76 / 114
CASE3 甘い言葉にはご用心
CASE3-11 「――うひゃあああぁっ!」
しおりを挟む
取締室にて、責任者による“ガルムの爪”の最終チェックが終わった翌日。
ダイサリィ・アームズ&アーマーのカウンターのメンバー達は、いつもと変わらぬ忙しい業務に追われていた。
だが、来客には一定の波がある。午前中のラッシュの後――昼飯時である午後一時前後は、訪れる客も少なくなり、イクサらカウンターの受付担当にとっては、ほっと一息つける時間帯である。
が、接客業務は少なくなるが、彼らが暇になる事は無い。昼下がりの手空きの時間は、そっくりそのまま、修理品の整理や、カルテの集計などの雑務作業に充てられるのだ。
「イクサ先輩。修理品出荷の確認をお願いします」
シーリカが、それまでに受付した修理品一覧リストを手に、イクサに声をかけてきた。客から預かった修理品を工房へ引き渡す際に、リストと現品の突き合わせを行う為だ。
イクサは彼女の言葉に頷き、備品補充の申請書を書く手を止めて立ち上がった。
「はーい。今行くよ」
そして、彼女に続いてバックヤードに入る。
バックヤードにはコロの付いた籠が置いてあり、その中には、傷が付かないように布が巻かれた剣や盾や鎧が、十数点ほど積み込まれている。
イクサは、シーリカから出荷リストを受け取ると、
「はい、どうぞー。番号はランダムでいいよ」
と、彼女に声をかけた。シーリカは「はーい」と応えると、布に取り付けられたタグを手に取り、読み上げる。
「えーと……まず、8番……シュミット・ダンゲ様の鉄盾、です」
「――はい、オッケー」
「えー、次は……5番、サンテン・アフマンディ様依頼の長槍――」
「――はい、いいでーす」
この様に、ふたりの目で確認する事で、確実にリストの抜け漏れが無いようにダブルチェックを行う――それが、カウンターのルーチン業務のひとつなのである。
ふたりは、息の合ったやり取りで、ポンポンと突き合わせを進めていく。
そして――、
「……で……12番、クセーノウン・ダイモウト様依頼の、魔法杖。――これで、以上です!」
「――はい、オッケー! 大丈夫そうだね」
リストに入れたチェックが、全て入っているのを今一度確認して、イクサはリストから目を上げて、微笑みながら頷いた。その笑顔を受けて、シーリカも安堵の表情を浮かべる。
「ふう……全部揃ってて良かったですぅ」
「毎日やってるルーチンだけど、毎度毎度『今日は、リストと品数が合わないんじゃないか』って、ドキドキしちゃうよね」
「万が一、お客様からお預かりした修理品が無くなってたりしたら、大変ですからね……」
「いや、やめようよ……。仮定だとしても考えたくないや、そんな最悪の事態……」
シーリカの言葉に、顔を引き攣らせるイクサ。シーリカも、「わあ、確かにそうですね……!」と呟いて、口を噤んだ。
――彼の言う通りである。
万が一、客から預かった修理品を紛失でもしようものなら、店の信用はガタ落ちどころではない。
何せ、販売用の商品とは違い、客の持ち込む修理依頼品は客の愛着が染み込んだ、ふたつと無いモノばかりだ。そんな無二のものを紛失してしまったら、基本的には取り返しがつかない。
仮に、全く同じ新品を用意できたとしても、それは所詮別の物。元の修理品に詰まった思い出や愛着は戻ってこないのだ。
もちろん、誠心誠意謝れば、諦めてくれたり、納得してもらえる客もいるが、そうではない客もいる。
そして、そうではない客に、一言「思い出を返せ!」と言われてしまったら最後。
こちら側が取れる手段は、死んでも元々の修理品を探し出すか、額を地に擦りつけて謝り倒すか、客が納得するだけの代替品(元の修理品より、何倍も価値のある品、もしくは金銭そのもの)を提示して、赦してもらうしか無いのだ。
――この様に、『預かった修理品の紛失』は、イクサ達修理請負業者にとっては、考え得る限り最悪な事態のひとつなのである。イクサが、「考えたくもない」と言う理由もお解り頂けただろうか……。
――閑話休題。
「――うひゃあああぁっ!」
その時――、
カウンターの方から、間の抜けた叫び声が聞こえた。ひとりカウンターに残っていたスマラクトの声だ。
談笑していたイクサとシーリカは、ハッとして顔を見合わせると、慌ててバックヤードからカウンターへと出る。
「ど――どうしましたか、スマラクトさん……?」
緊迫したイクサの呼びかけに、ゆっくりと後ろに振り返ったスマラクトは――、にへらあと、締まりのない――実にキモい笑顔を浮かべた。
「……え? は、ハイ……?」
彼の表情の意味が全く解らず、そして、その不気味すぎる笑顔に怖気立ちながら、間の抜けた声を上げるイクサ。
――と、
「……あ! ――イ、イクサ先輩! その……その方って――!」
イクサの背後で、袖を引っ張りながらシーリカが囁いた。その鋭い声に驚きながらも、彼はカウンターの前に立つ人影に目を向ける。
その人物は、ゆったりとした紺色のロングドレスを着た妙齢の女性で、頭にはフリルのあしらわれたボンネット(婦人用の帽子)を目深に被っていた。
イクサは、ボンネットから垂れた彼女の長い栗色の髪に引っかかるものを感じ、ボンネットに隠れた彼女の顔をまじまじと見て――、
「――あっ!」
思わず、大きな声を上げた。
フリルの下から覗く、彼女の顔立ちは――、
マイスとシーリカと共にスマラクトを尾行した、あの日に目撃した、あの顔。
そう、彼女は――スマラクトに寄り添って優しく微笑んでいた、あの女性だった。
ダイサリィ・アームズ&アーマーのカウンターのメンバー達は、いつもと変わらぬ忙しい業務に追われていた。
だが、来客には一定の波がある。午前中のラッシュの後――昼飯時である午後一時前後は、訪れる客も少なくなり、イクサらカウンターの受付担当にとっては、ほっと一息つける時間帯である。
が、接客業務は少なくなるが、彼らが暇になる事は無い。昼下がりの手空きの時間は、そっくりそのまま、修理品の整理や、カルテの集計などの雑務作業に充てられるのだ。
「イクサ先輩。修理品出荷の確認をお願いします」
シーリカが、それまでに受付した修理品一覧リストを手に、イクサに声をかけてきた。客から預かった修理品を工房へ引き渡す際に、リストと現品の突き合わせを行う為だ。
イクサは彼女の言葉に頷き、備品補充の申請書を書く手を止めて立ち上がった。
「はーい。今行くよ」
そして、彼女に続いてバックヤードに入る。
バックヤードにはコロの付いた籠が置いてあり、その中には、傷が付かないように布が巻かれた剣や盾や鎧が、十数点ほど積み込まれている。
イクサは、シーリカから出荷リストを受け取ると、
「はい、どうぞー。番号はランダムでいいよ」
と、彼女に声をかけた。シーリカは「はーい」と応えると、布に取り付けられたタグを手に取り、読み上げる。
「えーと……まず、8番……シュミット・ダンゲ様の鉄盾、です」
「――はい、オッケー」
「えー、次は……5番、サンテン・アフマンディ様依頼の長槍――」
「――はい、いいでーす」
この様に、ふたりの目で確認する事で、確実にリストの抜け漏れが無いようにダブルチェックを行う――それが、カウンターのルーチン業務のひとつなのである。
ふたりは、息の合ったやり取りで、ポンポンと突き合わせを進めていく。
そして――、
「……で……12番、クセーノウン・ダイモウト様依頼の、魔法杖。――これで、以上です!」
「――はい、オッケー! 大丈夫そうだね」
リストに入れたチェックが、全て入っているのを今一度確認して、イクサはリストから目を上げて、微笑みながら頷いた。その笑顔を受けて、シーリカも安堵の表情を浮かべる。
「ふう……全部揃ってて良かったですぅ」
「毎日やってるルーチンだけど、毎度毎度『今日は、リストと品数が合わないんじゃないか』って、ドキドキしちゃうよね」
「万が一、お客様からお預かりした修理品が無くなってたりしたら、大変ですからね……」
「いや、やめようよ……。仮定だとしても考えたくないや、そんな最悪の事態……」
シーリカの言葉に、顔を引き攣らせるイクサ。シーリカも、「わあ、確かにそうですね……!」と呟いて、口を噤んだ。
――彼の言う通りである。
万が一、客から預かった修理品を紛失でもしようものなら、店の信用はガタ落ちどころではない。
何せ、販売用の商品とは違い、客の持ち込む修理依頼品は客の愛着が染み込んだ、ふたつと無いモノばかりだ。そんな無二のものを紛失してしまったら、基本的には取り返しがつかない。
仮に、全く同じ新品を用意できたとしても、それは所詮別の物。元の修理品に詰まった思い出や愛着は戻ってこないのだ。
もちろん、誠心誠意謝れば、諦めてくれたり、納得してもらえる客もいるが、そうではない客もいる。
そして、そうではない客に、一言「思い出を返せ!」と言われてしまったら最後。
こちら側が取れる手段は、死んでも元々の修理品を探し出すか、額を地に擦りつけて謝り倒すか、客が納得するだけの代替品(元の修理品より、何倍も価値のある品、もしくは金銭そのもの)を提示して、赦してもらうしか無いのだ。
――この様に、『預かった修理品の紛失』は、イクサ達修理請負業者にとっては、考え得る限り最悪な事態のひとつなのである。イクサが、「考えたくもない」と言う理由もお解り頂けただろうか……。
――閑話休題。
「――うひゃあああぁっ!」
その時――、
カウンターの方から、間の抜けた叫び声が聞こえた。ひとりカウンターに残っていたスマラクトの声だ。
談笑していたイクサとシーリカは、ハッとして顔を見合わせると、慌ててバックヤードからカウンターへと出る。
「ど――どうしましたか、スマラクトさん……?」
緊迫したイクサの呼びかけに、ゆっくりと後ろに振り返ったスマラクトは――、にへらあと、締まりのない――実にキモい笑顔を浮かべた。
「……え? は、ハイ……?」
彼の表情の意味が全く解らず、そして、その不気味すぎる笑顔に怖気立ちながら、間の抜けた声を上げるイクサ。
――と、
「……あ! ――イ、イクサ先輩! その……その方って――!」
イクサの背後で、袖を引っ張りながらシーリカが囁いた。その鋭い声に驚きながらも、彼はカウンターの前に立つ人影に目を向ける。
その人物は、ゆったりとした紺色のロングドレスを着た妙齢の女性で、頭にはフリルのあしらわれたボンネット(婦人用の帽子)を目深に被っていた。
イクサは、ボンネットから垂れた彼女の長い栗色の髪に引っかかるものを感じ、ボンネットに隠れた彼女の顔をまじまじと見て――、
「――あっ!」
思わず、大きな声を上げた。
フリルの下から覗く、彼女の顔立ちは――、
マイスとシーリカと共にスマラクトを尾行した、あの日に目撃した、あの顔。
そう、彼女は――スマラクトに寄り添って優しく微笑んでいた、あの女性だった。
0
お気に入りに追加
33
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
出来損ないと呼ばれた伯爵令嬢は出来損ないを望む
家具屋ふふみに
ファンタジー
この世界には魔法が存在する。
そして生まれ持つ適性がある属性しか使えない。
その属性は主に6つ。
火・水・風・土・雷・そして……無。
クーリアは伯爵令嬢として生まれた。
貴族は生まれながらに魔力、そして属性の適性が多いとされている。
そんな中で、クーリアは無属性の適性しかなかった。
無属性しか扱えない者は『白』と呼ばれる。
その呼び名は貴族にとって屈辱でしかない。
だからクーリアは出来損ないと呼ばれた。
そして彼女はその通りの出来損ない……ではなかった。
これは彼女の本気を引き出したい彼女の周りの人達と、絶対に本気を出したくない彼女との攻防を描いた、そんな物語。
そしてクーリアは、自身に隠された秘密を知る……そんなお話。
設定揺らぎまくりで安定しないかもしれませんが、そういうものだと納得してくださいm(_ _)m
※←このマークがある話は大体一人称。
【完結】帝国滅亡の『大災厄』、飼い始めました
綾雅(要らない悪役令嬢1/7発売)
ファンタジー
大陸を制覇し、全盛を極めたアティン帝国を一夜にして滅ぼした『大災厄』―――正体のわからぬ大災害の話は、御伽噺として世に広まっていた。
うっかり『大災厄』の正体を知った魔術師――ルリアージェ――は、大陸9つの国のうち、3つの国から追われることになる。逃亡生活の邪魔にしかならない絶世の美形を連れた彼女は、徐々に覇権争いに巻き込まれていく。
まさか『大災厄』を飼うことになるなんて―――。
真面目なようで、不真面目なファンタジーが今始まる!
【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう
※2022/05/13 第10回ネット小説大賞、一次選考通過
※2019年春、エブリスタ長編ファンタジー特集に選ばれました(o´-ω-)o)ペコッ
婚約破棄された検品令嬢ですが、冷酷辺境伯の子を身籠りました。 でも本当はお優しい方で毎日幸せです
青空あかな
恋愛
旧題:「荷物検査など誰でもできる」と婚約破棄された検品令嬢ですが、極悪非道な辺境伯の子を身籠りました。でも本当はお優しい方で毎日心が癒されています
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
3521回目の異世界転生 〜無双人生にも飽き飽きしてきたので目立たぬように生きていきます〜
I.G
ファンタジー
神様と名乗るおじいさんに転生させられること3521回。
レベル、ステータス、その他もろもろ
最強の力を身につけてきた服部隼人いう名の転生者がいた。
彼の役目は異世界の危機を救うこと。
異世界の危機を救っては、また別の異世界へと転生を繰り返す日々を送っていた。
彼はそんな人生で何よりも
人との別れの連続が辛かった。
だから彼は誰とも仲良くならないように、目立たない回復職で、ほそぼそと異世界を救おうと決意する。
しかし、彼は自分の強さを強すぎる
が故に、隠しきることができない。
そしてまた、この異世界でも、
服部隼人の強さが人々にばれていく
のだった。
異世界着ぐるみ転生
こまちゃも
ファンタジー
旧題:着ぐるみ転生
どこにでもいる、普通のOLだった。
会社と部屋を往復する毎日。趣味と言えば、十年以上続けているRPGオンラインゲーム。
ある日気が付くと、森の中だった。
誘拐?ちょっと待て、何この全身モフモフ!
自分の姿が、ゲームで使っていたアバター・・・二足歩行の巨大猫になっていた。
幸い、ゲームで培ったスキルや能力はそのまま。使っていたアイテムバッグも中身入り!
冒険者?そんな怖い事はしません!
目指せ、自給自足!
*小説家になろう様でも掲載中です
無一文で追放される悪女に転生したので特技を活かしてお金儲けを始めたら、聖女様と呼ばれるようになりました
結城芙由奈
恋愛
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中
【完結】白い結婚で生まれた私は王族にはなりません〜光の精霊王と予言の王女〜
白崎りか
ファンタジー
「悪女オリヴィア! 白い結婚を神官が証明した。婚姻は無効だ! 私は愛するフローラを王妃にする!」
即位したばかりの国王が、宣言した。
真実の愛で結ばれた王とその恋人は、永遠の愛を誓いあう。
だが、そこには大きな秘密があった。
王に命じられた神官は、白い結婚を偽証していた。
この時、悪女オリヴィアは娘を身ごもっていたのだ。
そして、光の精霊王の契約者となる予言の王女を産むことになる。
第一部 貴族学園編
私の名前はレティシア。
政略結婚した王と元王妃の間にできた娘なのだけど、私の存在は、生まれる前に消された。
だから、いとこの双子の姉ってことになってる。
この世界の貴族は、5歳になったら貴族学園に通わないといけない。私と弟は、そこで、契約獣を得るためのハードな訓練をしている。
私の異母弟にも会った。彼は私に、「目玉をよこせ」なんて言う、わがままな王子だった。
第二部 魔法学校編
失ってしまったかけがえのない人。
復讐のために精霊王と契約する。
魔法学校で再会した貴族学園時代の同級生。
毒薬を送った犯人を捜すために、パーティに出席する。
修行を続け、勇者の遺産を手にいれる。
前半は、ほのぼのゆっくり進みます。
後半は、どろどろさくさくです。
小説家になろう様にも投稿してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる