ヒトリエッチ

ヒトリエッチ4 &(ampersand)

1話〜対峙

損損の前に1人の女性が立ち塞がった。
憤怒に満ちた彼女の顔はまさに般若のようだった。
快晴の下に男女、そして魔改造デカティンポだけが立っていたのだった。

凸子「あたしのこと、忘れたとは言わせないわよ、、、」
損損「、、、ま、まさか!?」
凸子「そうよ、私は竹美野凸子。約一年前に言った
            こと、、、覚えてる?」
損損「!!!!!」
凸子「どうやら思い出したみたいね、」
損損「ま、まて!早まるな!」
凸子「問答無用!!!!」


ギリ、ギリ、ギリ、ギリ!

お互い一定の間合いを取る。
ある１点を中心としながらその円周上をクルリと回るようにして牽制し合う。
まるで二人は鎖で繋がれているようだ。

凸子「なぜ、、、なぜカケルをやった!」
損損「、、、それは、、」
凸子「お前がやらなきゃ、、、こんなことには!!!」
損損「く、、、許せ、、、」
凸子「許すまじ!!!」

凸子「ホワァァァァァ!!!!!」

二人の間の秩序はついに崩れた。
凸子は勢い良く損損に襲いかかった。

凸子「これがァァ潮ノ吹、カケルの恨みだうおぉぉ!!」