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第五章
ご立派様
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「ほいほい、また眷属が出そうなんで行って来てね。今度も面白い神様だよ」
「はーい、行って来ます」
「次はどんな神様かな」
「御堂さんが面白いって言うからには相当面白いんだろうね」
俺達が某県の寂れた寒村に向かうと、その神様は居た。
「ああ、君達が例の子ね。色々難儀なのに偉いね」
「はい、俺今超元気なんで大丈夫です」
「はい、僕も今超楽しいので」
その人は長髪の、三白眼でどことなく爬虫類っぽい感じの男性だった。
「君結構詳しいらしいから知ってるかもしれないけど、俺はミシャクジ神ね」
「あー、聞いた事あります。蛇や色々なものの神様ですよね」
「うんそう。蛇や石や酒とかの神だけど、アレの神でもある」
「あー、はい、アレですよね」
「うん、アレ」
「まあ出産やそういう系の神様結構いらっしゃるもんね」
「うん八百万の神いるからねこの国。相当なんでもありだよ」
「で、俺も昔はタケミナカタと殺し合ったり祟ったり色々したけど、年取ってすっかり丸くなって、今はほぼ善神なわけ。まあ年取って更にヤバい事になったあいつとかも居るけどね」
「あー、例のヤバ神ですね」
「そうそう。例のお母様だって長年喧嘩して多少は落ち着いたのにね」
「うわー、本当救いようが無いですねそのヤバ神」
「うん、神様界でも完全ブラックリスト入りしてる。お父様ももう本気で処刑する気満々だしね」
「ええ、僕達も頑張りますので、よろしくお願いします」
「はい、じゃあそろそろあいつ来るから。頑張ろうね」
そうして、地中から超巨大な蛇が現れた。
「うわー、うわばみかー」
「うん、蛇には蛇って事で俺が遣わされたの」
「じゃ、僕も頑張ってぶった斬るからね」
「うん、俺も酒出したり色々支援するから」
そうして超巨大蛇は俺達を丸呑みにしようと襲い掛かったが、素早く回避し的確に義肢や刀で攻撃を加えて行った。
ミシャクジ様も鉄の輪を出したり、酒で気を引いてサポートしてくれた。
大きくて生命力強いだけありかなりの時間がかかったが、どうにか決着は着いた。
ゆうちゃんが大蛇の首をぶった切り、それでもしばらくのたうち回っていたが、ついに息絶えた。
「ふー、やっぱ蛇なだけあってしぶとかったな」
「まあでも、バテた以外はほとんどケガしなくて良かったね」
「うん、君達やるね。お疲れ様」
「ミシャグジ様もありがとうございましたー」
「いや、お父様のお願いだから良いよ。俺も久々の下界楽しかったしね」
「ああ、で、君達そういう関係だよね」
「あーはい。完全にそういう関係です」
「はい、たっくんとそういう関係です」
「うん。という訳で、俺アレの神でもあるから、お疲れさまという事でちょっと祝福してあげるから。まあ流石にアレの大きさとかはどうしようも無いけどね」
「あー、ありがとうございます。アレの大きさは別に自分でも満足してるので別にいいです」
「うん僕も。控えめで気に入ってるのでいいです」
「そっか、まあそれなら何より。それじゃあまたどこかでね」
そう言ってミシャグジ様はにゅるりとどこかに消えて行った。
「うん、面白い神様だったね」
「そうだね、色々な面あるけど良い人だったね」
「…あー。バテてるはずなのに、祝福されたせいかめっちゃムラムラして来たんだけど」
「…うん僕も。しようか」
「うん、ここ寒村とは言え一応お宿あるしね」
「まあ御堂さんや皆も察してるしね、しよ」
この後めっちゃした。
「はーい、行って来ます」
「次はどんな神様かな」
「御堂さんが面白いって言うからには相当面白いんだろうね」
俺達が某県の寂れた寒村に向かうと、その神様は居た。
「ああ、君達が例の子ね。色々難儀なのに偉いね」
「はい、俺今超元気なんで大丈夫です」
「はい、僕も今超楽しいので」
その人は長髪の、三白眼でどことなく爬虫類っぽい感じの男性だった。
「君結構詳しいらしいから知ってるかもしれないけど、俺はミシャクジ神ね」
「あー、聞いた事あります。蛇や色々なものの神様ですよね」
「うんそう。蛇や石や酒とかの神だけど、アレの神でもある」
「あー、はい、アレですよね」
「うん、アレ」
「まあ出産やそういう系の神様結構いらっしゃるもんね」
「うん八百万の神いるからねこの国。相当なんでもありだよ」
「で、俺も昔はタケミナカタと殺し合ったり祟ったり色々したけど、年取ってすっかり丸くなって、今はほぼ善神なわけ。まあ年取って更にヤバい事になったあいつとかも居るけどね」
「あー、例のヤバ神ですね」
「そうそう。例のお母様だって長年喧嘩して多少は落ち着いたのにね」
「うわー、本当救いようが無いですねそのヤバ神」
「うん、神様界でも完全ブラックリスト入りしてる。お父様ももう本気で処刑する気満々だしね」
「ええ、僕達も頑張りますので、よろしくお願いします」
「はい、じゃあそろそろあいつ来るから。頑張ろうね」
そうして、地中から超巨大な蛇が現れた。
「うわー、うわばみかー」
「うん、蛇には蛇って事で俺が遣わされたの」
「じゃ、僕も頑張ってぶった斬るからね」
「うん、俺も酒出したり色々支援するから」
そうして超巨大蛇は俺達を丸呑みにしようと襲い掛かったが、素早く回避し的確に義肢や刀で攻撃を加えて行った。
ミシャクジ様も鉄の輪を出したり、酒で気を引いてサポートしてくれた。
大きくて生命力強いだけありかなりの時間がかかったが、どうにか決着は着いた。
ゆうちゃんが大蛇の首をぶった切り、それでもしばらくのたうち回っていたが、ついに息絶えた。
「ふー、やっぱ蛇なだけあってしぶとかったな」
「まあでも、バテた以外はほとんどケガしなくて良かったね」
「うん、君達やるね。お疲れ様」
「ミシャグジ様もありがとうございましたー」
「いや、お父様のお願いだから良いよ。俺も久々の下界楽しかったしね」
「ああ、で、君達そういう関係だよね」
「あーはい。完全にそういう関係です」
「はい、たっくんとそういう関係です」
「うん。という訳で、俺アレの神でもあるから、お疲れさまという事でちょっと祝福してあげるから。まあ流石にアレの大きさとかはどうしようも無いけどね」
「あー、ありがとうございます。アレの大きさは別に自分でも満足してるので別にいいです」
「うん僕も。控えめで気に入ってるのでいいです」
「そっか、まあそれなら何より。それじゃあまたどこかでね」
そう言ってミシャグジ様はにゅるりとどこかに消えて行った。
「うん、面白い神様だったね」
「そうだね、色々な面あるけど良い人だったね」
「…あー。バテてるはずなのに、祝福されたせいかめっちゃムラムラして来たんだけど」
「…うん僕も。しようか」
「うん、ここ寒村とは言え一応お宿あるしね」
「まあ御堂さんや皆も察してるしね、しよ」
この後めっちゃした。
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