133 / 259
第十一章 新たな堕人の少女は、何を知るのか
第十一章其の壱 事故
しおりを挟む
「……を置け! そして、ゆっくりと両手を挙げて、こちらに見せろ!」
「……え?」
仁科勝悟は、自分に向けて発せられたらしい厳しい響きの声に、ハッと我に返った。
キョトンとした顔で、ゆっくりと周囲を見回す。
「ここは……」
商品が並べられた陳列棚。微かなモーター音を立てているアイスの入った冷凍ケース。水着姿で煽情的な的なポーズを取り、不自然な笑みを浮かべている若いグラドルの写真が表紙に載った週刊誌……。
それは見慣れた、自分が勤めていたコンビニの店内だった。
(ああ……そういえば……)
勝悟は、ぼんやりと思い出す。
(俺は……ついさっき……クビになったんだっけ……)
彼は、まるで靄がかかったようにはっきりしない意識の中で、それまでの事を順番に思い出そうとする。
(確か……バックヤードで店長にクビにされて……荷物をまとめてたら、グエンくんがクソ客に捕まってて……しょうがないから代わってやって……対応してたら、クソ客がキレてナイフを出してきて……ッ!)
そこまで思い出した時、彼の意識にかかっていた靄が一気に晴れた。
「――痛ッ……!」
同時に、背中に激痛が走り、くぐもった呻き声を上げる。
張り付いたシャツの気持ち悪い感触から、自分の背中が何か生温かいもので濡れているのが分かった。
(そ……そうだ……)
彼は、ようやく思い出す。
(た……確か俺は……あのクソ客に、背中を刺されたんだった……)
自分の置かれている状況を理解した途端、全身から嫌な脂汗が噴き出し、顔面から一気に血の気が引いていくのが分かった。
だが、いつまでもこうしている訳にはいかない。早く逃げないと、逆上しているクレーマーが、更に攻撃を加えてくるだろう……!
そう考えた勝悟は、痛みで顔を歪め、歯を食いしばりながら立ち上がろうとするが、
「う……おぉっ?」
不意に足を滑らせ、大きく体勢を崩した。
ガシャン! ガラガラ……!
咄嗟に手をついた陳列棚が崩れ、その上に陳列されていた缶詰類が落ちてきて、騒々しい音を立てる。
落ちる缶詰を目で追って、床に視線を向ける勝悟だったが、
「――ッ!」
その目は大きく見開かれ、その動きは凍りついたように止まった。
――コンビニの白い床の上に、真っ赤な液体が一面に広がっていたからだ。
「え……? こ、これ……ち、血か……?」
微かな粘度を感じさせる液体は、そうにしか見えない。
「……ッ!」
一瞬、自分が流した血かと思い、その量の多さに気が遠くなりかける勝悟だったが、すぐにそうではないと察した。
もし、この大量の血が全て自分のものだとしたら、こんなにピンピンして立っていられるはずが無い。
この多さは……明らかに致死量の流血だ。
「じゃ……じゃあ……い、一体、誰の……」
呆然と呟く勝悟だったが、すぐにその答えに辿り着いた。
彼から数十センチほど離れた床に、見覚えのある金髪の男――先ほど自分の背中を刺してきたクレーマーが、うつ伏せで倒れていたからだ。
――その首には、鋭利な刃物で斬り裂かれたような傷があり、ぱっくりと割れた傷口からは、真っ赤な血が未だに流れ出ている。
無論、男はピクリとも動かなかった。
「え……? な……何……で……?」
目の前の異常な状況に、勝悟は口をパクパクさせながら、うわ言の様に声を上げる。
訳が分からないまま、血溜まりの中に沈むクレーマーを助けようと、一歩踏み出す――。
「おい! 動くな! 持っている物を捨てて、手を挙げろと言っているだろう! こ、これ以上不審な動きをすれば……は、発砲するぞ!」
「……え?」
唐突に緊迫した怒声を浴びせられた勝悟は、ビクリと身体を震わせ、声の方向に振り向く。
店の自動ドアの前に、緊張で引き攣った表情を浮かべている若い男が、両手を自分の方に向けて伸ばしている姿が見えた。
「……け、警察官……?」
彼が着ている青い制服と紺色のベスト、そして特徴的な制帽を見て、勝悟は茫然と呟いた。
「な……何で、警察官が、俺に向けて拳銃を向けているんだ……?」
妙だ。
(た……確かに、俺はグエン君に警察を呼ぶように言ったけど、それはこのクレーマーを逮捕してもらう為……。なのに、何で警察官は、俺に向けて拳銃を……?)
「む……無駄な抵抗は止めろ! 大人しく……その手に持ったナイフを捨てろ!」
「え……」
警官の発した警告で、ようやく彼は、自分がずっとバタフライナイフを握り締めていた事に気が付いた。
「こ……これは……!」
愕然としながら、勝悟は呟く。
彼が固く握りしめていたのは、先ほどクレーマーが取り出し、彼の背中を刺したバタフライナイフだった。
そして――そのナイフの刃には真っ赤な血糊がべったりとこびりつき、ぽたぽたと滴っている。
「あ……っ!」
それを見た瞬間、勝悟は思い出した。
――クレーマーに背中を刺された後、なおも逆上する彼と揉み合いとなった事。
縺れ合った状態で床に倒れた拍子に、ナイフの刃がクレーマーの首に深く突き刺さった事。
首から勢いよく血を噴き出しながら激しく身体を痙攣させていたクレーマーが、やがて動かなくなった事――!
「ち……ちが……違うんです……っ!」
勝悟は、口を激しく戦慄かせ、首を大きく横に振りながら、必死で警察官に訴える。
「こ……これは、じ……事故なんです! お、俺は、決して殺すつもりなんかなくて! 先に刺されたから、身を守ろうとして……」
「え、ええい! ナイフを捨てろと……言っているだろうがぁっ!」
血塗れの姿で、必死の形相を浮かべて近付こうとする勝悟の姿を見て、まだ年若い警官は激しい恐怖を感じ――思わず、構えていた拳銃の引金を引いてしまった。
パァンッ!
まるで風船を割ったような破裂音が店内に響き渡る。
「――ッ!」
警官の拳銃から放たれた銃弾は、勝悟の頬を掠めた。彼の背後のガラス窓が粉々に割れ散る乾いた音が鼓膜を劈く。
「ひ――っ!」
その音に、勝悟はすっかり恐慌を来してしまった。
彼は恐怖で顔を引き攣らせながら、警官の横をすり抜けて店外に脱出しようと床を蹴る。
「あ――ま、待てっ!」
その動きに慌てた警官は、構えた拳銃を勝悟の胸に合わせて動かした。
「ひっ……や、止めろォっ!」
(撃たれるっ!)と直感した勝悟は、更に恐怖に駆られ、右腕を振り回す。――バタフライナイフを固く握った右腕を。
「――ひゅっ」
「……え?」
突然、甲高い笛の音のような音を聴いた勝悟は、驚きながら音の鳴った方に目を遣った。
「……ッ!」
そして、その目が飛び出さんばかりに見開かれる。
――彼の目に映ったのは、
勝悟の振ったバタフライナイフの刃によって首を斬り裂かれ、夥しい血を噴き出しながらゆっくりと倒れる、若い警察官の姿だった――。
「……え?」
仁科勝悟は、自分に向けて発せられたらしい厳しい響きの声に、ハッと我に返った。
キョトンとした顔で、ゆっくりと周囲を見回す。
「ここは……」
商品が並べられた陳列棚。微かなモーター音を立てているアイスの入った冷凍ケース。水着姿で煽情的な的なポーズを取り、不自然な笑みを浮かべている若いグラドルの写真が表紙に載った週刊誌……。
それは見慣れた、自分が勤めていたコンビニの店内だった。
(ああ……そういえば……)
勝悟は、ぼんやりと思い出す。
(俺は……ついさっき……クビになったんだっけ……)
彼は、まるで靄がかかったようにはっきりしない意識の中で、それまでの事を順番に思い出そうとする。
(確か……バックヤードで店長にクビにされて……荷物をまとめてたら、グエンくんがクソ客に捕まってて……しょうがないから代わってやって……対応してたら、クソ客がキレてナイフを出してきて……ッ!)
そこまで思い出した時、彼の意識にかかっていた靄が一気に晴れた。
「――痛ッ……!」
同時に、背中に激痛が走り、くぐもった呻き声を上げる。
張り付いたシャツの気持ち悪い感触から、自分の背中が何か生温かいもので濡れているのが分かった。
(そ……そうだ……)
彼は、ようやく思い出す。
(た……確か俺は……あのクソ客に、背中を刺されたんだった……)
自分の置かれている状況を理解した途端、全身から嫌な脂汗が噴き出し、顔面から一気に血の気が引いていくのが分かった。
だが、いつまでもこうしている訳にはいかない。早く逃げないと、逆上しているクレーマーが、更に攻撃を加えてくるだろう……!
そう考えた勝悟は、痛みで顔を歪め、歯を食いしばりながら立ち上がろうとするが、
「う……おぉっ?」
不意に足を滑らせ、大きく体勢を崩した。
ガシャン! ガラガラ……!
咄嗟に手をついた陳列棚が崩れ、その上に陳列されていた缶詰類が落ちてきて、騒々しい音を立てる。
落ちる缶詰を目で追って、床に視線を向ける勝悟だったが、
「――ッ!」
その目は大きく見開かれ、その動きは凍りついたように止まった。
――コンビニの白い床の上に、真っ赤な液体が一面に広がっていたからだ。
「え……? こ、これ……ち、血か……?」
微かな粘度を感じさせる液体は、そうにしか見えない。
「……ッ!」
一瞬、自分が流した血かと思い、その量の多さに気が遠くなりかける勝悟だったが、すぐにそうではないと察した。
もし、この大量の血が全て自分のものだとしたら、こんなにピンピンして立っていられるはずが無い。
この多さは……明らかに致死量の流血だ。
「じゃ……じゃあ……い、一体、誰の……」
呆然と呟く勝悟だったが、すぐにその答えに辿り着いた。
彼から数十センチほど離れた床に、見覚えのある金髪の男――先ほど自分の背中を刺してきたクレーマーが、うつ伏せで倒れていたからだ。
――その首には、鋭利な刃物で斬り裂かれたような傷があり、ぱっくりと割れた傷口からは、真っ赤な血が未だに流れ出ている。
無論、男はピクリとも動かなかった。
「え……? な……何……で……?」
目の前の異常な状況に、勝悟は口をパクパクさせながら、うわ言の様に声を上げる。
訳が分からないまま、血溜まりの中に沈むクレーマーを助けようと、一歩踏み出す――。
「おい! 動くな! 持っている物を捨てて、手を挙げろと言っているだろう! こ、これ以上不審な動きをすれば……は、発砲するぞ!」
「……え?」
唐突に緊迫した怒声を浴びせられた勝悟は、ビクリと身体を震わせ、声の方向に振り向く。
店の自動ドアの前に、緊張で引き攣った表情を浮かべている若い男が、両手を自分の方に向けて伸ばしている姿が見えた。
「……け、警察官……?」
彼が着ている青い制服と紺色のベスト、そして特徴的な制帽を見て、勝悟は茫然と呟いた。
「な……何で、警察官が、俺に向けて拳銃を向けているんだ……?」
妙だ。
(た……確かに、俺はグエン君に警察を呼ぶように言ったけど、それはこのクレーマーを逮捕してもらう為……。なのに、何で警察官は、俺に向けて拳銃を……?)
「む……無駄な抵抗は止めろ! 大人しく……その手に持ったナイフを捨てろ!」
「え……」
警官の発した警告で、ようやく彼は、自分がずっとバタフライナイフを握り締めていた事に気が付いた。
「こ……これは……!」
愕然としながら、勝悟は呟く。
彼が固く握りしめていたのは、先ほどクレーマーが取り出し、彼の背中を刺したバタフライナイフだった。
そして――そのナイフの刃には真っ赤な血糊がべったりとこびりつき、ぽたぽたと滴っている。
「あ……っ!」
それを見た瞬間、勝悟は思い出した。
――クレーマーに背中を刺された後、なおも逆上する彼と揉み合いとなった事。
縺れ合った状態で床に倒れた拍子に、ナイフの刃がクレーマーの首に深く突き刺さった事。
首から勢いよく血を噴き出しながら激しく身体を痙攣させていたクレーマーが、やがて動かなくなった事――!
「ち……ちが……違うんです……っ!」
勝悟は、口を激しく戦慄かせ、首を大きく横に振りながら、必死で警察官に訴える。
「こ……これは、じ……事故なんです! お、俺は、決して殺すつもりなんかなくて! 先に刺されたから、身を守ろうとして……」
「え、ええい! ナイフを捨てろと……言っているだろうがぁっ!」
血塗れの姿で、必死の形相を浮かべて近付こうとする勝悟の姿を見て、まだ年若い警官は激しい恐怖を感じ――思わず、構えていた拳銃の引金を引いてしまった。
パァンッ!
まるで風船を割ったような破裂音が店内に響き渡る。
「――ッ!」
警官の拳銃から放たれた銃弾は、勝悟の頬を掠めた。彼の背後のガラス窓が粉々に割れ散る乾いた音が鼓膜を劈く。
「ひ――っ!」
その音に、勝悟はすっかり恐慌を来してしまった。
彼は恐怖で顔を引き攣らせながら、警官の横をすり抜けて店外に脱出しようと床を蹴る。
「あ――ま、待てっ!」
その動きに慌てた警官は、構えた拳銃を勝悟の胸に合わせて動かした。
「ひっ……や、止めろォっ!」
(撃たれるっ!)と直感した勝悟は、更に恐怖に駆られ、右腕を振り回す。――バタフライナイフを固く握った右腕を。
「――ひゅっ」
「……え?」
突然、甲高い笛の音のような音を聴いた勝悟は、驚きながら音の鳴った方に目を遣った。
「……ッ!」
そして、その目が飛び出さんばかりに見開かれる。
――彼の目に映ったのは、
勝悟の振ったバタフライナイフの刃によって首を斬り裂かれ、夥しい血を噴き出しながらゆっくりと倒れる、若い警察官の姿だった――。
0
お気に入りに追加
12
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

番から逃げる事にしました
みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。
前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。
彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。
❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。
❋独自設定有りです。
❋他視点の話もあります。
❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【完結】初級魔法しか使えない低ランク冒険者の少年は、今日も依頼を達成して家に帰る。
アノマロカリス
ファンタジー
少年テッドには、両親がいない。
両親は低ランク冒険者で、依頼の途中で魔物に殺されたのだ。
両親の少ない保険でやり繰りしていたが、もう金が尽きかけようとしていた。
テッドには、妹が3人いる。
両親から「妹達を頼む!」…と出掛ける前からいつも約束していた。
このままでは家族が離れ離れになると思ったテッドは、冒険者になって金を稼ぐ道を選んだ。
そんな少年テッドだが、パーティーには加入せずにソロ活動していた。
その理由は、パーティーに参加するとその日に家に帰れなくなるからだ。
両親は、小さいながらも持ち家を持っていてそこに住んでいる。
両親が生きている頃は、父親の部屋と母親の部屋、子供部屋には兄妹4人で暮らしていたが…
両親が死んでからは、父親の部屋はテッドが…
母親の部屋は、長女のリットが、子供部屋には、次女のルットと三女のロットになっている。
今日も依頼をこなして、家に帰るんだ!
この少年テッドは…いや、この先は本編で語ろう。
お楽しみくださいね!
HOTランキング20位になりました。
皆さん、有り難う御座います。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる