68 / 525
第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第68話 パンが無いなら、ケーキを食べればいいじゃない?
しおりを挟む
結局は”ひろし様”なんだよな~。
三月から「ひろし様を見守る会」が立ち上げた”ひろし君公認♡ I Love 私のひろし様”ってHPが、やたらひろし様情報を流していたからね。あそこの運営がうまいのはちゃんと桜泉学園のマネジメント部に話を通して、同校の広報部から許可を受けた写真のみを掲載している所。
肖像権を無視すれば法務部が黙ってないからね。
そんな万全の体制で発信されるひろし様情報、我が校の信者たちが黙って居る訳無いじゃないですか。完全にお祭り状態。
結果、部活動紹介なのか、ひろし様讃歌の会なのか分からなくなっちゃってるし。
一年生女子困惑、男子ドン引き、上級生女子熱狂、上級生男子遠い目。
何このカオス。
洋一君、他の生徒会役員に慰められてるし。
彼は人望が厚いな~。(涙目)
そんで今週は部活動見学が出来るって言うから行って来た訳ですよ。
木村君が嫌がるんで信者の所はパスしましたが。
男子サッカー部
俺様の巣窟。チームプレー?なに其れ美味しいの?
男子バスケット部
「「「「ボールだ、ボールを寄越せ!!」」」」(全選手)
男子陸上部
「走れ、ひたすら走れ!!」
以上
少な、男子中心の部活たったのこれだけ。
上級生男子全員で50人位いたはずだよね。参加者およそ半分って所?
まあ、部活離れは世の常、家に帰ってネットゲームでもしてるのかね。
で、英雄君は入りたい部活あった?
「うむ、これと言ったものは見当たらなかったが…。」
やっぱ余りピンと来なかったか~。俺もそうなんだよね、唯一まともそうなのが陸上部ではあったんだけど。
そこで相談なんだけど、俺たちで同好会作らない?パルクール同好会。
ちゃんとパルクールの練習もするけど、練習の一環として鬼ごっこなんていかがでしょう?
前に西城さんに聞いたんだけど、うちらがやっていた鬼ごっこ、男性治療の医療業界で話題になっていて、全国の教育現場でも取り入れる動きがあるんだって。鬼ごっこ同好会でもいいんだけどネーミング的にね?
え、協力してくれる?
それじゃあ、洋一君に言って同好会設立申込書貰ってくるね。
ただいま~。
同好会設立申込書貰って来た~。でもパルクール同好会は却下を食らいました。
最大の理由が”お前パルクール知らないじゃん”だって。
そりゃ知らないけどさ、これから勉強すればいいじゃん、誰だって最初は素人なんだよ。(ぷんすか)
それで許可されたのがこれ『鬼ごっこ同好会』。
まんま桜町小のソレ。
そんで副部長”石川洋一”。あいつ自分の名前書きやがった。
”お前を放置する方が仕事が増える”ってどういう意味さ、俺はまじめないい子だよ?
あいつ自分が参加したかっただけなのに人を貶めやがって。
そんで木村君はなぜ腕組みをしてうんうん頷く、明確な説明を求めます!
三月から「ひろし様を見守る会」が立ち上げた”ひろし君公認♡ I Love 私のひろし様”ってHPが、やたらひろし様情報を流していたからね。あそこの運営がうまいのはちゃんと桜泉学園のマネジメント部に話を通して、同校の広報部から許可を受けた写真のみを掲載している所。
肖像権を無視すれば法務部が黙ってないからね。
そんな万全の体制で発信されるひろし様情報、我が校の信者たちが黙って居る訳無いじゃないですか。完全にお祭り状態。
結果、部活動紹介なのか、ひろし様讃歌の会なのか分からなくなっちゃってるし。
一年生女子困惑、男子ドン引き、上級生女子熱狂、上級生男子遠い目。
何このカオス。
洋一君、他の生徒会役員に慰められてるし。
彼は人望が厚いな~。(涙目)
そんで今週は部活動見学が出来るって言うから行って来た訳ですよ。
木村君が嫌がるんで信者の所はパスしましたが。
男子サッカー部
俺様の巣窟。チームプレー?なに其れ美味しいの?
男子バスケット部
「「「「ボールだ、ボールを寄越せ!!」」」」(全選手)
男子陸上部
「走れ、ひたすら走れ!!」
以上
少な、男子中心の部活たったのこれだけ。
上級生男子全員で50人位いたはずだよね。参加者およそ半分って所?
まあ、部活離れは世の常、家に帰ってネットゲームでもしてるのかね。
で、英雄君は入りたい部活あった?
「うむ、これと言ったものは見当たらなかったが…。」
やっぱ余りピンと来なかったか~。俺もそうなんだよね、唯一まともそうなのが陸上部ではあったんだけど。
そこで相談なんだけど、俺たちで同好会作らない?パルクール同好会。
ちゃんとパルクールの練習もするけど、練習の一環として鬼ごっこなんていかがでしょう?
前に西城さんに聞いたんだけど、うちらがやっていた鬼ごっこ、男性治療の医療業界で話題になっていて、全国の教育現場でも取り入れる動きがあるんだって。鬼ごっこ同好会でもいいんだけどネーミング的にね?
え、協力してくれる?
それじゃあ、洋一君に言って同好会設立申込書貰ってくるね。
ただいま~。
同好会設立申込書貰って来た~。でもパルクール同好会は却下を食らいました。
最大の理由が”お前パルクール知らないじゃん”だって。
そりゃ知らないけどさ、これから勉強すればいいじゃん、誰だって最初は素人なんだよ。(ぷんすか)
それで許可されたのがこれ『鬼ごっこ同好会』。
まんま桜町小のソレ。
そんで副部長”石川洋一”。あいつ自分の名前書きやがった。
”お前を放置する方が仕事が増える”ってどういう意味さ、俺はまじめないい子だよ?
あいつ自分が参加したかっただけなのに人を貶めやがって。
そんで木村君はなぜ腕組みをしてうんうん頷く、明確な説明を求めます!
1
お気に入りに追加
54
あなたにおすすめの小説

元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。

男:女=1:10000の世界に来た記憶が無いけど生きる俺
マオセン
ファンタジー
突然公園で目覚めた青年「優心」は身辺状況の記憶をすべて忘れていた。分かるのは自分の名前と剣道の経験、常識くらいだった。
その公園を通りすがった「七瀬 椿」に話しかけてからこの物語は幕を開ける。
彼は何も記憶が無い状態で男女比が圧倒的な世界を生き抜けることができるのか。
そして....彼の身体は大丈夫なのか!?

わけあって美少女達の恋を手伝うことになった隠キャボッチの僕、知らぬ間にヒロイン全員オトしてた件
果 一
恋愛
僕こと、境楓は陰の者だ。
クラスの誰もがお付き合いを夢見る美少女達を遠巻きに眺め、しかし決して僕のような者とは交わらないことを知っている。
それが証拠に、クラスカーストトップの美少女、朝比奈梨子には思い人がいる。サッカー部でイケメンでとにかくイケメンな飯島海人だ。
しかし、ひょんなことから僕は朝比奈と関わりを持つようになり、その場でとんでもないお願いをされる。
「私と、海人くんの恋のキューピッドになってください!」
彼女いない歴=年齢の恋愛マスター(大爆笑)は、美少女の恋を応援するようになって――ってちょっと待て。恋愛の矢印が向く方向おかしい。なんか僕とフラグ立ってない?
――これは、学校の美少女達の恋を応援していたら、なぜか僕がモテていたお話。
※本作はカクヨムでも公開しています。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる