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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第180話 現地視察 (3)
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おはよーっす、皆さんお元気ですかー。元気があれば何でも出来ると申します。
行きますよー、ひー、ふー、みー、だー"ズバーン"
"!?$&%#@!?$"
「ふん、成敗。」
絵実ちゃん酷い。顔面ズバーンはないんじゃない!?
流石にのたうち回ったんですけど、鼻血ブーってなるやんけ!
「テンション高過ぎ、鬱陶しい。佐々木君、何があったのかな?お姉さんに教えてくれる?(ニコッ)」
お、おう。お話し致しますので、その張り扇を下に置こう。
え~っと、昨日木村君と一年生の吉田たちを連れて、夏合宿の下見しに御劔山に行ったってのは知ってるよね。先週話ししたやつ。
ま、その話し自体は三人から却下をくらったんだけどね。
何でも"お前は俺たちを殺す気かー!"って事らしいよ。
アイツらしっかり完走した上に、帰りなんか余裕寂々で岩場でパルクールしてたんだよ。絶対大丈夫じゃん、なんで俺だけ責められないといけないかな。
お前ら余裕じゃんって言ったらなんかすごいジト目するしさ、ワケわかんない。
思春期なの?難しいお年頃なの?
そんでなんやかんやで目的地の滝まで行った訳ですよ。
マイナスイオン最高でした。
で、ついでに山の祠の掃除に行きましてね、そこで頭の良さそうな野良犬に出会った訳ですよ。
こいつおそらく元飼い犬、しかもかなりの良い所の出身、血統書持ちかもしれない。
こっちの話し絶対理解してるってレベル。
なんか気高くて格好いいの。
んでね、うちの子にならない?って勧誘したらOK貰えました。
でも電車じゃ連れて帰れないじゃん?
夏まで待っててとお願いしたんですよ、御犬様に。
渋々了承してくれましてね、家に帰ってからマミーに相談したら許可が降りたって訳ですよ~。
「長い、野良犬拾った、飼うことになったで良いでしょうが。簡潔に話しなさい。」
え~、この喜びを心情ごと伝えたいじゃん。それが情緒ってもんじゃん。
「う、いつも以上に鬱陶しい。
でもその野良犬を迎えに行くのは夏なんでしょ?今からテンション上げてどうするのよ、少しは落ちつきなさい。」
ん?黒丸もうウチにいるよ?
あ、黒丸ってのは犬の名前ね。
「は?あんた御劔山の奥地で出会ったって言ってなかった?」
うん、言ったよ。今朝起きたら庭にいたの。
凄いよね~、自力で俺の家まで来てくれたんだよ~、テンション上がるってもんでしょう♪
あ、俺今日は鬼ごっこ同好会休むから。野良犬だから動物病院で予防接種しないといけないし、市役所にも届け出出さないといけないんだって。鑑札ってのを貰わないといけないらしいよ。
絵実も今度見に来る?
絶対気に入ると思うよ♪
「う、うん。今度遊びに行かせて貰うね。でも浮かれて騒ぐのは周りが迷惑だからほどほどにね。」
おう、了解した。
みんなごめんね、浮かれ過ぎてたみたい。気を付けるよ。
「「「う、うん。気にしてないから大丈夫だよ。」」」
その時彼らは思っていた。"その犬絶対普通じゃないだろ!!"と。
行きますよー、ひー、ふー、みー、だー"ズバーン"
"!?$&%#@!?$"
「ふん、成敗。」
絵実ちゃん酷い。顔面ズバーンはないんじゃない!?
流石にのたうち回ったんですけど、鼻血ブーってなるやんけ!
「テンション高過ぎ、鬱陶しい。佐々木君、何があったのかな?お姉さんに教えてくれる?(ニコッ)」
お、おう。お話し致しますので、その張り扇を下に置こう。
え~っと、昨日木村君と一年生の吉田たちを連れて、夏合宿の下見しに御劔山に行ったってのは知ってるよね。先週話ししたやつ。
ま、その話し自体は三人から却下をくらったんだけどね。
何でも"お前は俺たちを殺す気かー!"って事らしいよ。
アイツらしっかり完走した上に、帰りなんか余裕寂々で岩場でパルクールしてたんだよ。絶対大丈夫じゃん、なんで俺だけ責められないといけないかな。
お前ら余裕じゃんって言ったらなんかすごいジト目するしさ、ワケわかんない。
思春期なの?難しいお年頃なの?
そんでなんやかんやで目的地の滝まで行った訳ですよ。
マイナスイオン最高でした。
で、ついでに山の祠の掃除に行きましてね、そこで頭の良さそうな野良犬に出会った訳ですよ。
こいつおそらく元飼い犬、しかもかなりの良い所の出身、血統書持ちかもしれない。
こっちの話し絶対理解してるってレベル。
なんか気高くて格好いいの。
んでね、うちの子にならない?って勧誘したらOK貰えました。
でも電車じゃ連れて帰れないじゃん?
夏まで待っててとお願いしたんですよ、御犬様に。
渋々了承してくれましてね、家に帰ってからマミーに相談したら許可が降りたって訳ですよ~。
「長い、野良犬拾った、飼うことになったで良いでしょうが。簡潔に話しなさい。」
え~、この喜びを心情ごと伝えたいじゃん。それが情緒ってもんじゃん。
「う、いつも以上に鬱陶しい。
でもその野良犬を迎えに行くのは夏なんでしょ?今からテンション上げてどうするのよ、少しは落ちつきなさい。」
ん?黒丸もうウチにいるよ?
あ、黒丸ってのは犬の名前ね。
「は?あんた御劔山の奥地で出会ったって言ってなかった?」
うん、言ったよ。今朝起きたら庭にいたの。
凄いよね~、自力で俺の家まで来てくれたんだよ~、テンション上がるってもんでしょう♪
あ、俺今日は鬼ごっこ同好会休むから。野良犬だから動物病院で予防接種しないといけないし、市役所にも届け出出さないといけないんだって。鑑札ってのを貰わないといけないらしいよ。
絵実も今度見に来る?
絶対気に入ると思うよ♪
「う、うん。今度遊びに行かせて貰うね。でも浮かれて騒ぐのは周りが迷惑だからほどほどにね。」
おう、了解した。
みんなごめんね、浮かれ過ぎてたみたい。気を付けるよ。
「「「う、うん。気にしてないから大丈夫だよ。」」」
その時彼らは思っていた。"その犬絶対普通じゃないだろ!!"と。
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