ヒトリエッチ

ヒトリエッチ3 Seeking of X

最終話〜決戦前夜

ーーーーーー損損出所前日ーーーーーー

凸子「､､､」
ヒロヒト「緊張しているか？」
凸子「だ、だいじょぶ､､､大丈夫よ､､､」
ヒロヒト「ついに明日に迫った。」
凸子「うん」
ヒロヒト「この一年、本当によく取り組ん
　　　　　だ。君の力はもう圧倒的だ。」
凸子「じゃあ奴を､､､」
ヒロヒト「だが慢心はするな。今までやって
　　　　　きたこと全てを思い出して憎しみ
　　　　　鬱憤、その全てをぶつけろ。」
凸子「ああ！」


ーーーーーーー凸子自室ーーーーーーー

いつもよりかなり早くベットに入る凸子。
凸子は天井を見つめ、カケルのことを思い出す。
「カケル、カケル、カケル､､､」
今まで凸子は戦いのことしかあたまになかった。強さを求める中で当初の目標を見失ってしまったのだ。
「ツーーー」
その瞳から涙を流す凸子。
その涙は決して潮などではなかった。
一年前と比べ体格も変わってしまった。
もう過去の凸子とは似ても似つかない。
今の凸子をカケルが見たらどう思うのだろうか。
そんなことを考えるとまた、
「ツー」
と涙を流した。
気づいたら寝ていた。

明日は決戦の日。
凸子、そして損損の運命はいかに。
ヒロヒトはどうなる､､､