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第一章 田中天狼のシリアスな日常・集結編
田中天狼のシリアスな高校生活
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俺は、極々一般的な高校一年生である。
成績は県内中堅校・東総倉高校に無難に合格するレベル。
体格も中肉中背。ルックスも、女子が黄色い歓声をあげるレベルでもなく、さりとて道を避けられる程の醜男でもない……と思う……そうだよな?
運動神経も、以下同文。
むしろ、全ての高校一年生男子のあらゆるレベルの真ん中に位置しているのではないか? という程、ド一般的な能力外見を有していると、自分でも信じられてしまう……。
そう、俺の特徴は『特徴が無い』事なのだ――と、自分で結論づける度に、死にたくなる。
が、
そんな俺のパーソナルデータで唯一の、普通とは違う特徴とは、
名前なんだ。
――『田中 天狼』。これが、俺の名前だ。
名字は、どうでもいい。『田中』と書いて、『たなか』以外の読み方をする一族が居るのなら連絡してくれ。是非ともお会いして、時間無制限で難読名前あるあるトークを繰り広げたい。
問題は、言うまでもなく、名前の方。
――『天狼』と書いて『しりうす』と読む。
「いや、読めねーよ!」との、非難混じりのツッコミが聞こえてきそうだが、それに関しては、寧ろ俺自身が激しく同意したい。
実際、今までに、俺の名前を初見で読めた人間は皆無だ。
皆、名前を食い入るように睨みつけ、脳内のあらゆる引き出しをひっくり返しながら、様々な読み方の可能性を探り、検討し、否定し、煩悶する。そんな、相手の疑問と発見と失望とその他多数の感情が混ぜ合わさった表情を目の前で見せつけられるのは、面白くもあり、悲しくもある。
その後、相手が降参するか、俺がドクターストップをかけて「しりうす」だと、正解を教えると、また違った表情を相手が見せる。
「んだよ! 読めるわけねーだろ。こんな名前!」という、怒りの表情か、
「あー、へぇ~、そうなんだぁ……て、え?」という、戸惑いの表情か、
「……へ? 何で? どうしてそうなるの?」という、胡乱な表情か、
或いは
「……うっわ~、これってアレですかぁ、DQNネームだぁ! かわいそ~」という憐みの表情か……。
待合室で、受付窓口で、郵便配達の受け取りで、何度そんな反応を返されたことか。
そして、俺自身には全く非は無いはずなのに、何でいつも後ろめたい気分を味あわされなきゃいけないのか……。
まあ、最近は、そんな目に遭うのにもめっきり慣れてしまった訳で。哀しい事だが。
つい先日の、高校の入学式の後、最初のホームルームでやらされた自己紹介の時も、俺の名前を聞き、漢字を見たクラスメート達が十人十色の反応を浮かべる中、自嘲気に口元を歪めた後、こう言葉を継いだのだった。
「えーっと、まあ、変な名前ですけど。おおいぬ座の星の一つにシリウスってのがありましてね。中国じゃこの星を天狼星って呼ぶ事から、ウチの両親が付けてくれたんです。自分じゃ結構……気に入ってますよ。……ええ」
――――まあ、全部、嘘なのだが。
そして、現在。
俺は見事にクラス内のグループ形成の輪に乗り遅れた。まあ、ハッキリ言うと「ぼっち」だ。
元々人付き合いが得意な方ではない。生来の性格も因るところも多少はあるだろうが、俺の珍妙な名前がこの難儀な性格の一因……或いは主因となっているのは確かだろう。
結果として、うららかな春の日差しが差し込む教室で、
あそこでは、校則違反のはずの携帯ゲームを持ち寄って、パーティープレイで一狩り行っていたり、
こっちでは机を合わせて大富豪に熱中していたり、
あちらでは、女子がかしましく恋バナに花を咲かせていたり、
そちらでは、少しでもインスタ映えする様に、ズッ友自撮り写真の撮影と加工に精を出している中で、
俺は、なるべく目立たぬ様に気配を殺しながら、自席でもそもそと購買の揚げパンを頬張った後、大げさに欠伸をして、眠くもないのに机に突っ伏すのだった。
賑やかな教室のクラスメートの声が、俺の耳に容赦なく入ってくる。――惨めで、寂しい、が、今から敢然と立ち上がって、アメリカのコメディドラマのジョンやポールの様に、フレンドリィにハイタッチを交わしながら、クラスメートの輪に加わろうとする勇気も瞬発力も、俺は持ち合わせていない。――まあ、実際にやってもクラスメートはドン引きするだけなんだろうが……というか、誰だよ、ジョンとかポール。
でも、俺はうつ伏して、机の木目とにらめっこしながら、秘かに期待していた。
おせっかいで人懐っこくて、「クラスは一致団結! 仲間外れは見逃せないぜぇ!」みたいな暑苦しい信条を持ったクラスメートがこのクラスには存在していて、「やあ! 何を一人でつまらなそうに昼寝してるんだい? 君もこっちで僕たちと青春しようぜ!」と白い歯をキラリと光らせた爽やかなスマイルを浮かべて、俺の事を誘いに来てくれる事を……。
(……………………って、やっぱりいないよなぁ)
我ながら阿呆な妄想をしてしまった……。
やっぱり、自分から飛び込んでいかなきゃダメなんだろうが……無理だ。思いっきり自己紹介の時にスベッたのだ。
今でも、あの時の凍りついたクラスの空気を思い出すと、顔面が沸騰して、うっかり手首でも切りたくなる……。もう、このクラスに溶け込むチャンスも無いような気もしてきた……と、俺は更に落ち込む。
(はぁ~。中学の時も殆ど友達出来なかったから、高校では最初が肝心だー、とか思ってたけど、いざ何するかってなっても、どうしたらいいか皆目見当もつかないもんなぁ~。で、結果はたった数日でこのザマ。ええ、まんまと出遅れましたよ……)
「すみませーん。田中くん? 寝てます?」
(あーあ、俺ずっとこのままなのかなぁ? ……あー駄目だ。高校入って数日で、既にこれからの高校生活に希望が持てなくなって――)
「もしもーし。田中く~ん。起きてますか~? た・な・か・くーん?」
「…………へ?」
憂鬱のデフレスパイラルに没入していた俺は、ようやく自分を呼んでいる声に気が付いて、更にその声が女子の声である事に思い至ると仰天して跳ね起きる。
「あ、起きた! おはよ~、田中くん」
見た事のない女生徒の顔が、花の様なにこやかな微笑を浮かべて、俺の顔を覗き込んでいた。。
大きなぱっちりとした黒い瞳がまず印象に残った。肩にかかるくらいの長さの黒髪。小柄なのに無理して大きいサイズの制服を着ているのか、手が半分袖に隠れている。
このクラスではない娘だと……思う。人の顔を覚えるのは苦手で、当然の如く、自分のクラスの女子の顔を全員覚えきれていないが、彼女の容貌は全く見覚えが無い。
「……え? あ――あ……のぉ」
俺が、状況を掴めずに、目をぱちくりさせながら言葉を継げずにいると、
「君、田中くんだよね。タナカシリウスくん。天の狼って書いてシリウスって読むって、本当?」
女生徒の方から、マシンガンの様に積極的に話しかけてきた。俺はその勢いに呑まれて、首を縦に振る。
「わあ! 本当なんだ!」
彼女はそれを見ると、顔を輝かせて手を叩く。
そして、目をキラキラさせながら、一段と顔を近づけて、言葉を継いだ。
「ねえ! もしかして、しりうすくんの名前って――『炎極』……えっと、『炎愛の極星』の主人公の――」
「ああああああああああああああああああああ!」
その瞬間、俺は女生徒の言葉を遮るように雄叫びの様な絶叫をあげ、椅子を跳ね飛ばすように立ち上がり、呆気にとられる女生徒の腕をひっ掴むと猛然とダッシュして、教室から轟然と走り去ったのだった。
成績は県内中堅校・東総倉高校に無難に合格するレベル。
体格も中肉中背。ルックスも、女子が黄色い歓声をあげるレベルでもなく、さりとて道を避けられる程の醜男でもない……と思う……そうだよな?
運動神経も、以下同文。
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そう、俺の特徴は『特徴が無い』事なのだ――と、自分で結論づける度に、死にたくなる。
が、
そんな俺のパーソナルデータで唯一の、普通とは違う特徴とは、
名前なんだ。
――『田中 天狼』。これが、俺の名前だ。
名字は、どうでもいい。『田中』と書いて、『たなか』以外の読み方をする一族が居るのなら連絡してくれ。是非ともお会いして、時間無制限で難読名前あるあるトークを繰り広げたい。
問題は、言うまでもなく、名前の方。
――『天狼』と書いて『しりうす』と読む。
「いや、読めねーよ!」との、非難混じりのツッコミが聞こえてきそうだが、それに関しては、寧ろ俺自身が激しく同意したい。
実際、今までに、俺の名前を初見で読めた人間は皆無だ。
皆、名前を食い入るように睨みつけ、脳内のあらゆる引き出しをひっくり返しながら、様々な読み方の可能性を探り、検討し、否定し、煩悶する。そんな、相手の疑問と発見と失望とその他多数の感情が混ぜ合わさった表情を目の前で見せつけられるのは、面白くもあり、悲しくもある。
その後、相手が降参するか、俺がドクターストップをかけて「しりうす」だと、正解を教えると、また違った表情を相手が見せる。
「んだよ! 読めるわけねーだろ。こんな名前!」という、怒りの表情か、
「あー、へぇ~、そうなんだぁ……て、え?」という、戸惑いの表情か、
「……へ? 何で? どうしてそうなるの?」という、胡乱な表情か、
或いは
「……うっわ~、これってアレですかぁ、DQNネームだぁ! かわいそ~」という憐みの表情か……。
待合室で、受付窓口で、郵便配達の受け取りで、何度そんな反応を返されたことか。
そして、俺自身には全く非は無いはずなのに、何でいつも後ろめたい気分を味あわされなきゃいけないのか……。
まあ、最近は、そんな目に遭うのにもめっきり慣れてしまった訳で。哀しい事だが。
つい先日の、高校の入学式の後、最初のホームルームでやらされた自己紹介の時も、俺の名前を聞き、漢字を見たクラスメート達が十人十色の反応を浮かべる中、自嘲気に口元を歪めた後、こう言葉を継いだのだった。
「えーっと、まあ、変な名前ですけど。おおいぬ座の星の一つにシリウスってのがありましてね。中国じゃこの星を天狼星って呼ぶ事から、ウチの両親が付けてくれたんです。自分じゃ結構……気に入ってますよ。……ええ」
――――まあ、全部、嘘なのだが。
そして、現在。
俺は見事にクラス内のグループ形成の輪に乗り遅れた。まあ、ハッキリ言うと「ぼっち」だ。
元々人付き合いが得意な方ではない。生来の性格も因るところも多少はあるだろうが、俺の珍妙な名前がこの難儀な性格の一因……或いは主因となっているのは確かだろう。
結果として、うららかな春の日差しが差し込む教室で、
あそこでは、校則違反のはずの携帯ゲームを持ち寄って、パーティープレイで一狩り行っていたり、
こっちでは机を合わせて大富豪に熱中していたり、
あちらでは、女子がかしましく恋バナに花を咲かせていたり、
そちらでは、少しでもインスタ映えする様に、ズッ友自撮り写真の撮影と加工に精を出している中で、
俺は、なるべく目立たぬ様に気配を殺しながら、自席でもそもそと購買の揚げパンを頬張った後、大げさに欠伸をして、眠くもないのに机に突っ伏すのだった。
賑やかな教室のクラスメートの声が、俺の耳に容赦なく入ってくる。――惨めで、寂しい、が、今から敢然と立ち上がって、アメリカのコメディドラマのジョンやポールの様に、フレンドリィにハイタッチを交わしながら、クラスメートの輪に加わろうとする勇気も瞬発力も、俺は持ち合わせていない。――まあ、実際にやってもクラスメートはドン引きするだけなんだろうが……というか、誰だよ、ジョンとかポール。
でも、俺はうつ伏して、机の木目とにらめっこしながら、秘かに期待していた。
おせっかいで人懐っこくて、「クラスは一致団結! 仲間外れは見逃せないぜぇ!」みたいな暑苦しい信条を持ったクラスメートがこのクラスには存在していて、「やあ! 何を一人でつまらなそうに昼寝してるんだい? 君もこっちで僕たちと青春しようぜ!」と白い歯をキラリと光らせた爽やかなスマイルを浮かべて、俺の事を誘いに来てくれる事を……。
(……………………って、やっぱりいないよなぁ)
我ながら阿呆な妄想をしてしまった……。
やっぱり、自分から飛び込んでいかなきゃダメなんだろうが……無理だ。思いっきり自己紹介の時にスベッたのだ。
今でも、あの時の凍りついたクラスの空気を思い出すと、顔面が沸騰して、うっかり手首でも切りたくなる……。もう、このクラスに溶け込むチャンスも無いような気もしてきた……と、俺は更に落ち込む。
(はぁ~。中学の時も殆ど友達出来なかったから、高校では最初が肝心だー、とか思ってたけど、いざ何するかってなっても、どうしたらいいか皆目見当もつかないもんなぁ~。で、結果はたった数日でこのザマ。ええ、まんまと出遅れましたよ……)
「すみませーん。田中くん? 寝てます?」
(あーあ、俺ずっとこのままなのかなぁ? ……あー駄目だ。高校入って数日で、既にこれからの高校生活に希望が持てなくなって――)
「もしもーし。田中く~ん。起きてますか~? た・な・か・くーん?」
「…………へ?」
憂鬱のデフレスパイラルに没入していた俺は、ようやく自分を呼んでいる声に気が付いて、更にその声が女子の声である事に思い至ると仰天して跳ね起きる。
「あ、起きた! おはよ~、田中くん」
見た事のない女生徒の顔が、花の様なにこやかな微笑を浮かべて、俺の顔を覗き込んでいた。。
大きなぱっちりとした黒い瞳がまず印象に残った。肩にかかるくらいの長さの黒髪。小柄なのに無理して大きいサイズの制服を着ているのか、手が半分袖に隠れている。
このクラスではない娘だと……思う。人の顔を覚えるのは苦手で、当然の如く、自分のクラスの女子の顔を全員覚えきれていないが、彼女の容貌は全く見覚えが無い。
「……え? あ――あ……のぉ」
俺が、状況を掴めずに、目をぱちくりさせながら言葉を継げずにいると、
「君、田中くんだよね。タナカシリウスくん。天の狼って書いてシリウスって読むって、本当?」
女生徒の方から、マシンガンの様に積極的に話しかけてきた。俺はその勢いに呑まれて、首を縦に振る。
「わあ! 本当なんだ!」
彼女はそれを見ると、顔を輝かせて手を叩く。
そして、目をキラキラさせながら、一段と顔を近づけて、言葉を継いだ。
「ねえ! もしかして、しりうすくんの名前って――『炎極』……えっと、『炎愛の極星』の主人公の――」
「ああああああああああああああああああああ!」
その瞬間、俺は女生徒の言葉を遮るように雄叫びの様な絶叫をあげ、椅子を跳ね飛ばすように立ち上がり、呆気にとられる女生徒の腕をひっ掴むと猛然とダッシュして、教室から轟然と走り去ったのだった。
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