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第一章 異世界に堕ちし者は、何を目指すのか
第一章其の玖 披露
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「……と、その前に」
中年男性はそう言うと、自分の胸に手を当てた。
「失礼。自己紹介がまだだったね。……私の名前は、牛島聡だ。向こうの――元々の世界では、小説家をしていてね。……ペンネームは鳴瀬永遠というのだが、ご存知ないかな?」
「……」
ハヤテは、中年男性――牛島聡の問いかけに警戒を露わにしながら、無言で頭を振った。
それを見て、残念そうな表情を浮かべる牛島。
「そうか……私がいなくなった後に、著作がヒットして少しは名が知られていやしないかと思ったのだが――残念だ」
「ハハッ! やっぱりオレが言った通りだったじゃねえか! つうかよ、何でオレが『売れてねえ』つったのに信じねえで、こいつが首を横に振ったらあっさり信じてんだよ、アンタ?」
ツールズの装着者を名乗る若い男が、牛島に向かって、笑いながら怒る。
そんな彼に、牛島はしかめっ面を向けた。
「いや、だって君、本なんか読んだ事無さそうじゃないか」
「あぁっ? バカにすんじゃねえぞ? オレだって、本くらい読んでたわ! ほら……闇医者が主人公の『ブラック・ジョーカー』とか……」
「――いや、それってマンガじゃん」
口を挟んできたのは、健一だった。
彼は、小脇に挟んでいたマンガ雑誌を広げて、あるページを指さした。
「これでしょ? カオルが言ってるやつって」
「おお! これよこれ!」
健一の示したマンガを見たツールズ――薫が声を弾ませた。
その様子を冷ややかな顔で見ていた健一は、ボソリと呟く。
「ボクがあっちにいた頃には普通に連載中だったんだけど……。ていうか、そもそも、何で学校の図書館にマンガなんかが置いてあるのさ?」
「あ? 知らねえよ! 面白いからなんじゃねえの?」
「……君に訊いたボクが馬鹿だったよ」
「あぁ? 誰がバカだと?」
冷めた健一の言葉に薫が気色ばむ一方で、
「マンガですら学校の図書館に置いてあるのに、私の本は置いていないんだね……」
そう言って、がくりと肩を落とす牛島。
「いや……というか、エロ小説は、どの時代でも学校の図書館には置けないと思うんだけど……」
ガッカリする牛島に、冷めた声で健一が指摘した。
「いやぁ……エロ小説じゃなくて、官能小説のつもりなんだけどね……」
的確で酷薄な指摘に、牛島は苦笑いを浮かべて頭を掻く。
――その時、
「――ちょ、ちょっと待ってくれ!」
唐突に上ずった声で叫んだのは、ハヤテだった。
その声にハッとした牛島は、申し訳なさそうに顔の前に片手を立てる。
「ああ、すまない。話が脇道に逸れてしまったね。――で、どこまで話したかな?」
そう言いながら頭を掻いた牛島は、「ああ、そうそう」と微笑んだ。
「自己紹介の途中だったね。さっきも言ったが、私の名は牛島聡。――そして、装甲戦士ジュエルの装着者だ」
「――ち」
「『違う、お前は装着者なんかじゃない』――そう言いたいのかな?」
「――っ!」
「まあ、自己紹介くらいは最後まで聞き給え」
と、遮るように掌を上げてハヤテを黙らせた牛島は、背後のふたりに向かって顎をしゃくった。
「……ほら、君たちも自己紹介しなさい」
「ああ? 何でオレが、こんなブッ壊れ野郎なんかに名前を教えてやらないといけねえんだよ?」
「……だから、サトル。年上に対しては敬語を使えって――」
「いいから」
「「ッ!」」
牛島の、静かな中にも有無を言わせぬ強い芯を含んだ語気に、ふたりは思わず息を呑んで押し黙った。
そして、
「……分かったよ」
しぶしぶといった様子で、ヤンキー風の男の方が、ふくれ面をしながら一歩前に出る。
そして、ぶっきらぼうな口調で名乗った。
「……来島薫。十七歳の乙女座だ」
「顔に似合わず、可愛い名前でしょ? カオルちゃんって呼んでもい――イダッ!」
「うるせえぞ、クソガキッ!」
軽口を叩いて頭にカオルのゲンコツを食らった少年は、目に涙を浮かべながら口を開く。
「――ボクの名前は、有瀬健一。アームドファイターZ2の装着者ってやつさ。よろしく、新しいオチビトさん」
「……」
それぞれ名乗った三人の顔を順番に見回した後、ハヤテは大きく頭を振った。
「違う……! アンタ達は全員、装甲戦士の装着者なんかじゃない!」
そう叫ぶと、ハヤテは三人を睨みつける。
「……さっきも言ったが、装甲戦士ツールズの装着者は穴山螺旋だし、ジュエルの装着者は、伊矢幕雅という名の冒険家だ。……Z2に至っては、風祭真之介という大学生の青年で、君の様な子供なんかじゃない!」
「……確かに、カオルの言う通りだったね。……彼、現実と“テレビ”がごっちゃになってる」
頑なに自分たちの言う事を信じないハヤテを前にして、健一は肩を竦めながら言った。
その言葉に、牛島も憂い顔で頷いた。
「なら……『百聞は一見にしかず』というのを実践するのが、一番手っ取り早いだろうね」
そう言うと、彼はジャケットの中に手を入れると、何かを取り出した。
「そ――それは……!」
牛島が取り出し、掲げた物を見て、ハヤテは思わず絶句する。
「魔石……!」
「そう。――そしてこれが、“ジュエルブレス”……」
そう言うと、牛島は左腕の袖を捲る。そこには、複雑な刻印が施された黄金の腕輪が嵌まっていた。
彼に続き、薫と健一も、それぞれ懐から何かを取り出す。
薫が左手に嵌めたのは、“ツールサムターン”を取り付ける装甲デバイス――“ツールズグローブ”。
そして、健一が腕を伸ばして掲げたのは、Z2への装甲アイテムである“Zバックル”である。
「――!」
それらを見止めたハヤテは、驚きで大きく目を見開いた。
牛島は、そんな彼の反応を見て微かに口元を綻ばせると、背後に向かって声をかける。
「……さて。ふたりとも、準備はいいかい?」
「……ああ」
「うん」
自分の問いかけにふたりが応えたのを確認した牛島は、ジュエルブレスにゆっくりと魔石を嵌め込んだ。
それを見て、薫はツールサムターンをグローブの窪みに突っ込み、健一はZバックルを自分のへその辺りに押し当てる。
「――魔装!」
「アームド・ツール、換装っ!」
「武装……」
三人が同時に叫んだ。
次の瞬間、夥しい光がそれぞれのアイテムから溢れ出し、薄暗い小屋の中を迸る。
そのあまりの眩しさに、ハヤテは思わず顔を背け、目を瞑った。
「……!」
数秒後、光が収まったのを瞼越しに感じたハヤテは、恐る恐る目を開ける。
彼の目の前に立つ三つの影。
彼らは、先程までの姿では無く――、
『魔装・装甲戦士ジュエル・ブルーアクアエディション』
『装甲戦士ツールズ・シャープネイルスタイル、スタート・オブ・ワーク!』
「アームドファイターZ2、武装っ!」
――それぞれ異なる装甲戦士のスーツを身に纏っていた。
中年男性はそう言うと、自分の胸に手を当てた。
「失礼。自己紹介がまだだったね。……私の名前は、牛島聡だ。向こうの――元々の世界では、小説家をしていてね。……ペンネームは鳴瀬永遠というのだが、ご存知ないかな?」
「……」
ハヤテは、中年男性――牛島聡の問いかけに警戒を露わにしながら、無言で頭を振った。
それを見て、残念そうな表情を浮かべる牛島。
「そうか……私がいなくなった後に、著作がヒットして少しは名が知られていやしないかと思ったのだが――残念だ」
「ハハッ! やっぱりオレが言った通りだったじゃねえか! つうかよ、何でオレが『売れてねえ』つったのに信じねえで、こいつが首を横に振ったらあっさり信じてんだよ、アンタ?」
ツールズの装着者を名乗る若い男が、牛島に向かって、笑いながら怒る。
そんな彼に、牛島はしかめっ面を向けた。
「いや、だって君、本なんか読んだ事無さそうじゃないか」
「あぁっ? バカにすんじゃねえぞ? オレだって、本くらい読んでたわ! ほら……闇医者が主人公の『ブラック・ジョーカー』とか……」
「――いや、それってマンガじゃん」
口を挟んできたのは、健一だった。
彼は、小脇に挟んでいたマンガ雑誌を広げて、あるページを指さした。
「これでしょ? カオルが言ってるやつって」
「おお! これよこれ!」
健一の示したマンガを見たツールズ――薫が声を弾ませた。
その様子を冷ややかな顔で見ていた健一は、ボソリと呟く。
「ボクがあっちにいた頃には普通に連載中だったんだけど……。ていうか、そもそも、何で学校の図書館にマンガなんかが置いてあるのさ?」
「あ? 知らねえよ! 面白いからなんじゃねえの?」
「……君に訊いたボクが馬鹿だったよ」
「あぁ? 誰がバカだと?」
冷めた健一の言葉に薫が気色ばむ一方で、
「マンガですら学校の図書館に置いてあるのに、私の本は置いていないんだね……」
そう言って、がくりと肩を落とす牛島。
「いや……というか、エロ小説は、どの時代でも学校の図書館には置けないと思うんだけど……」
ガッカリする牛島に、冷めた声で健一が指摘した。
「いやぁ……エロ小説じゃなくて、官能小説のつもりなんだけどね……」
的確で酷薄な指摘に、牛島は苦笑いを浮かべて頭を掻く。
――その時、
「――ちょ、ちょっと待ってくれ!」
唐突に上ずった声で叫んだのは、ハヤテだった。
その声にハッとした牛島は、申し訳なさそうに顔の前に片手を立てる。
「ああ、すまない。話が脇道に逸れてしまったね。――で、どこまで話したかな?」
そう言いながら頭を掻いた牛島は、「ああ、そうそう」と微笑んだ。
「自己紹介の途中だったね。さっきも言ったが、私の名は牛島聡。――そして、装甲戦士ジュエルの装着者だ」
「――ち」
「『違う、お前は装着者なんかじゃない』――そう言いたいのかな?」
「――っ!」
「まあ、自己紹介くらいは最後まで聞き給え」
と、遮るように掌を上げてハヤテを黙らせた牛島は、背後のふたりに向かって顎をしゃくった。
「……ほら、君たちも自己紹介しなさい」
「ああ? 何でオレが、こんなブッ壊れ野郎なんかに名前を教えてやらないといけねえんだよ?」
「……だから、サトル。年上に対しては敬語を使えって――」
「いいから」
「「ッ!」」
牛島の、静かな中にも有無を言わせぬ強い芯を含んだ語気に、ふたりは思わず息を呑んで押し黙った。
そして、
「……分かったよ」
しぶしぶといった様子で、ヤンキー風の男の方が、ふくれ面をしながら一歩前に出る。
そして、ぶっきらぼうな口調で名乗った。
「……来島薫。十七歳の乙女座だ」
「顔に似合わず、可愛い名前でしょ? カオルちゃんって呼んでもい――イダッ!」
「うるせえぞ、クソガキッ!」
軽口を叩いて頭にカオルのゲンコツを食らった少年は、目に涙を浮かべながら口を開く。
「――ボクの名前は、有瀬健一。アームドファイターZ2の装着者ってやつさ。よろしく、新しいオチビトさん」
「……」
それぞれ名乗った三人の顔を順番に見回した後、ハヤテは大きく頭を振った。
「違う……! アンタ達は全員、装甲戦士の装着者なんかじゃない!」
そう叫ぶと、ハヤテは三人を睨みつける。
「……さっきも言ったが、装甲戦士ツールズの装着者は穴山螺旋だし、ジュエルの装着者は、伊矢幕雅という名の冒険家だ。……Z2に至っては、風祭真之介という大学生の青年で、君の様な子供なんかじゃない!」
「……確かに、カオルの言う通りだったね。……彼、現実と“テレビ”がごっちゃになってる」
頑なに自分たちの言う事を信じないハヤテを前にして、健一は肩を竦めながら言った。
その言葉に、牛島も憂い顔で頷いた。
「なら……『百聞は一見にしかず』というのを実践するのが、一番手っ取り早いだろうね」
そう言うと、彼はジャケットの中に手を入れると、何かを取り出した。
「そ――それは……!」
牛島が取り出し、掲げた物を見て、ハヤテは思わず絶句する。
「魔石……!」
「そう。――そしてこれが、“ジュエルブレス”……」
そう言うと、牛島は左腕の袖を捲る。そこには、複雑な刻印が施された黄金の腕輪が嵌まっていた。
彼に続き、薫と健一も、それぞれ懐から何かを取り出す。
薫が左手に嵌めたのは、“ツールサムターン”を取り付ける装甲デバイス――“ツールズグローブ”。
そして、健一が腕を伸ばして掲げたのは、Z2への装甲アイテムである“Zバックル”である。
「――!」
それらを見止めたハヤテは、驚きで大きく目を見開いた。
牛島は、そんな彼の反応を見て微かに口元を綻ばせると、背後に向かって声をかける。
「……さて。ふたりとも、準備はいいかい?」
「……ああ」
「うん」
自分の問いかけにふたりが応えたのを確認した牛島は、ジュエルブレスにゆっくりと魔石を嵌め込んだ。
それを見て、薫はツールサムターンをグローブの窪みに突っ込み、健一はZバックルを自分のへその辺りに押し当てる。
「――魔装!」
「アームド・ツール、換装っ!」
「武装……」
三人が同時に叫んだ。
次の瞬間、夥しい光がそれぞれのアイテムから溢れ出し、薄暗い小屋の中を迸る。
そのあまりの眩しさに、ハヤテは思わず顔を背け、目を瞑った。
「……!」
数秒後、光が収まったのを瞼越しに感じたハヤテは、恐る恐る目を開ける。
彼の目の前に立つ三つの影。
彼らは、先程までの姿では無く――、
『魔装・装甲戦士ジュエル・ブルーアクアエディション』
『装甲戦士ツールズ・シャープネイルスタイル、スタート・オブ・ワーク!』
「アームドファイターZ2、武装っ!」
――それぞれ異なる装甲戦士のスーツを身に纏っていた。
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