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第六章 ふたりの装甲戦士は、何故互いに戦うのか
第六章其の伍 動機
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「おおおおおっ!」
力強く大地を蹴ったテラは、先程よりも速い速度で、仁王立ちするZ2に肉薄する。
「はああああっ!」
そして、大きく振りかぶった拳を、喊声と共にZ2の顔面目掛けて振り下ろした。
――が、
ガガンッ!
「――グッ!」
鈍い衝撃音が空気を震わせると同時に、テラが苦悶の声を上げ、その拳の軌道は大きく上方に逸れる。
「フンッ! そんな単純な攻撃に大人しく当たってあげると思ったの――ぐッ!」
振り下ろされたテラの拳をカウンター気味に肘で下から突き上げたZ2だったが、勝ち誇った哄笑は途中で途切れた。
すかさず放ったテラの膝蹴りが、肘を突き上げた事でガラ空きになった彼の脇腹にヒットしたからだ。
Z2の小さな身体が、奇襲によってぐらりと揺らぐ。
――が、
「い……ったいなぁっ、この!」
怒りで荒げた声と共に足を踏ん張ったZ2は、強く握りしめた左拳をテラのマスク目がけて叩きつけた。
「ぐ――ッ!」
顎を強かに殴られた事で、今度はテラの方が体勢を崩す。
「は――ッ!」
パンチの動きと連動して放たれたZ2の左ミドルキックが、鞭のように撓りながらテラの右太ももを打ち据えた。
その凄まじい衝撃に、たまらずテラの身体は横に吹き飛び、土煙と草花を散らし上げながらゴロゴロと転がっていく。
と、それを追うように、Z2も跳躍した。
「さっきみたいに、距離を取られちゃ面倒だからねッ!」
大きく跳び上がったZ2は、頭上で両手を組むと、中空で大きく身を反らす。
そして、
「コイツを食らったら、タダじゃすまないよッ!」
そう叫ぶと激しく身体を縦回転させながら、大地に横たわるテラの身体目がけて突っ込んだ。
回転しながらみるみる近付くZ2の姿に、テラは仮面の奥の目を見開く。
「――ッ!」
急いで避けようとするが、先ほどZ2のキックを受けたせいで右太ももが痺れてしまい、意のままに動かなかった。
まごついている間にも、Z2はドンドンと近付いてくる。
「Z2ハンマークラァ――ッシュッ!」
Z2が技名を高らかに叫んだ瞬間、Z2の組んだ拳が、回転の遠心力で充分に威力を増しながらテラに炸裂した。
激突で生じた衝撃波が同心円状に広がり、周囲の草々を薙ぎ払う。
「きゃ――ッ!」
凄まじい衝撃波が、離れたところに身を潜めてふたりの戦いを固唾を呑んで見守っていたフラニィの元にも届き、彼女の身体は、まるで急流に浮かぶ木の葉のように激しく翻弄された。
だが、そんな中でしっかりと脚を踏ん張り、衝撃波の嵐の中を耐えながら、フラニィは声を限りに叫ぶ。
「は――ハヤテ……様――ハヤテ様――ッ!」
だが、彼女の叫びは、荒ぶる衝撃波の前で、儚く掻き消えてしまい、テラの耳には届かない――はずだった。
だが、
「あ……!」
土煙の向こうで蹲った影がゆっくりと手を上げ、親指を立てたのを、彼女の目は捉える。
「は……ハヤテ……様!」
「……だい、じょうぶ……大丈夫だよ、フラニィ……」
灰色の装甲に包まれた右手でサムズアップしたテラは、弱々しい声で彼女の呼びかけに応えた。
――一方、
「……チッ! しぶとい……!」
舞い上がる土煙の中で、スリットの下のアイユニットを禍々しく光らせたのはZ2である。
と、組んだ拳を振り下ろした体勢の彼に向けて、二本の鋭い牙がその身体目がけて伸びた。
牙の先端が届く寸前で大きく跳び退いたZ2は、空中でクルリと一回転すると、音もなく地面に降り立つ。
そして、ゆっくりと身を起こす影に向かって、憎々しげに言った。
「まったく……ボクのZ2ハンマークラッシュが当たる直前に、防御力の高い象のモードに装甲を戻して、敢えて技を受けるなんてね……」
「……」
Z2の声にも応えず、装甲戦士テラ・タイプ・マウンテンエレファントは、まるで幽鬼のようにゆらりと立ち上がる。
だが――その装甲は、あちこちがひしゃげてヒビが入り、マスクの真ん中にあったビッグノーズは依然として千切れたまま。
それでも、顎から伸びた二本の白い牙を威嚇するように前に突き出したテラの戦意は横溢だった。
――それが、Z2には気に食わない。
「……本当に良く分からないね、キミは」
と、Z2は、ほとほと呆れたと言わんばかりに肩を竦めてみせた。
その声に、テラの肩がピクリと動く。
「……何が分からないっていうんだ、お前は……?」
「へんっ! 決まってるじゃないかっ!」
と、言葉を荒げると、Z2は背後に聳えるキヤフェの外壁を指さして、荒々しく言葉を継いだ。
「――このボクと、ここまで戦える力と頭の良さがあるのに、何でそれを自分の為や、仲間のオチビトの為に使おうとしないで、あんな縁もゆかりもないネコたちの為に使うんだい? そこまでボロボロになりながらさ?」
「……それは……さっきも言っただろう……?」
テラは、痛みで息を荒げながらも、しっかりとした口調で答える。
「俺は……装甲戦士テラとしてのこの力を、弱い立場の者たちの為に使おうとしているだけだ。――テレビの向こうで、焔良疾風がそうしていたように……」
「……ハッ! おめでとう! ようやく目が覚めたんだね? 自分がブラウン管の中で戦っていたヒーローなんかじゃなかったって事にさ!」
テラの言葉に、Z2は嘲笑をあげながら拍手した。――が、すぐに押し黙って、低い声で言葉を続ける。
「――なのに、キミはまだ続けるんだね。そんな正義の味方ごっこを……」
「ごっこじゃない――!」
敵意を剥き出しにするZ2を前に、一歩も退かずに声を上げるテラ。
「俺は、確かに焔良疾風じゃない! ――でも、装甲戦士テラとして、俺の中にある『弱者を護る』という正義を貫く――そう決めたんだ!」
「……」
テラの決意の言葉に、Z2は暫しの間無言のままだったが、やがて大きな溜息を吐く。
「……それが、キミの結論なのかい? 冗談でもなく?」
「ああ、そうだ」
「……はぁ」
テラの答えを聞いたZ2は、再び深い溜息を吐くと、フルフルと頭を振った。
「……冗談じゃなくて、本気で言ってるんだったら、もう間違いない」
彼はそう呟くと、上目遣いにテラを睨みつける。その仕草から、彼が甚だしい苛立ちを覚えている事が窺い知れた。
Z2は、腰のベルトにゆっくりと手を伸ばしながら、低い声で言う。
「キミは、頭がおかしくなっているよ。装甲戦士テラ」
「……!」
「……もう、うんざりだ」
Z2はそう呟きながら、ベルトの隠しから何かを取り出した。
「な――ッ!」
Z2の手の中で光るそれを見たテラが、思わず驚きの声を上げる。
「そ、それは――“光る板”っ!」
「ふん……知ってるだろ? 『オチビトは、光る板を二枚持った状態でこの異世界に堕とされた』――って」
驚愕するテラを見下しながら、Z2はゆっくりと、光る板を持った手を額に近付ける。
「――それは、ボクも例外じゃないのさ。元々、Z2の装甲アイテムが一つしか存在しないから、使い道が無くて、しょうがないから板のままで取っておいてただけ。――でも」
そこまで言うと、彼は口を噤み、集中した。
すると、たちまち“光る板”は眩い光を放ち始め、夜闇に包まれた一帯を明るく照らし出した。
「“光る板”が姿を変えるのは、何も装甲アイテムだけにじゃない。――こういう変化のさせ方もあるのさ!」
「――!」
Z2の声と同時に、光る板が一際強い光を放つ。
――そして、
「……こういう風にね」
勝ち誇ったような声を上げて、彼が高々と掲げ上げたのは――肉厚の刃を持つ、機械仕掛けの巨大な剣だった――!
力強く大地を蹴ったテラは、先程よりも速い速度で、仁王立ちするZ2に肉薄する。
「はああああっ!」
そして、大きく振りかぶった拳を、喊声と共にZ2の顔面目掛けて振り下ろした。
――が、
ガガンッ!
「――グッ!」
鈍い衝撃音が空気を震わせると同時に、テラが苦悶の声を上げ、その拳の軌道は大きく上方に逸れる。
「フンッ! そんな単純な攻撃に大人しく当たってあげると思ったの――ぐッ!」
振り下ろされたテラの拳をカウンター気味に肘で下から突き上げたZ2だったが、勝ち誇った哄笑は途中で途切れた。
すかさず放ったテラの膝蹴りが、肘を突き上げた事でガラ空きになった彼の脇腹にヒットしたからだ。
Z2の小さな身体が、奇襲によってぐらりと揺らぐ。
――が、
「い……ったいなぁっ、この!」
怒りで荒げた声と共に足を踏ん張ったZ2は、強く握りしめた左拳をテラのマスク目がけて叩きつけた。
「ぐ――ッ!」
顎を強かに殴られた事で、今度はテラの方が体勢を崩す。
「は――ッ!」
パンチの動きと連動して放たれたZ2の左ミドルキックが、鞭のように撓りながらテラの右太ももを打ち据えた。
その凄まじい衝撃に、たまらずテラの身体は横に吹き飛び、土煙と草花を散らし上げながらゴロゴロと転がっていく。
と、それを追うように、Z2も跳躍した。
「さっきみたいに、距離を取られちゃ面倒だからねッ!」
大きく跳び上がったZ2は、頭上で両手を組むと、中空で大きく身を反らす。
そして、
「コイツを食らったら、タダじゃすまないよッ!」
そう叫ぶと激しく身体を縦回転させながら、大地に横たわるテラの身体目がけて突っ込んだ。
回転しながらみるみる近付くZ2の姿に、テラは仮面の奥の目を見開く。
「――ッ!」
急いで避けようとするが、先ほどZ2のキックを受けたせいで右太ももが痺れてしまい、意のままに動かなかった。
まごついている間にも、Z2はドンドンと近付いてくる。
「Z2ハンマークラァ――ッシュッ!」
Z2が技名を高らかに叫んだ瞬間、Z2の組んだ拳が、回転の遠心力で充分に威力を増しながらテラに炸裂した。
激突で生じた衝撃波が同心円状に広がり、周囲の草々を薙ぎ払う。
「きゃ――ッ!」
凄まじい衝撃波が、離れたところに身を潜めてふたりの戦いを固唾を呑んで見守っていたフラニィの元にも届き、彼女の身体は、まるで急流に浮かぶ木の葉のように激しく翻弄された。
だが、そんな中でしっかりと脚を踏ん張り、衝撃波の嵐の中を耐えながら、フラニィは声を限りに叫ぶ。
「は――ハヤテ……様――ハヤテ様――ッ!」
だが、彼女の叫びは、荒ぶる衝撃波の前で、儚く掻き消えてしまい、テラの耳には届かない――はずだった。
だが、
「あ……!」
土煙の向こうで蹲った影がゆっくりと手を上げ、親指を立てたのを、彼女の目は捉える。
「は……ハヤテ……様!」
「……だい、じょうぶ……大丈夫だよ、フラニィ……」
灰色の装甲に包まれた右手でサムズアップしたテラは、弱々しい声で彼女の呼びかけに応えた。
――一方、
「……チッ! しぶとい……!」
舞い上がる土煙の中で、スリットの下のアイユニットを禍々しく光らせたのはZ2である。
と、組んだ拳を振り下ろした体勢の彼に向けて、二本の鋭い牙がその身体目がけて伸びた。
牙の先端が届く寸前で大きく跳び退いたZ2は、空中でクルリと一回転すると、音もなく地面に降り立つ。
そして、ゆっくりと身を起こす影に向かって、憎々しげに言った。
「まったく……ボクのZ2ハンマークラッシュが当たる直前に、防御力の高い象のモードに装甲を戻して、敢えて技を受けるなんてね……」
「……」
Z2の声にも応えず、装甲戦士テラ・タイプ・マウンテンエレファントは、まるで幽鬼のようにゆらりと立ち上がる。
だが――その装甲は、あちこちがひしゃげてヒビが入り、マスクの真ん中にあったビッグノーズは依然として千切れたまま。
それでも、顎から伸びた二本の白い牙を威嚇するように前に突き出したテラの戦意は横溢だった。
――それが、Z2には気に食わない。
「……本当に良く分からないね、キミは」
と、Z2は、ほとほと呆れたと言わんばかりに肩を竦めてみせた。
その声に、テラの肩がピクリと動く。
「……何が分からないっていうんだ、お前は……?」
「へんっ! 決まってるじゃないかっ!」
と、言葉を荒げると、Z2は背後に聳えるキヤフェの外壁を指さして、荒々しく言葉を継いだ。
「――このボクと、ここまで戦える力と頭の良さがあるのに、何でそれを自分の為や、仲間のオチビトの為に使おうとしないで、あんな縁もゆかりもないネコたちの為に使うんだい? そこまでボロボロになりながらさ?」
「……それは……さっきも言っただろう……?」
テラは、痛みで息を荒げながらも、しっかりとした口調で答える。
「俺は……装甲戦士テラとしてのこの力を、弱い立場の者たちの為に使おうとしているだけだ。――テレビの向こうで、焔良疾風がそうしていたように……」
「……ハッ! おめでとう! ようやく目が覚めたんだね? 自分がブラウン管の中で戦っていたヒーローなんかじゃなかったって事にさ!」
テラの言葉に、Z2は嘲笑をあげながら拍手した。――が、すぐに押し黙って、低い声で言葉を続ける。
「――なのに、キミはまだ続けるんだね。そんな正義の味方ごっこを……」
「ごっこじゃない――!」
敵意を剥き出しにするZ2を前に、一歩も退かずに声を上げるテラ。
「俺は、確かに焔良疾風じゃない! ――でも、装甲戦士テラとして、俺の中にある『弱者を護る』という正義を貫く――そう決めたんだ!」
「……」
テラの決意の言葉に、Z2は暫しの間無言のままだったが、やがて大きな溜息を吐く。
「……それが、キミの結論なのかい? 冗談でもなく?」
「ああ、そうだ」
「……はぁ」
テラの答えを聞いたZ2は、再び深い溜息を吐くと、フルフルと頭を振った。
「……冗談じゃなくて、本気で言ってるんだったら、もう間違いない」
彼はそう呟くと、上目遣いにテラを睨みつける。その仕草から、彼が甚だしい苛立ちを覚えている事が窺い知れた。
Z2は、腰のベルトにゆっくりと手を伸ばしながら、低い声で言う。
「キミは、頭がおかしくなっているよ。装甲戦士テラ」
「……!」
「……もう、うんざりだ」
Z2はそう呟きながら、ベルトの隠しから何かを取り出した。
「な――ッ!」
Z2の手の中で光るそれを見たテラが、思わず驚きの声を上げる。
「そ、それは――“光る板”っ!」
「ふん……知ってるだろ? 『オチビトは、光る板を二枚持った状態でこの異世界に堕とされた』――って」
驚愕するテラを見下しながら、Z2はゆっくりと、光る板を持った手を額に近付ける。
「――それは、ボクも例外じゃないのさ。元々、Z2の装甲アイテムが一つしか存在しないから、使い道が無くて、しょうがないから板のままで取っておいてただけ。――でも」
そこまで言うと、彼は口を噤み、集中した。
すると、たちまち“光る板”は眩い光を放ち始め、夜闇に包まれた一帯を明るく照らし出した。
「“光る板”が姿を変えるのは、何も装甲アイテムだけにじゃない。――こういう変化のさせ方もあるのさ!」
「――!」
Z2の声と同時に、光る板が一際強い光を放つ。
――そして、
「……こういう風にね」
勝ち誇ったような声を上げて、彼が高々と掲げ上げたのは――肉厚の刃を持つ、機械仕掛けの巨大な剣だった――!
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