ペニスマン

終焉の愛終(しゅうえんのあいうぉあ)

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13.ヒーローをやめる覚悟

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 明間メルに脅されたその日の夜、真弓は自室のベランダに出て外の空気を吸っていた。
 真弓の鬱蒼とした今の気分に反し、夜空は星々で光り輝き澄んでいる。

「はぁ……」

 大きな満月を眺めながら、真弓はため息を吐く。

「どうしよう……僕の正体は言いたくない……かといって、僕を助けてくれたマスターが巻き込まれるのはダメだ。じゃあ、どうすればいいんだよ」

 明間メルは写真を使って真弓のことを脅し、赤い巨人の知っていることを話さなければ、写真をばら撒くといっていた。
 そもそも、マスターと真弓が事をしている写真を取れたのは、明間メルが真弓のことを尾行していたからだ。その時点で、真弓のことを怪しんでいたのは確実。
 だが、真弓はここまで怪しまれることをした覚えがない。
 確かに、トラブルや事件に真弓が関わって来たのは事実で、赤い巨人が現れた現場に真弓もいた。赤い巨人の正体が真弓なのだから当然な話だ。
 明間メルは、スタバで起きた火災事件、大宮高校で起きた怪死事件、博物館で起きた集団意識不明事件、その今まで起きた超常現象事件全てを警察や事件被害者に聞き出して情報を集めているのだろう。
 古屋敷や赤塚にも、その手が回っている可能性がある。
 赤塚は個人的に赤い巨人の正体を探っていて、同じく赤い巨人のことを記事にするため正体を追う明間メルに喜んで情報を提供するはず。
 明間メルに赤塚が情報を提供したのならば、今朝の段階で、赤津が真弓に対して、事件時のアリバイに疑いを持ち問いただしたことは勿論明間メルにも伝わっていると考えていい。
 むしろ、それで余計に真弓と赤い巨人が関係していると線でつなげ、明間メルは放課後、真弓の尾行に踏み切ったのかもしれない。
 そして、いざ尾行すれば、真弓は女性と不健全な行為をしており、明間メルにとって有利な状況を偶然手にして脅してきたというわけだ。
 明間メルは、既に真弓=赤い巨人だと考えている?
 もし、そう考え、明日の約束の場所で、そのことを真弓の口から告白させようとしているならば、真弓に打つ手はない。
 彼女が持っているスマホで取った証拠写真。それさえなければ、真弓は何とでも言い逃れができるし、正体をばらす必要がないのだ。
 だが、彼女が証拠を持ち続けている以上、真弓が選択できる手は一つだけ。

「秘密を告白する……もう、それしか」

 しかし、仮に秘密を告白するとしよう。
 赤い巨人は真弓なのだと。
 明間メルは、赤い巨人のことを記事にし、新聞で世間に公開しようとしている。
 そうなれば、赤い巨人は日本全国、いや世界にあっという間に情報が流れ、真弓は白日の下に晒されてしまうだろう。
 最悪、政府に捕獲され、体の隅々に渡るまで検査され尽し、非道の人体実験は流石にないと考えたいが、無いと言い切れないのが現実だ。
 政府に捕まらないとしても、真弓の個人情報は全世界に晒され、プライバシーは無くなると断言していい。
 そんな生活は嫌だ。
 嫌だが……、秘密を告白するしか道はない。
 剣太に相談するのはどうだろうか。
 剣太に相談すれば、真弓の秘密を何としても秘匿しようとするだろう。どんな手を使っても。剣太ならば、やりかねないのだ。

「ダメだ……剣太にそこまで、重荷を背負わせたくない。兄が、弟に頼ってどうする……!」

 ──詰み、か。赤い巨人の秘密を話す時がやってきたんだ。秘密を隠すのは、辛くて、大変なことだったじゃないか。だったらこう考えよう、秘密を話す機会がやってきたと。あぁ、そうだ……僕は──

 その時、ガラと前から音がした。
 俯いていた視界を、前に持っていく。
 そこには、あり得なくて、あっていいはずなくて、幻覚だと思ったけれど、確かに真弓の滲んできた視界に映り込んだ。

 彼女、月岡はづきが。

「有式くん、今日はどうしたの、夜の外の空気でも吸いに来た? 私もね、夜にこうしてベランダに出て、外の空気を吸いたいときがあるの」

 ──知ってます、だって何度も何度も、隣で見てますから。

 月岡はづきはベランダの柵に肘をつきながら、真弓に言葉を続ける。
 不思議と、こんな近い距離なのに、今は彼女の瞳を見ることが出来た。

「私たち学校では話さないけど、家は隣同士なのよね。私の部屋についてるベランダと有式くんの部屋のベランダも、半ばくっ付いてるし。ホント、私たち、学校で話さないのが不思議だと思わない?」

 ──そうですね。僕たち、こんなに近いのに、話さないのが不思議だ。
 何故か、言葉が出なくて、その代わり、心の声で答える。

「ねえ、有式くんは隣の家に住んでる私のこと知らないかもしれないけど、私はたまに有式くんのこと見てる。変態みたいじゃない? 私」

 ──いや、僕の方が貴方のことを見てます。貴方をオカズにしてオナニーをしたこともあります。そのくらい、僕は変態で最低なんです。

「私ね、ずっと有式くんと前から話したいって思ってた。隣の家の男の子と話してみたいって、思っても、中々勇気が出なくて話せられなかった」

 ──月岡さんが僕と? 僕の方こそ、貴方と話したいと、一緒に目を向き合って話してみたいと、ずっと思っていたんです。ずっと、ずっと……。それが、叶ったっていうのに、僕は。

「有式くんは──やっぱり、私と話したくない、かな。ずっと黙ってるし……私、邪魔だったかな」
「……なこと……」
「ごめんね、はぁっふぅー、大丈夫、私は沢山外の空気今吸ったから。じゃあ有式くん──」
「……かな……いで」

 ──行かないでくれ、月岡さん。僕はもうあなたと話すことができないかもしれないのに。

 彼女は一回大きく深呼吸をすると、背を向けて部屋の中に入っていく。
 がら、とまた音がした後は、夜外のベランダに静寂がやってきた。
 虫の鳴き声や近くを走る電車の音以外、静かな夜の中。
 真弓は一人、隣の家のカーテンが閉まった部屋を眺める。
 カーテンの向こうに、彼女は息をして生活を送っているのだろう。
 だが、もう真弓が彼女の生活に関われることはない。
 あの向こうへ、行ってしまったら、真弓の手は届かないのだ。

「……それでも、僕は貴方のことが好きです。はっ、今になって話せるなんて笑えるな」

 ──決めたよ、月岡さん。

「僕は、貴方に届かなくても、ヒーローになって人生に意味があるんだって、そう言いたかった。でも、ヒーローごっこはもう終わりだ。コソコソ隠れて、犯罪を防いで、誰かを救った気になるのはもうやめだ。僕は、僕を助けてくれた人に迷惑をかけないように、自分の責任を果たすよ」

 その声は、彼女に届かなかった。
 覚悟を決めた声が夜の常闇に交じり、溶けていく。

===


 授業が終わった放課後、学校の屋上に真弓は来ていた。
 屋上のフェンスに顔を向けて立っていた明間メルは振り向いて、

「待ってたよ、一晩たって話す気になったかな」

 そう、言ってきた。
 真弓は笑って、口を開く。

「決まりました。明間さん」
 
 真弓がそう答えた瞬間に、学校から離れた位置で耳をつんざく轟音と共に爆破が起きる。方向で判断するに、駅近くだろう。
 明間メルは敏感に反応して、爆破が起きた街の方向を見た。

「い、今のは爆発……!? 駅の方で何が起きたんだ!? 残念だが、私は様子を見に行かなければ──あ、あ、何だこれは」

 明間メルが再び真弓に振り向いた時には、そこに壁があった。赤い壁が。
 ゆっくりと、厚い筋肉の壁を首を傾けて見上げてみると、光る二つの目と彼女は目が合う。
 明らかな怪物と対面し、頭が真っ白になるが、彼女は並大抵の肝を持ってはいない。すぐに気を戻して冷静に状況を見直す。

「赤い巨人──私の前に現れるなんて、何故……? 本当に実在したんだ、やっぱり」
「ハー……フー……」

 赤い巨人が、明間メルの目の前に立ち、見下ろしていたのだ。
 口から白い息を出す以外は、言語を理解しているのか判断が出来ず、理性を持っているかは不明。
 明間メルは、全身に冷や汗が垂れてくるのを感じながら、事態の様子を見る。
 ──彼、でいいのよね? 彼が何故私の下に現れたのかは分からない。正体を探る私を襲いにきたのかもしれないし、違う理由かもしれない。なんにせよ、ピンチはチャンスともいうし! 今は彼を知る絶好のチャンスだ!

 明間メルが、赤い巨人に話しかけようと試みる寸前。
 赤い巨人の腕が動き、眼前のか弱い乙女の体を片手で掴む。

「何、するんだ──! やはり私を邪魔だと思って、襲いに……!?」

 襲いにかかったと思ったが、しかし、赤い巨人のもう一つの空いた手は、彼女の体に引っ提げたバッグに伸びる。そのまま怪力に物を言わせてバッグの紐を引きちぎり、バッグから手を放す。
 必然的に手を離したバッグは重力に引っ張られて地面に落ちた。

「え……?」
「ガァーーーーーッ!!!」
「やめ、それは私の!?」

 彼女の制止の声が響くも、赤い巨人は咆哮を上げた後持ち上げた片足をバッグに思いっきり振り下ろした。
 そして、バキッと何かがひび割れる音。
 赤い巨人が振り下ろした足を持ち上げれば、そこには小さなコンクリートのクレーターと、ボロボロに破れたバッグの破片が散らばっていた。
 その破片を確認した赤い巨人は深く膝を折って、足に力を込め、地面を力の限り蹴り上げて飛び立つ。
 爆破があった方向へ、赤い巨人は音速を超えた速度で宙を飛んで加速していった。

 独り残された明間メルの腰が崩れ落ち、ぺたんとお尻をつく。

「何だったの……一体」

 茫然とするような、彼女の声が屋上という開いた空間に木霊した。

===

 駅前の高層ビル群辺りに立ち、大声を発しているのは一人の男であった。
 かつて駅内スタバに火災事件を齎した男でもあり、初めて街に現れた超常現象の一人。
 手から火を出す男が、ビルを燃やして笑っていた。
 燃え上がった高層ビルの周りには、警察や消防車、上空にいくつものヘリコプターが飛び回っている有様。
 炎上したビルにはまだ人が残っているのか、救出を求める声が何重にも聞こえてくる。
 
「俺は戻って来たんだ! クソったれな刑務所から脱走してな! 見ろ、この地獄みたいな有様を! 俺がやった! 俺の炎で人々は燃え死に、死ぬ直前になってようやく理解する! 俺を刑務所に入れたのが間違いだったってことをな! 俺はアイツ、赤い化け物さえいなければ最強で、俺を止められるものはなにもない! ハハ、おい警察! 俺を止めて見ろよ!?」

 パトカーを盾にして様子を伺っている警察官へ、男は手をかざし炎を放つ。
 力を示すように、その炎は車と警察を巻き込んで爆破して悲鳴が上がった。
 誰にも止められない、そんな絶句の悲鳴が人々の喉から漏れ出る。
 しかし、空から赤い影が燃えている高層ビルの前に降り立つことでその悲鳴が一時止んだ。
 火を出す男が後ろに起きた轟音に気づき、振り向いたことを後悔する。

「ま、またお前かよお!? 赤い化け物!?」
「ハァ……今は感謝するよ、お前に」
「く、来るな馬鹿野郎!? や、やめてください、本当に、もう悪いことはしませんから!」
「脱走しといて、よくもぬけぬけと」

 赤い巨人はどすどす地面を揺らして、男に近づいていく。
 一発殴って、気絶させようとした赤い巨人だったが、男がその前に白目を向いて気絶してしまった。

「……そんなにビビってんなら、最初から悪いことするなよ。後は……ビルだよな」

 燃え上がった高層ビルを見上げ、助けるべき人を探す。
 屋上に残っている人は救出ヘリで助かる、問題ない。
 真弓が助けなければならないのは、真ん中の階に残こされた人だ。その他にも、残されている人がいるかもしれない。
 赤い巨人は炎で覆われた高層ビルの中階に向けて、軽く跳躍──窓ガラスを突き破ってビル内に突入する。
 室内が燃えた火で黒い煙を漂わせていた。

「どこだ……」
「ゴホ……ッゴホ」

 業務デスクが並ぶ事務室の端、倒れている男性を見つける。
 咳をしていることから、まだ意識がある。
 赤い巨人は、男性に近づいて、できる限り優しく抱き上げた。

「……あなたは?」
「助けにきた。他に残っているものは?」
「この階の奥にまだ残っている人たちが……ゴホ」
「分かった……あとは任せて」
「──あり、がとぅ……」

 抱き上げた男性はその感謝の言葉を最後に意識を失う。
 事務室を出てから、長い通路を走りながら真弓は思った。

 ──ありがとう、か。初めて言われたな。
 沸き上がり続ける、性欲の大波に真弓の意識が徐々に無くなりかけながら、それでも、走ることをやめない。
 通路の奥、非常階段の前で壁に背を預けて座っている女性が二人いた。
 煙で気絶している女性を二人肩に乗せて、これで三人目。

「これで、全部か」

 辺りを見回し、逃げそびれた人たちがもういないことを確認した後は、ビルの壁を貫通して空中に躍り出る。後は宙を落下するのみだ。

「──ガァッ!」

 高層を落下し、地面に着地した赤い巨人は肩に乗せていた三人を一人の消防隊員の前に下す。

「な、なんだこのデカい男は!? ひ、人? もしかしてビルに残っていた──あなたは一体……」
「…………」

 消防員の男性に誰かと聞かれるが、赤い巨人は一言も返さない。
 それからややして、飛び去って姿を消した赤い巨人に、「何だったんだ……」と消防員が困惑気味に呟いた。

 赤い巨人姿の真弓は、宙を飛びながら、街全体に咆哮を轟かせる。

「ガァアアアーーーーーッ!!」

 ──もう、こんなヒーローごっこ、やめるつもりだったんだけどな。でも、助けられる命を救わないのは違うよね、マスター。僕があなたに救ってもらったみたいに、僕も、誰かを救えるなら、できる限り救いたいんだ。あぁ、いつまでこの秘密が守られるか、分からないけど、それでも僕は。

 足掻き、藻掻くように、誰かを救う。
 それはヒーローたりうるだろうか。
 誰かを傷つけて、誰かに迷惑をかけて、これ以上力を使えば、暴走が早まるかもしれないのに。
 それでも、誰かを救いたいと願うのは、いけないことだろうか。


===


 ボロ切れになったバッグの中を探って、かつてスマホであった金属の破片を指で掴んだ明間メルは、青筋を立て歯ぎしりしていた。

「私のスマホが、壊れた……いや壊されたァ! あの子を脅す証拠写真、スマホのSDカードに保存してたのに! ……赤い巨人が、狙って、スマホを壊したってこと……? いつの間にか有式真弓くんいなくなってるし! もうわけわかんない!」

 彼女の叫び声が、学校中に響き渡ったのは言うまでもない。
 

 
 
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