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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第167話 性教育の授業、再び (3)
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「おはようございま~す。皆さん昨夜はぐっすり眠れましたか?
私、昨日の特別授業が強烈過ぎたせいで若干の寝不足であります。
女子の皆様方に置かれましては思う事もございましょうが、どうかお手柔らかにお願いいたします。」
おいっす絵実ちゃんお元気?昨日は女子の方も特別授業あったんでしょ?
ビックリしたよね~、まさか今の世の中こんな事になってたとはね。
世の中の仕組みを子供は知らないって言うけど、本当に何も知らずに生きて来たんだな~って実感したっす。
それでね、気になったんで木村君の所の西城講師に詳しいお話を伺って来たんですよ、結婚の義務とか精子提供の義務とか。
射精管理官てのがいるんだってね、俺たち男子は射精管理されちゃうらしいっす。
最初聞いたときは何処のエロ漫画?って思っちゃいましたよ。
そんでもってこの射精管理官、中でも二種って言われる資格の人達、かなりの確率で男性ゲット出来るっぽいです。
そりゃ管理されちゃってますし、引き籠りの男性が優しくよしよしされたらコロッと逝っちゃうでしょ。
いや~、闇深いわ~ってどうしたの?なんかさっきからプルプル震えてない?
立ち上がって張り扇構えてって、ちょっと落ち着こう、ね?
「お前にデリカシ-は無いんか~!!」
”ずばーん!!”
う~、酷い目にあったよ~。木村君おはよ~。
「おい、さっき野口がえらい怒ってたけど、お前なんかやったのか?」
えっ、昨日西城さんに教わった話を少し。
「はぁ~、またなんか変な事でも言ったんだろう。昨日もそれで月子姉さんから散々怒られたってのに学習能力はないのかお前は。」
嫌だってあれは仕方がないと思わない?
いきなり射精管理官なんてパワーワード聞かされたらテンション上がっちゃうっての、だって男の子だもん。
「だからそんな男子はお前だけだっていつも言ってるだろうが。そのくせお前は精子提供に消極的って訳分からんぞ。」
だってさ~、自分の子供が知らない所で生まれるんだよ?
知らないうちに息子や娘に会ってるのかもしれないんだよ?
木村君や康太君みたいに容姿が整った子供が生まれる分にはまだましかもしれないけどさ、俺の子供だよ?
絶対のっぺりじゃん。
男の子ならまだいいよ、大事にしてもらえるかもしれないから。
女の子だった場合悲惨よ、いじめどころの騒ぎじゃないのよ?
育児放棄から施設へGOなんて結構普通にあるからね。
俺こんな容姿だから調べちゃったもん、そう言う事があるのなって。
ウチの場合マミーに似た結果だからよかったけど、美人のお母さんからのっぺり。
本当にヤバかったんだからね。
マイマザーが何で魔改造メイクを極めたのか。
必要は発明の母って言うけど、マミーの過去も相当だったはずだから。
俺、おばぁちゃんの話なんて聞いた事も無いからね。
考えちゃう訳ですよ、実際。
「なんかすまん。佐々木がそこまで考えてるとは思いもしなかった、許してくれ。」
いや、そこまで謝らなくってもいいからね。
えっと、クラスの皆さん?
なんか物凄い慈愛の籠った目でこちらを見詰めるの止めていただけます?
凄い心に来るんですけど。
おい木村、人の肩をポンポン叩くんじゃない!
”分かってる、分かってるぞ”って言うのを止めろ~!!
私、昨日の特別授業が強烈過ぎたせいで若干の寝不足であります。
女子の皆様方に置かれましては思う事もございましょうが、どうかお手柔らかにお願いいたします。」
おいっす絵実ちゃんお元気?昨日は女子の方も特別授業あったんでしょ?
ビックリしたよね~、まさか今の世の中こんな事になってたとはね。
世の中の仕組みを子供は知らないって言うけど、本当に何も知らずに生きて来たんだな~って実感したっす。
それでね、気になったんで木村君の所の西城講師に詳しいお話を伺って来たんですよ、結婚の義務とか精子提供の義務とか。
射精管理官てのがいるんだってね、俺たち男子は射精管理されちゃうらしいっす。
最初聞いたときは何処のエロ漫画?って思っちゃいましたよ。
そんでもってこの射精管理官、中でも二種って言われる資格の人達、かなりの確率で男性ゲット出来るっぽいです。
そりゃ管理されちゃってますし、引き籠りの男性が優しくよしよしされたらコロッと逝っちゃうでしょ。
いや~、闇深いわ~ってどうしたの?なんかさっきからプルプル震えてない?
立ち上がって張り扇構えてって、ちょっと落ち着こう、ね?
「お前にデリカシ-は無いんか~!!」
”ずばーん!!”
う~、酷い目にあったよ~。木村君おはよ~。
「おい、さっき野口がえらい怒ってたけど、お前なんかやったのか?」
えっ、昨日西城さんに教わった話を少し。
「はぁ~、またなんか変な事でも言ったんだろう。昨日もそれで月子姉さんから散々怒られたってのに学習能力はないのかお前は。」
嫌だってあれは仕方がないと思わない?
いきなり射精管理官なんてパワーワード聞かされたらテンション上がっちゃうっての、だって男の子だもん。
「だからそんな男子はお前だけだっていつも言ってるだろうが。そのくせお前は精子提供に消極的って訳分からんぞ。」
だってさ~、自分の子供が知らない所で生まれるんだよ?
知らないうちに息子や娘に会ってるのかもしれないんだよ?
木村君や康太君みたいに容姿が整った子供が生まれる分にはまだましかもしれないけどさ、俺の子供だよ?
絶対のっぺりじゃん。
男の子ならまだいいよ、大事にしてもらえるかもしれないから。
女の子だった場合悲惨よ、いじめどころの騒ぎじゃないのよ?
育児放棄から施設へGOなんて結構普通にあるからね。
俺こんな容姿だから調べちゃったもん、そう言う事があるのなって。
ウチの場合マミーに似た結果だからよかったけど、美人のお母さんからのっぺり。
本当にヤバかったんだからね。
マイマザーが何で魔改造メイクを極めたのか。
必要は発明の母って言うけど、マミーの過去も相当だったはずだから。
俺、おばぁちゃんの話なんて聞いた事も無いからね。
考えちゃう訳ですよ、実際。
「なんかすまん。佐々木がそこまで考えてるとは思いもしなかった、許してくれ。」
いや、そこまで謝らなくってもいいからね。
えっと、クラスの皆さん?
なんか物凄い慈愛の籠った目でこちらを見詰めるの止めていただけます?
凄い心に来るんですけど。
おい木村、人の肩をポンポン叩くんじゃない!
”分かってる、分かってるぞ”って言うのを止めろ~!!
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