14 / 525
第一章 男女比世界へようこそ
第14話 "俺様"はメンタル強者
しおりを挟む
「皆さん、おはようございます。
今日も良いお天気ですね。」
女子の皆さんを刺激しない様にしつつも、しっかり朝のご挨拶♪
これをやらないと、何かモヤモヤするんだよな~。
そう言えば、職員室の辺りがバタバタしてたんだけど、何かあったんかな?
美穂先生、頭下げまくってたんだけど。
お、噂をすればナンとやら、美穂先生ご登場です。
先生、何か最近痩せたよね。どちらかと言うとやつれた?ここの所の騒ぎで胃に来てるとか?
あれだけ騒がれたんだから、美穂先生にも何らかの処分があったのかもな~。
昼休み、低学年のお友達に、「走れ走れ、鬼ごっこは体力だ!そんなひょろひょろした身体じゃ、"モヤシっ子"って言われるぞ!」って激飛ばしてたら、先生、死んだ魚の目して見つめてきたんだけど!
小声で"モヤシ、モヤシ"って呟くのめっさ怖いんですけど!
なんだったら、教頭先生に相談に乗ってもらえる様、進言しておこうか?
教頭先生中々のイケオジだから、美穂先生もニッコリじゃない?(100%善意)
「はい、皆さん席に着いて下さい。
今日から新しいお友達が加わります。余所から来た男の子です、かなり戸惑うと思いますが、皆さん優しく迎えてあげて下さいね。」
お、男子の新入りですと。これは期待が持てますな。
学業に邁進されてる女子たちも、一斉に顔をあげたぞ!
この行動、DNAに刻まれた本能じゃね?
うわっ、目の隈凄い、眼光だけがギラギラしてるんですけど。
これ、転校生トラウマにならない?
「ふん、仕方がないからこれから俺様の世話をさせてやる。光栄におもうんだな。」
は?
何か不審者入ってきたんだけど!
女子が一斉に勉強を再開させたんですけど!
え、あの不審者俺たちが相手するの?美穂先生、胃を押さえながら俺の事見つめるの止めていただけません?
おい、クラスメート男子、こっち見ろ。目を反らすな。
「なんだこの学校のメスどもは、礼儀ってものを知らないのか?
俺様が特別に世話をさせてやると言ってるんだ、自ら歩み出て挨拶をするのが当然だろう。」
はい、終了~。
いやいやいや、無い無い無い!
なにあれ、馬鹿なの、狂ってるの、良い病院紹介しようか?
女子ガン無視、男子ドン引きなんですけど。
美穂先生も、こっち拝まない!
あんた教師だろ!
「あー、なんだ解った解った。
お前たち、恥ずかしがらなくてもよいぞ。クラスの男どもと比べたら、俺様がイケメン過ぎたのが悪かった。みんなして勉強する振りをして顔を伏せるなんて、可愛い所も有るじゃないか。」
"俺様"メンタル強。
この状況で女子が恥ずかしがってるって、聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
所で"男どもと比べたら"って言った時、俺の事見てなかった?
男子諸君、何故に目を反らす。
さっきからお前ら肩が震えているんだが?何故に涙目?
「ふむ、何とも慎ましいものだな。この様な経験は初めてだ。しかし、これでは自ら申し出るのも難しかろう。前の席の女、お前で良い。俺様の席まで案内せよ。」
あ、今の女子に触れるのはデンジャーよ。そんなに強引に肩を掴んじゃ、
"ドゴンッ"
って遅かったか~。
右斜め下からのアッパーカット、肩を掴み掛かった動作にクロスカウンター決めてんじゃん。
腰入れて上体ひねったから、机も一緒にぶっ飛んだんですけど。
なにあの子、あの右世界狙ってんの?
周りもチラッと一瞥だけって、女子ってあれが普通なの?
男子全員ガクブルよ。
「は~い、元気なご挨拶でしたね。
彼が今日からみんなのお友達になる"木村英雄"君です。仲良くしてあげて下さいね。
特に男子は面倒見てあげてね。」
うわっ、この先生、何事もなかった様に流しやがった。
「う~ん、木村君、
緊張と疲れでおねむかな?
男子のみんなも何か顔色悪いわね、あまり夜更かししちゃダメだぞ♪
じゃあ、男子のみんなで木村君を保健室に連れて行ってくれる?
みんなもそのまま休んで来てくれて良いからね。」
うん、理解した。
俺たちは訓練された兵士、
負傷者の搬送任務、確かに承りました!(敬礼)
今日も良いお天気ですね。」
女子の皆さんを刺激しない様にしつつも、しっかり朝のご挨拶♪
これをやらないと、何かモヤモヤするんだよな~。
そう言えば、職員室の辺りがバタバタしてたんだけど、何かあったんかな?
美穂先生、頭下げまくってたんだけど。
お、噂をすればナンとやら、美穂先生ご登場です。
先生、何か最近痩せたよね。どちらかと言うとやつれた?ここの所の騒ぎで胃に来てるとか?
あれだけ騒がれたんだから、美穂先生にも何らかの処分があったのかもな~。
昼休み、低学年のお友達に、「走れ走れ、鬼ごっこは体力だ!そんなひょろひょろした身体じゃ、"モヤシっ子"って言われるぞ!」って激飛ばしてたら、先生、死んだ魚の目して見つめてきたんだけど!
小声で"モヤシ、モヤシ"って呟くのめっさ怖いんですけど!
なんだったら、教頭先生に相談に乗ってもらえる様、進言しておこうか?
教頭先生中々のイケオジだから、美穂先生もニッコリじゃない?(100%善意)
「はい、皆さん席に着いて下さい。
今日から新しいお友達が加わります。余所から来た男の子です、かなり戸惑うと思いますが、皆さん優しく迎えてあげて下さいね。」
お、男子の新入りですと。これは期待が持てますな。
学業に邁進されてる女子たちも、一斉に顔をあげたぞ!
この行動、DNAに刻まれた本能じゃね?
うわっ、目の隈凄い、眼光だけがギラギラしてるんですけど。
これ、転校生トラウマにならない?
「ふん、仕方がないからこれから俺様の世話をさせてやる。光栄におもうんだな。」
は?
何か不審者入ってきたんだけど!
女子が一斉に勉強を再開させたんですけど!
え、あの不審者俺たちが相手するの?美穂先生、胃を押さえながら俺の事見つめるの止めていただけません?
おい、クラスメート男子、こっち見ろ。目を反らすな。
「なんだこの学校のメスどもは、礼儀ってものを知らないのか?
俺様が特別に世話をさせてやると言ってるんだ、自ら歩み出て挨拶をするのが当然だろう。」
はい、終了~。
いやいやいや、無い無い無い!
なにあれ、馬鹿なの、狂ってるの、良い病院紹介しようか?
女子ガン無視、男子ドン引きなんですけど。
美穂先生も、こっち拝まない!
あんた教師だろ!
「あー、なんだ解った解った。
お前たち、恥ずかしがらなくてもよいぞ。クラスの男どもと比べたら、俺様がイケメン過ぎたのが悪かった。みんなして勉強する振りをして顔を伏せるなんて、可愛い所も有るじゃないか。」
"俺様"メンタル強。
この状況で女子が恥ずかしがってるって、聞いてるこっちが恥ずかしいわ。
所で"男どもと比べたら"って言った時、俺の事見てなかった?
男子諸君、何故に目を反らす。
さっきからお前ら肩が震えているんだが?何故に涙目?
「ふむ、何とも慎ましいものだな。この様な経験は初めてだ。しかし、これでは自ら申し出るのも難しかろう。前の席の女、お前で良い。俺様の席まで案内せよ。」
あ、今の女子に触れるのはデンジャーよ。そんなに強引に肩を掴んじゃ、
"ドゴンッ"
って遅かったか~。
右斜め下からのアッパーカット、肩を掴み掛かった動作にクロスカウンター決めてんじゃん。
腰入れて上体ひねったから、机も一緒にぶっ飛んだんですけど。
なにあの子、あの右世界狙ってんの?
周りもチラッと一瞥だけって、女子ってあれが普通なの?
男子全員ガクブルよ。
「は~い、元気なご挨拶でしたね。
彼が今日からみんなのお友達になる"木村英雄"君です。仲良くしてあげて下さいね。
特に男子は面倒見てあげてね。」
うわっ、この先生、何事もなかった様に流しやがった。
「う~ん、木村君、
緊張と疲れでおねむかな?
男子のみんなも何か顔色悪いわね、あまり夜更かししちゃダメだぞ♪
じゃあ、男子のみんなで木村君を保健室に連れて行ってくれる?
みんなもそのまま休んで来てくれて良いからね。」
うん、理解した。
俺たちは訓練された兵士、
負傷者の搬送任務、確かに承りました!(敬礼)
10
お気に入りに追加
48
あなたにおすすめの小説
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
可愛すぎるクラスメイトがやたら俺の部屋を訪れる件 ~事故から助けたボクっ娘が存在感空気な俺に熱い視線を送ってきている~
蒼田
青春
人よりも十倍以上存在感が薄い高校一年生、宇治原簾 (うじはられん)は、ある日買い物へ行く。
目的のプリンを買った夜の帰り道、簾はクラスメイトの人気者、重原愛莉 (えはらあいり)を見つける。
しかしいつも教室でみる活発な表情はなくどんよりとしていた。只事ではないと目線で追っていると彼女が信号に差し掛かり、トラックに引かれそうな所を簾が助ける。
事故から助けることで始まる活発少女との関係。
愛莉が簾の家にあがり看病したり、勉強したり、時には二人でデートに行ったりと。
愛莉は簾の事が好きで、廉も愛莉のことを気にし始める。
故障で陸上が出来なくなった愛莉は目標新たにし、簾はそんな彼女を補佐し自分の目標を見つけるお話。
*本作はフィクションです。実在する人物・団体・組織名等とは関係ございません。
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる