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第三章
仇討ちとの共闘
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「今回ね、二人だけど相当危険だから。嫌やと思うけど仇討ちくんと組んでもらうわ」
「え、そんな事あるんですね」
「うん、レアやけど上が決めればあるよ」
「えーお仕事とは言えあいつと組むのやだなー」
「まあ彼も相当嫌そうやけど。任務な以上変な事はせえへんと思うから悪いけど行って来て」
「…で、ごめんね今回もたっくんにはしんどいお願いしちゃうんやけど。今回の奴は相当なド変態ロリコンでね」
「何人も小さい女の子達にえげつない事しては殺して、すぐ捕まって吊られたんやけど」
「強力な悪霊になって、未だにたびたび小さい子達狙っとるんよ。そういう訳でごめんね」
「…本当に、最低ですね」
そして、現場の森の奥深くの倉庫にて。
「…貴様らか。忌々しい」
「俺も嫌だけどさー」
「僕も超嫌だけどさー」
「…さっさと終わらせるぞ」
古びた倉庫の中に、そいつはいた。
「ひっひひひひひ、やっぱようじょぶち犯し殺すのさいこー。性癖。めっちゃしこる」
「あーまたぶち犯そっと。ビデオ用意して―っと」
「ん?何君たち来てくれたの。みんな可愛いし男の子もたまにはアリかもね」
「へーそっちの子手足お人形じゃん。いいね。性癖。めっちゃ抜ける」
「ほんっっっとに最低のド変態だな」
「さっさと地獄に落とそう」
「…貴様ら、往くぞ」
俺達はそのド変態に一斉に襲い掛かった。
醜悪な見た目のド変態も、えげつない内容のビデオテープや、大型テレビモニターを次々ぶつけたり、えげつない器具で激しい攻撃を加えて来た。
かなりダメージを受けつつも、俺はそいつのでっぷり太った腹に全力の拳を叩き込み、ゆうちゃんも脳天に霊刀を突きさした。
「…地獄へ落ちろ」
とどめに仇討ちが御礼参りで変態の首を跳ねた。
「よ、ようじょおおおお。抜きたいのにいいいい」
「ほんとーに最後の最後までクソだったな」
「ほんとだよね」
「…もう用は済んだ。俺は帰るぞ」
そう踵を返し、仇討ちはあっという間に消えて行った。
「さ、あいつぶっ倒したし帰ろうか」
「あーたっくんごめん。最低だけどしこるとか抜くで思ったんだけどさ」
「…ほら、たっくんって相当アレされてたわけじゃん。そういうのやっぱり嫌いだよね」
「…うん、まあ。アレされてた時や保護された直後はもう大嫌いで、二度としたくなかったし、まあほぼ出来ないけど自分でも絶対しなかった」
「…でもさ、手足貰ってゆうちゃんと働き始めて、恋人になってからはさ。普通にそういう事したくなってきたんだ」
「ちょっと恥ずかしいけど自分でもたまにするしさ。義肢汚れるの嫌なんだけど」
「あーまあ水洗いできるし洗って乾かせば全然平気だよ」
「…ありがと。 うんだからさ。その、ゆうちゃんが大丈夫ならそういう事いつかはしたいなーって」
「うん、全然良いよ。いつかはしようよ」
「ありがと。うん、いつかはわからないけど、そのうちね!」
「じゃ、ほら帰って、またなんか食べよ!」
「うん、ここ山奥だし、俺ほうとう鍋がいいな!」
「僕はてこね寿司!」
「え、そんな事あるんですね」
「うん、レアやけど上が決めればあるよ」
「えーお仕事とは言えあいつと組むのやだなー」
「まあ彼も相当嫌そうやけど。任務な以上変な事はせえへんと思うから悪いけど行って来て」
「…で、ごめんね今回もたっくんにはしんどいお願いしちゃうんやけど。今回の奴は相当なド変態ロリコンでね」
「何人も小さい女の子達にえげつない事しては殺して、すぐ捕まって吊られたんやけど」
「強力な悪霊になって、未だにたびたび小さい子達狙っとるんよ。そういう訳でごめんね」
「…本当に、最低ですね」
そして、現場の森の奥深くの倉庫にて。
「…貴様らか。忌々しい」
「俺も嫌だけどさー」
「僕も超嫌だけどさー」
「…さっさと終わらせるぞ」
古びた倉庫の中に、そいつはいた。
「ひっひひひひひ、やっぱようじょぶち犯し殺すのさいこー。性癖。めっちゃしこる」
「あーまたぶち犯そっと。ビデオ用意して―っと」
「ん?何君たち来てくれたの。みんな可愛いし男の子もたまにはアリかもね」
「へーそっちの子手足お人形じゃん。いいね。性癖。めっちゃ抜ける」
「ほんっっっとに最低のド変態だな」
「さっさと地獄に落とそう」
「…貴様ら、往くぞ」
俺達はそのド変態に一斉に襲い掛かった。
醜悪な見た目のド変態も、えげつない内容のビデオテープや、大型テレビモニターを次々ぶつけたり、えげつない器具で激しい攻撃を加えて来た。
かなりダメージを受けつつも、俺はそいつのでっぷり太った腹に全力の拳を叩き込み、ゆうちゃんも脳天に霊刀を突きさした。
「…地獄へ落ちろ」
とどめに仇討ちが御礼参りで変態の首を跳ねた。
「よ、ようじょおおおお。抜きたいのにいいいい」
「ほんとーに最後の最後までクソだったな」
「ほんとだよね」
「…もう用は済んだ。俺は帰るぞ」
そう踵を返し、仇討ちはあっという間に消えて行った。
「さ、あいつぶっ倒したし帰ろうか」
「あーたっくんごめん。最低だけどしこるとか抜くで思ったんだけどさ」
「…ほら、たっくんって相当アレされてたわけじゃん。そういうのやっぱり嫌いだよね」
「…うん、まあ。アレされてた時や保護された直後はもう大嫌いで、二度としたくなかったし、まあほぼ出来ないけど自分でも絶対しなかった」
「…でもさ、手足貰ってゆうちゃんと働き始めて、恋人になってからはさ。普通にそういう事したくなってきたんだ」
「ちょっと恥ずかしいけど自分でもたまにするしさ。義肢汚れるの嫌なんだけど」
「あーまあ水洗いできるし洗って乾かせば全然平気だよ」
「…ありがと。 うんだからさ。その、ゆうちゃんが大丈夫ならそういう事いつかはしたいなーって」
「うん、全然良いよ。いつかはしようよ」
「ありがと。うん、いつかはわからないけど、そのうちね!」
「じゃ、ほら帰って、またなんか食べよ!」
「うん、ここ山奥だし、俺ほうとう鍋がいいな!」
「僕はてこね寿司!」
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