増山のおっちゃん曰く、特に霊験あらたかな品との事。
確かおっちゃんの所の順子ちゃんも受験生だったよね?貰い物で悪いけど、これ一つあげるね。
おっちゃんは酷く恐縮してたけど、こう言う物は必要な人が持つのが一番なのさ。
頑張れ、受験生。
俺はみんなの努力が報われます様にと只祈るのであった。
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