44 / 67
番外編 共闘相手達の物語
サイボーグさんの日常
しおりを挟む
「ええと、今日は。うん、また可哀想な死に方をしちゃった紛争国の人たちだね。子供なのに軍に入れさせられてたんだね。気の毒に」
そうして僕は、戦地後に向かう。
「…みんな、構えて」
「…こうしないと、生きていけないから」
「…普通に学校、行ってみたいな」
「うん、向こうではすぐに通えるよ」
僕はなるべく優しく、彼らの胸や額に銃弾を撃ち込む。
「…ああ、ありがとう」
「…あっちでは、普通になれるのかな」
「…学校、早く行きたいな」
「うん、好きなだけ行っておいで」
僕は跡地に一輪の花とお菓子を備え、戦地を後にした。
「あ、またたっくんからLINE入った。僕アプリ内臓されてるから便利なんだよね」
「うんうん、今日はこんなお仕事したんだね。義肢も最高に調子いいって。良かったね」
そうして僕は、戦地後に向かう。
「…みんな、構えて」
「…こうしないと、生きていけないから」
「…普通に学校、行ってみたいな」
「うん、向こうではすぐに通えるよ」
僕はなるべく優しく、彼らの胸や額に銃弾を撃ち込む。
「…ああ、ありがとう」
「…あっちでは、普通になれるのかな」
「…学校、早く行きたいな」
「うん、好きなだけ行っておいで」
僕は跡地に一輪の花とお菓子を備え、戦地を後にした。
「あ、またたっくんからLINE入った。僕アプリ内臓されてるから便利なんだよね」
「うんうん、今日はこんなお仕事したんだね。義肢も最高に調子いいって。良かったね」
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる