135 / 176
第十一章 “DEATH”TINY
黒刃と桃刃
しおりを挟む
裂帛の気合と共に振り下ろされたヒースの一撃――凄まじい音と共に、夥しい土砂が、まるで煙のように濛々と舞い上がり、中庭の地面に巨大なクレーターが穿たれる。
だが――、そのクレーターの中に、銀の死神の身体の残骸は無い。
彼女は、その驚異的な跳躍力を活かして、後ろに20エイムほども飛びすさり、足を地面に付けるや、すぐさま地面を前に蹴り、今度はヒースに向かって急接近する。
ゼラは、中空で漆黒の左腕を鎌の形に変え、身体を捻って振りかぶる。――狙うは、大棍棒を地面に打ちつけ、隙が出来たヒースの太い首元。
「おおっとぉっ!」
ヒースは咄嗟に体勢を落とし、間一髪でゼラの振るう鎌の一撃を躱した。そして、頭を下げた勢いを活かして、ゼラのローブの裾を掴み、思い切り引っ張る。
「――!」
並外れたヒースの膂力に体勢を崩され、思わずゼラの口から、微かに息が漏れる。
「ふん――ぬうんっ!」
ヒースは、気合の声を上げながら、ゼラの身体を建物の石壁に向けて、渾身の力で投げ飛ばした。
凄まじい速さで宙を舞う死神の前に、灰色の石壁が迫る。このままでは、彼女の身体は石壁に激突し、その運動エネルギーに身体を破壊され、到底無事では済まないだろう。
「……」
と、ゼラの左腕に生えた黒い鎌が煙と化し、次の瞬間、黒光りする巨大な撥条へとその姿を変えた。
彼女は左腕を伸ばす。石壁と撥条が接触するや、撥条がグーッと縮み、激突の衝撃を和らげる。
「……おいおい。出鱈目だな、オイ」
投げつけた体勢のまま、事の経緯を見遂げていたヒースは、思わず苦笑いを浮かべる。
――が、笑っている場合では無かった。
縮み切った撥条が元に戻ろうとする反発力を利用して、ゼラは投げ飛ばされた時に倍するスピードで、再び飛びかかってきたのだ。――今度は、左腕の形状を鉞に変えて。
「――クウッ!」
油断していたわけでは無いが、想定を遙かに超える奇襲に、ヒースの判断が僅かに遅れる。彼は、横に跳んで、死神の鉞を躱そうとするが、右の肩口に鉞の一撃を受けてしまう。
「ちぃっ――!」
斬撃を受けたヒースは、敢えてゴロゴロと転がってゼラから距離を取った後、片膝をついた。切り裂かれた肩の傷から血霧が噴き出す。
「ヒースさんッ!」
パームの悲鳴のような声が飛ぶ。だが、声を投げかけられたヒースは、余裕の笑みを浮かべた。
「大丈夫だ、坊ちゃん! こんなモン、かすり傷の内にも入らねえ!」
――だが、彼の心の中には、表情ほどの余裕は無かった。
「……この変則的な戦り方、まるでアイツみてえだな……」
と独り言つヒースの頭には、この場にはいない、軽薄な色事師の締まりの無いうすら笑いが浮かんでいた。
◆ ◆ ◆ ◆
一方、その色事師はというと――、
胸に三本の刃を突き立てられ、赤い絨毯の上で、大の字になって仰向けに倒れていた。
「……何だ。案外とあっさりと終わったな……」
闇に沈む大広間の隅から、姿を現したのは、リオルスでジャスミン達を拉致した、黒装束を身に纏った仮面の者だった。
仮面の者は、フカフカの絨毯を音も立てずに歩き、部屋の中央で倒れるジャスミンへと近付いてゆく。
「――ガッカリだ。チャー傭兵団を壊滅させたと言うから、どれ程の実力者なのかと、少しは期待を抱いていたのだがな……所詮は顔だけの男だったか」
心なしか哀しそうに呟きながら、仮面の者はジャスミンの傍らへ至り、その死を検めようと腰を屈める。
その瞬間、口を開け、白目を剥いていたジャスミンの顔に、皮肉気な笑いが浮かんだ。
「――――顔だけじゃ無いんだな、コレがっ!」
「!」
それと同時に、カチンと音が仮面の者の耳朶を打つ。反射的に身を逸らした仮面の者だったが、間に合わず、左上腕部をマゼンタ色の光の刃に貫かれる。
「――つゥッ!」
仮面の奥の顔を顰めながらも、仮面の者は突き刺された腕を振り回して強引に刃を抜き、床を蹴って後ろに飛び退き、ジャスミンから距離を取った。穴の開いた左腕から滲み出る鮮血で、黒装束が濡れる。
一方、大の字で寝転がっていたジャスミンは、脚を真上に伸ばすと思い切り振り下ろし、その反動で身軽に起き上がった。
そして、蹲る仮面の者へ向けて、嫌みったらしく舌を出してみせる。
「おっしい~! ちょいタイミングが早かったか……」
「……貴様!」
仮面の者は、怒りに満ちてというより、当惑を隠しきれない様子だった。
「――何故生きている! 胸に某のクナイを受けた筈……」
「……くない? ああ、この小刀みたいなヤツか」
ジャスミンは頷くと、己の胸に突き立つ銀の刃物を指さした。
そして、両手を背中に回して、何やらゴソゴソと動かしている。
そして、彼の胸から何かがずり落ち、絨毯の上に転がった。――それは、三本のクナイが突き刺さった革製の胴丸だった。
「いや~、元々傭兵達の中に紛れ込む為に、気絶してた傭兵から拝借してたんだけどさ。思わぬ所で役に立ったよ。このヨロイが無ければ即死だった……」
「……」
得意そうに言うジャスミンを、黙って睨みつける仮面の者。左腕を押さえて、ゆっくりと立ち上がる。
そして、左腕から右腕を離し、腰の後ろに差していた、刃を黒く塗った直刀を抜き放った。
「……何処までも巫山戯た男だ、貴様は――」
「そりゃド~モ。よく言われるよ、それ」
怒りに満ちた仮面の者のくぐもった声に、ヘラヘラと軽薄な調子でおちょくるように答えるジャスミン。
――と、その目に真剣な光が宿る。
「――アンタも、左腕をケガしてるんだしさ。……ココはひとつ、退いてくれないかな? 無駄な血は流したくないだろ?」
「――冗談を言うな。今更退くなど、出来るはずも無かろう!」
「あれ……、上手く伝わらなかったかな?」
ジャスミンは、仮面の者の答えに、挑発するように首を傾げてみせた。そして、眉間に皺を寄せると、その黒曜石を思わせる漆黒の瞳に剣呑な光を宿す。
「――俺は急いでいるんだ。サッサと退け……って、言ってるんだけど」
「急いでいる……アザレア様の所へ――か?」
仮面の者は、静かに言った。ジャスミンの頬がピクリと動く。仮面の男は、それには気付かない様子で、言葉を続けた。
「……諦めろ。――アザレア様は……団長と一緒だ。もう――」
「――退けエエエエッ!」
彼の言葉が終わらぬ内に、血相を変えたジャスミンが、無ジンノヤイバを振りかぶって、仮面の者へ向かって、しゃにむに斬りかかった――。
だが――、そのクレーターの中に、銀の死神の身体の残骸は無い。
彼女は、その驚異的な跳躍力を活かして、後ろに20エイムほども飛びすさり、足を地面に付けるや、すぐさま地面を前に蹴り、今度はヒースに向かって急接近する。
ゼラは、中空で漆黒の左腕を鎌の形に変え、身体を捻って振りかぶる。――狙うは、大棍棒を地面に打ちつけ、隙が出来たヒースの太い首元。
「おおっとぉっ!」
ヒースは咄嗟に体勢を落とし、間一髪でゼラの振るう鎌の一撃を躱した。そして、頭を下げた勢いを活かして、ゼラのローブの裾を掴み、思い切り引っ張る。
「――!」
並外れたヒースの膂力に体勢を崩され、思わずゼラの口から、微かに息が漏れる。
「ふん――ぬうんっ!」
ヒースは、気合の声を上げながら、ゼラの身体を建物の石壁に向けて、渾身の力で投げ飛ばした。
凄まじい速さで宙を舞う死神の前に、灰色の石壁が迫る。このままでは、彼女の身体は石壁に激突し、その運動エネルギーに身体を破壊され、到底無事では済まないだろう。
「……」
と、ゼラの左腕に生えた黒い鎌が煙と化し、次の瞬間、黒光りする巨大な撥条へとその姿を変えた。
彼女は左腕を伸ばす。石壁と撥条が接触するや、撥条がグーッと縮み、激突の衝撃を和らげる。
「……おいおい。出鱈目だな、オイ」
投げつけた体勢のまま、事の経緯を見遂げていたヒースは、思わず苦笑いを浮かべる。
――が、笑っている場合では無かった。
縮み切った撥条が元に戻ろうとする反発力を利用して、ゼラは投げ飛ばされた時に倍するスピードで、再び飛びかかってきたのだ。――今度は、左腕の形状を鉞に変えて。
「――クウッ!」
油断していたわけでは無いが、想定を遙かに超える奇襲に、ヒースの判断が僅かに遅れる。彼は、横に跳んで、死神の鉞を躱そうとするが、右の肩口に鉞の一撃を受けてしまう。
「ちぃっ――!」
斬撃を受けたヒースは、敢えてゴロゴロと転がってゼラから距離を取った後、片膝をついた。切り裂かれた肩の傷から血霧が噴き出す。
「ヒースさんッ!」
パームの悲鳴のような声が飛ぶ。だが、声を投げかけられたヒースは、余裕の笑みを浮かべた。
「大丈夫だ、坊ちゃん! こんなモン、かすり傷の内にも入らねえ!」
――だが、彼の心の中には、表情ほどの余裕は無かった。
「……この変則的な戦り方、まるでアイツみてえだな……」
と独り言つヒースの頭には、この場にはいない、軽薄な色事師の締まりの無いうすら笑いが浮かんでいた。
◆ ◆ ◆ ◆
一方、その色事師はというと――、
胸に三本の刃を突き立てられ、赤い絨毯の上で、大の字になって仰向けに倒れていた。
「……何だ。案外とあっさりと終わったな……」
闇に沈む大広間の隅から、姿を現したのは、リオルスでジャスミン達を拉致した、黒装束を身に纏った仮面の者だった。
仮面の者は、フカフカの絨毯を音も立てずに歩き、部屋の中央で倒れるジャスミンへと近付いてゆく。
「――ガッカリだ。チャー傭兵団を壊滅させたと言うから、どれ程の実力者なのかと、少しは期待を抱いていたのだがな……所詮は顔だけの男だったか」
心なしか哀しそうに呟きながら、仮面の者はジャスミンの傍らへ至り、その死を検めようと腰を屈める。
その瞬間、口を開け、白目を剥いていたジャスミンの顔に、皮肉気な笑いが浮かんだ。
「――――顔だけじゃ無いんだな、コレがっ!」
「!」
それと同時に、カチンと音が仮面の者の耳朶を打つ。反射的に身を逸らした仮面の者だったが、間に合わず、左上腕部をマゼンタ色の光の刃に貫かれる。
「――つゥッ!」
仮面の奥の顔を顰めながらも、仮面の者は突き刺された腕を振り回して強引に刃を抜き、床を蹴って後ろに飛び退き、ジャスミンから距離を取った。穴の開いた左腕から滲み出る鮮血で、黒装束が濡れる。
一方、大の字で寝転がっていたジャスミンは、脚を真上に伸ばすと思い切り振り下ろし、その反動で身軽に起き上がった。
そして、蹲る仮面の者へ向けて、嫌みったらしく舌を出してみせる。
「おっしい~! ちょいタイミングが早かったか……」
「……貴様!」
仮面の者は、怒りに満ちてというより、当惑を隠しきれない様子だった。
「――何故生きている! 胸に某のクナイを受けた筈……」
「……くない? ああ、この小刀みたいなヤツか」
ジャスミンは頷くと、己の胸に突き立つ銀の刃物を指さした。
そして、両手を背中に回して、何やらゴソゴソと動かしている。
そして、彼の胸から何かがずり落ち、絨毯の上に転がった。――それは、三本のクナイが突き刺さった革製の胴丸だった。
「いや~、元々傭兵達の中に紛れ込む為に、気絶してた傭兵から拝借してたんだけどさ。思わぬ所で役に立ったよ。このヨロイが無ければ即死だった……」
「……」
得意そうに言うジャスミンを、黙って睨みつける仮面の者。左腕を押さえて、ゆっくりと立ち上がる。
そして、左腕から右腕を離し、腰の後ろに差していた、刃を黒く塗った直刀を抜き放った。
「……何処までも巫山戯た男だ、貴様は――」
「そりゃド~モ。よく言われるよ、それ」
怒りに満ちた仮面の者のくぐもった声に、ヘラヘラと軽薄な調子でおちょくるように答えるジャスミン。
――と、その目に真剣な光が宿る。
「――アンタも、左腕をケガしてるんだしさ。……ココはひとつ、退いてくれないかな? 無駄な血は流したくないだろ?」
「――冗談を言うな。今更退くなど、出来るはずも無かろう!」
「あれ……、上手く伝わらなかったかな?」
ジャスミンは、仮面の者の答えに、挑発するように首を傾げてみせた。そして、眉間に皺を寄せると、その黒曜石を思わせる漆黒の瞳に剣呑な光を宿す。
「――俺は急いでいるんだ。サッサと退け……って、言ってるんだけど」
「急いでいる……アザレア様の所へ――か?」
仮面の者は、静かに言った。ジャスミンの頬がピクリと動く。仮面の男は、それには気付かない様子で、言葉を続けた。
「……諦めろ。――アザレア様は……団長と一緒だ。もう――」
「――退けエエエエッ!」
彼の言葉が終わらぬ内に、血相を変えたジャスミンが、無ジンノヤイバを振りかぶって、仮面の者へ向かって、しゃにむに斬りかかった――。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

[完結] 邪魔をするなら潰すわよ?
シマ
ファンタジー
私はギルドが運営する治療院で働く治療師の一人、名前はルーシー。
クエストで大怪我したハンター達の治療に毎日、忙しい。そんなある日、騎士の格好をした一人の男が運び込まれた。
貴族のお偉いさんを魔物から護った騎士団の団長さんらしいけど、その場に置いていかれたの?でも、この傷は魔物にヤられたモノじゃないわよ?
魔法のある世界で亡くなった両親の代わりに兄妹を育てるルーシー。彼女は兄妹と静かに暮らしたいけど何やら回りが放ってくれない。
ルーシーが気になる団長さんに振り回されたり振り回したり。
私の生活を邪魔をするなら潰すわよ?
1月5日 誤字脱字修正 54話
★━戦闘シーンや猟奇的発言あり
流血シーンあり。
魔法・魔物あり。
ざぁま薄め。
恋愛要素あり。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
飯屋の娘は魔法を使いたくない?
秋野 木星
ファンタジー
3歳の時に川で溺れた時に前世の記憶人格がよみがえったセリカ。
魔法が使えることをひた隠しにしてきたが、ある日馬車に轢かれそうになった男の子を助けるために思わず魔法を使ってしまう。
それを見ていた貴族の青年が…。
異世界転生の話です。
のんびりとしたセリカの日常を追っていきます。
※ 表紙は星影さんの作品です。
※ 「小説家になろう」から改稿転記しています。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる