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第二章 中二病には罹りません ー中学校ー
第66話 英雄君、部活どうする? (2)
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「失礼します。会長、一年の佐々木を連れてきました。」
「失礼します。一年C組、佐々木です。御呼びにより参上いたしました。」
おお、ここが生徒会室か…。なんか普通。
やっぱり期待するじゃん?
男女比世界だし、いろいろ違うんじゃないかな~何て、思っちゃったりするじゃん。
粗粗同じ、絨毯や会社の社長が座っているようなデスクも無し。ただのパイプ椅子と折り畳み机が並べてある小会議室。一応スチール棚は完備してあるけど、これ前世と一緒だよね。
「もう全員そろっているかな?今日は呼び出して済まない。俺は今期の生徒会長をしている石川洋一だ。この中の人間はほとんど知っているとは思うがな。」
いやいや、中学校の生徒会長なんて知るわけないじゃんって、洋一くんじゃん!
小学校時代、”普通の鬼ごっこじゃつまらん。”とか言ってデット オア アライブにしやがった張本人。って今、生徒会長とか言わなかった?洋一君が?超ウケるんですけど。(笑)
と言うか呼び出し食らってんのみんな桜町小出身者じゃん。おいっす、お久~、元気だった?
「こらこらお前ら、こっちの話を聞け。特に佐々木、お前は相変わらず自由人だな。
それで何で呼び出されたか分かるか?自分の胸に手を当てて考えてみろ。」
え~、心当たりなんてないよ~。
まずは自分の胸に手を当ててっと、そんで入学初日の事を思い出す。
なかなかいい式だったよな、制服女子軍団にビビったけど。新入生の女子ってみんな野獣何だもの。桜町小出身の女子ならそんな事もないけど、今年の桜町小女子って十人くらいだっけ?
みんな私立い行っちゃったからえらい少ないの。抑止力にならないんだよね。
そう言えば在校生代表で生徒会長挨拶ってのが有った様な。
あ~、洋一君いたじゃん、名前呼ばれてたじゃん、全然気が付かなかったわ。
お前ら気が付いた?やっぱり分かんないよね。
呼び出しってそれですか?なんかビビッて損したんですけど~。
「違うわ馬鹿もん、いちいちそんなくだらない事で呼び出すか!保健室、救護搬送って言えば分かるだろ。」
保健室って言えば”ビック・ジョー(笑)”を運びましたけど…、ってお前らも?
もしかして全クラスで殺っちまった感じ?
「「「ぶほっ、あっははははは。」」」
いや、本当あれ無理だよね。なにが”お前らは俺に従っていればいいんだ(キリッ)”だよ、ふざけんなっての~。そっちも似たようなもん?あいつら人生終わってるって、あ~腹痛~。
「分かったようだな。昨日保健室に搬送された生徒が計五人、各クラス一人。搬送を行った生徒はみな桜町小出身の男子生徒。保険の養護教諭より感謝の言葉が届いているぞ。」
いや~、別に俺たち当然のことをしたまでですよ~。
「別に褒めてない、倒れた原因もお前らだろうが。少しは反省と言うものがないのか。」
そんなことを言われましてもですね、保険の先生も仰ってましたがこれって毎年起きるらしいじゃないですか。おや?洋一君、顔を逸そらせてどうかなさいましたか?
多分皆さん入学したてで緊張なさってたんですよ。彼らも教室でかなりエキサイトしていらっしゃったようですし。ほら、朝礼で貧血起こす子なんかいたじゃないですか、あれと同じですって。
「相変わらず口の回る。大体あのテクニックを最初に桜町小男子に伝授したのは、小二の頃のお前じゃないか。”知らない大人に襲われた際のマル秘テクニック”とか言って締め技やら急所の突き方やら。」
あぁ、そう言えばそうだった、懐かしい。それを聞いて面白がった駄菓子屋のおばちゃんが、古武術の先生やら現役警護官やらを講師に招いて講習会を開くようになったんだよな。
夏休み前に行うだけなんだけど、結構勉強になるんだよね。
「これは三年前から新入学の桜町小出身男子に対して、生徒会長として行われている申し送りだ。
”他校の男子はお前らとは違う、手加減しろ”
以上だ。
余りやりすぎるなよ。」
うゎ~、先輩方何やってくれたんだよ、凄い風評被害なんですけど。
俺たちそんな悪いことしないよね?
だよね。
洋一君オデコ抑えてどうしたの?
”駄目だこいつら、どうにかしないと。”って何なのさ、失礼しちゃうな。(ぷんすか)
「失礼します。一年C組、佐々木です。御呼びにより参上いたしました。」
おお、ここが生徒会室か…。なんか普通。
やっぱり期待するじゃん?
男女比世界だし、いろいろ違うんじゃないかな~何て、思っちゃったりするじゃん。
粗粗同じ、絨毯や会社の社長が座っているようなデスクも無し。ただのパイプ椅子と折り畳み机が並べてある小会議室。一応スチール棚は完備してあるけど、これ前世と一緒だよね。
「もう全員そろっているかな?今日は呼び出して済まない。俺は今期の生徒会長をしている石川洋一だ。この中の人間はほとんど知っているとは思うがな。」
いやいや、中学校の生徒会長なんて知るわけないじゃんって、洋一くんじゃん!
小学校時代、”普通の鬼ごっこじゃつまらん。”とか言ってデット オア アライブにしやがった張本人。って今、生徒会長とか言わなかった?洋一君が?超ウケるんですけど。(笑)
と言うか呼び出し食らってんのみんな桜町小出身者じゃん。おいっす、お久~、元気だった?
「こらこらお前ら、こっちの話を聞け。特に佐々木、お前は相変わらず自由人だな。
それで何で呼び出されたか分かるか?自分の胸に手を当てて考えてみろ。」
え~、心当たりなんてないよ~。
まずは自分の胸に手を当ててっと、そんで入学初日の事を思い出す。
なかなかいい式だったよな、制服女子軍団にビビったけど。新入生の女子ってみんな野獣何だもの。桜町小出身の女子ならそんな事もないけど、今年の桜町小女子って十人くらいだっけ?
みんな私立い行っちゃったからえらい少ないの。抑止力にならないんだよね。
そう言えば在校生代表で生徒会長挨拶ってのが有った様な。
あ~、洋一君いたじゃん、名前呼ばれてたじゃん、全然気が付かなかったわ。
お前ら気が付いた?やっぱり分かんないよね。
呼び出しってそれですか?なんかビビッて損したんですけど~。
「違うわ馬鹿もん、いちいちそんなくだらない事で呼び出すか!保健室、救護搬送って言えば分かるだろ。」
保健室って言えば”ビック・ジョー(笑)”を運びましたけど…、ってお前らも?
もしかして全クラスで殺っちまった感じ?
「「「ぶほっ、あっははははは。」」」
いや、本当あれ無理だよね。なにが”お前らは俺に従っていればいいんだ(キリッ)”だよ、ふざけんなっての~。そっちも似たようなもん?あいつら人生終わってるって、あ~腹痛~。
「分かったようだな。昨日保健室に搬送された生徒が計五人、各クラス一人。搬送を行った生徒はみな桜町小出身の男子生徒。保険の養護教諭より感謝の言葉が届いているぞ。」
いや~、別に俺たち当然のことをしたまでですよ~。
「別に褒めてない、倒れた原因もお前らだろうが。少しは反省と言うものがないのか。」
そんなことを言われましてもですね、保険の先生も仰ってましたがこれって毎年起きるらしいじゃないですか。おや?洋一君、顔を逸そらせてどうかなさいましたか?
多分皆さん入学したてで緊張なさってたんですよ。彼らも教室でかなりエキサイトしていらっしゃったようですし。ほら、朝礼で貧血起こす子なんかいたじゃないですか、あれと同じですって。
「相変わらず口の回る。大体あのテクニックを最初に桜町小男子に伝授したのは、小二の頃のお前じゃないか。”知らない大人に襲われた際のマル秘テクニック”とか言って締め技やら急所の突き方やら。」
あぁ、そう言えばそうだった、懐かしい。それを聞いて面白がった駄菓子屋のおばちゃんが、古武術の先生やら現役警護官やらを講師に招いて講習会を開くようになったんだよな。
夏休み前に行うだけなんだけど、結構勉強になるんだよね。
「これは三年前から新入学の桜町小出身男子に対して、生徒会長として行われている申し送りだ。
”他校の男子はお前らとは違う、手加減しろ”
以上だ。
余りやりすぎるなよ。」
うゎ~、先輩方何やってくれたんだよ、凄い風評被害なんですけど。
俺たちそんな悪いことしないよね?
だよね。
洋一君オデコ抑えてどうしたの?
”駄目だこいつら、どうにかしないと。”って何なのさ、失礼しちゃうな。(ぷんすか)
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