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兄猫モップの導き
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うちの庭にはまずまず最初の去勢猫ソラ、そして、奥さん的な立場の白猫とその子供三匹。
さらに彼らのほかにもう一匹、黒毛の長毛種の猫が一緒にエサをもらいに来ていました。
血統書付きの洋猫のような見かけのその子は、警戒心を解かない白猫親子と違いフレンドリーな子で、体も撫でさせてくれます。お尻のところらへんも触らせくれたので性別はオスだとわかりました。
その猫のことを外見から私はモップと名付けていました。
いったい彼らとどういう関係の猫なのか、と、思っていましたが、その疑問は近所の人の話で解けました。
三匹の子猫の前にも白猫母さんはうちとは別の近所の家の庭で子育て。
どうもその時の子がまだ巣立たず一緒について回っているようで、つまり三匹の子猫の兄だったようです。
近所の人の話では、最初は三匹子猫がいたそうなのですが、育ったのは二匹だけ。
そのうちの一匹がモップ。
ノラニャンコの生存競争は厳しいですね。
そういう話を聞いていたから、もし大きくなれないとしたらこの子だろう、と、黒猫のチビを見て思っていたのですが、結局生き残ったのはこの子だけ、わからないものです。
モップ君は本当に物おじしない猫で、勝手口から台所にまで入ってきてエサを食べていました。
その方が他の猫に邪魔されずゆっくり食べられることを学習したのでしょう。
そんな兄猫の触発されたのか、一人残された黒猫チビは少しづつですが体を触らせてくれるようになり、一緒に勝手口から家の中に入ってくるようになりました。
さらに彼らのほかにもう一匹、黒毛の長毛種の猫が一緒にエサをもらいに来ていました。
血統書付きの洋猫のような見かけのその子は、警戒心を解かない白猫親子と違いフレンドリーな子で、体も撫でさせてくれます。お尻のところらへんも触らせくれたので性別はオスだとわかりました。
その猫のことを外見から私はモップと名付けていました。
いったい彼らとどういう関係の猫なのか、と、思っていましたが、その疑問は近所の人の話で解けました。
三匹の子猫の前にも白猫母さんはうちとは別の近所の家の庭で子育て。
どうもその時の子がまだ巣立たず一緒について回っているようで、つまり三匹の子猫の兄だったようです。
近所の人の話では、最初は三匹子猫がいたそうなのですが、育ったのは二匹だけ。
そのうちの一匹がモップ。
ノラニャンコの生存競争は厳しいですね。
そういう話を聞いていたから、もし大きくなれないとしたらこの子だろう、と、黒猫のチビを見て思っていたのですが、結局生き残ったのはこの子だけ、わからないものです。
モップ君は本当に物おじしない猫で、勝手口から台所にまで入ってきてエサを食べていました。
その方が他の猫に邪魔されずゆっくり食べられることを学習したのでしょう。
そんな兄猫の触発されたのか、一人残された黒猫チビは少しづつですが体を触らせてくれるようになり、一緒に勝手口から家の中に入ってくるようになりました。
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