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第一章 男女比世界へようこそ
第60話 駄菓子屋で駄弁る (2)
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「でもさ、お父さんと一緒に暮らすってなると今の家はどうなるん?」
相変わらずもんじゃを摘まみながら康太君と駄弁るワイ。
一時は病状が危ぶまれた康太氏、おばちゃんから貰ったお冷を投与、無事生還に成功しました。(気分は前世の”ブラックジャ〇ク”)
お姉さま方も説得(おばちゃんの物理)の結果、温かく見守ることを快諾。
いや~、良かった良かった。
「今の家は引き払って、駅二つ先の宮ノ内タウンに引っ越すことになったよ。
これからの通学の事を考えると、その方が楽だしね。」
宮ノ内タウンですと、あのお金持ち御用達、超高級住宅街じゃないですか!?
あえて周囲に高層の建物は立てず、周囲を見下ろす”ザ・上級国民”の街。
引っ越したくても自治会の審査が必要って、マジなん?
今どきの”俺様系わがまま男子”なんかはバッサリ落とされるって聞いたけど。
康太君マジもんのセレブになっちゃったじゃん、雲の上の人じゃん。
お姉さま方、さっきから口ポカーンてしてるんですけど。あ、先ほど撮った写真削除してくれるんですか?それはどうもありがとうございます。
え、お詫びにサイダー奢ってくれるんですか?僕も一緒に?悪いですね~。
えぇ、全然気にしていませんので、はい。
どうぞ、そちらもごゆっくりお寛ぎください♪(上機嫌)
そっか~、引っ越しちゃうのか~。
それじゃあ今迄みたいに遊びにも行けないよね。まあ、お互い学校が始まったらそんな事も言ってられなくなるんだけどね。
お、豚玉もんじゃ焼けてるよ、早く食べな。
ん、こっちはどうかって?
聞いちゃう?それ聞いちゃう?
う~ん、まあ、マイマザーが相変わらずだったとしか…。
以前夏に話したじゃん、滝行の話。
あれ、先週行きました…。いや本当、おかしいってあの方々。
何、雪解け水よ?もう雪は無いから大丈夫?イヤイヤイヤ、そう言う問題じゃないから。めっちゃ冷たいの、身体の芯から冷えちゃうの、関節がギシギシ言って動かないの。なんであの方々平気な顔して入って行くかな~、温度センサー壊れちゃってる?酷使して麻痺しちゃってる?そのくせ滝の中でも俊敏に動くのよ?
もう意味わかんない。
その上あれですよ、例のシックスセンス。
急に滝から出るんだもん、こっちは大急ぎですよ。身体を動かすの必死、本当に命懸けだから。
んで案の定、太っとい枝が“ドサッ“っと。
もう現代異能バトルの世界?勘弁して。
”姐さんの息子さんなんだから、絶対センス有ります”って無いから!
全く感じないから、掠りもしないから!
しかも今回は帰り道でさらに奥まで行ったのよ?ちゃんと行きましたよ、ガタガタに疲れた身体に鞭打って。置いてきぼりにされたら、今度こそ命が無いからね?
なんかよく分からない祠に行って皆で祈祷上げて来ましたよ。
みんなして必死の顔をしてお祈りしてるの。汗だらだら流して。
もう訳分かんない。
時々隣にいたムキムキダンディーのおじさんに、”坊主、大丈夫か?我慢しないで無理そうだったら早く言うんだぞ。”って言われたんだけど、あれって何だったんだろ?周りの皆さんも、なんか信じられないものを見るような顔をしてたし。
そんで当然帰りはラーメン全トッピングですよ。これが無かったら控訴も辞さない所存ですよ。
なんか帰り道みんなして超優しかったし。
マイマミー本当いかれてるわ。
相変わらずもんじゃを摘まみながら康太君と駄弁るワイ。
一時は病状が危ぶまれた康太氏、おばちゃんから貰ったお冷を投与、無事生還に成功しました。(気分は前世の”ブラックジャ〇ク”)
お姉さま方も説得(おばちゃんの物理)の結果、温かく見守ることを快諾。
いや~、良かった良かった。
「今の家は引き払って、駅二つ先の宮ノ内タウンに引っ越すことになったよ。
これからの通学の事を考えると、その方が楽だしね。」
宮ノ内タウンですと、あのお金持ち御用達、超高級住宅街じゃないですか!?
あえて周囲に高層の建物は立てず、周囲を見下ろす”ザ・上級国民”の街。
引っ越したくても自治会の審査が必要って、マジなん?
今どきの”俺様系わがまま男子”なんかはバッサリ落とされるって聞いたけど。
康太君マジもんのセレブになっちゃったじゃん、雲の上の人じゃん。
お姉さま方、さっきから口ポカーンてしてるんですけど。あ、先ほど撮った写真削除してくれるんですか?それはどうもありがとうございます。
え、お詫びにサイダー奢ってくれるんですか?僕も一緒に?悪いですね~。
えぇ、全然気にしていませんので、はい。
どうぞ、そちらもごゆっくりお寛ぎください♪(上機嫌)
そっか~、引っ越しちゃうのか~。
それじゃあ今迄みたいに遊びにも行けないよね。まあ、お互い学校が始まったらそんな事も言ってられなくなるんだけどね。
お、豚玉もんじゃ焼けてるよ、早く食べな。
ん、こっちはどうかって?
聞いちゃう?それ聞いちゃう?
う~ん、まあ、マイマザーが相変わらずだったとしか…。
以前夏に話したじゃん、滝行の話。
あれ、先週行きました…。いや本当、おかしいってあの方々。
何、雪解け水よ?もう雪は無いから大丈夫?イヤイヤイヤ、そう言う問題じゃないから。めっちゃ冷たいの、身体の芯から冷えちゃうの、関節がギシギシ言って動かないの。なんであの方々平気な顔して入って行くかな~、温度センサー壊れちゃってる?酷使して麻痺しちゃってる?そのくせ滝の中でも俊敏に動くのよ?
もう意味わかんない。
その上あれですよ、例のシックスセンス。
急に滝から出るんだもん、こっちは大急ぎですよ。身体を動かすの必死、本当に命懸けだから。
んで案の定、太っとい枝が“ドサッ“っと。
もう現代異能バトルの世界?勘弁して。
”姐さんの息子さんなんだから、絶対センス有ります”って無いから!
全く感じないから、掠りもしないから!
しかも今回は帰り道でさらに奥まで行ったのよ?ちゃんと行きましたよ、ガタガタに疲れた身体に鞭打って。置いてきぼりにされたら、今度こそ命が無いからね?
なんかよく分からない祠に行って皆で祈祷上げて来ましたよ。
みんなして必死の顔をしてお祈りしてるの。汗だらだら流して。
もう訳分かんない。
時々隣にいたムキムキダンディーのおじさんに、”坊主、大丈夫か?我慢しないで無理そうだったら早く言うんだぞ。”って言われたんだけど、あれって何だったんだろ?周りの皆さんも、なんか信じられないものを見るような顔をしてたし。
そんで当然帰りはラーメン全トッピングですよ。これが無かったら控訴も辞さない所存ですよ。
なんか帰り道みんなして超優しかったし。
マイマミー本当いかれてるわ。
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