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第三章
またまた新たな仲間
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「あのね皆。最近かなり忙しいから、また新しい子入れる事にして、もう休んでもらってるの」
「今度はどんな子で何されちゃったんですか?」
「うん。やっぱり相当えぐくてね。捕まってたのはそんなに長期間じゃないんだけど、全身に硫酸ぶっかけられてもう顔がぐちゃぐちゃなの」
「う、うわあ」
「でね。酷い目遭いすぎて自分がどこの誰だか忘れちゃって、身元もわからないの」
「…本当に可哀想ですね」
「まあ顔はすぐ治せるし髪も完璧に植毛できるけどね。写真とかも持ってなかったから、顔は希望聞いてこっちで適当に作らせてもらうわ。そういうの得意なお医者さんに来てもろてるし」
そんな訳で、数時間後。
「…どうも」
とても綺麗な顔の、高校生くらいの男の子だった。青緑の中ほどの髪をしていた。
「君、良くなって良かったけどさ。名前覚えて無いんだよね。どうしようか」
「じゃあ皆でなんか適当に考えてあげてや」
「んーじゃあスケキヨ」
「のっぺらぼう」
「ぐちゃぐちゃ」
「ズルムケ」
「全員最低すぎるので却下」
「んーじゃあ、かんばせで」
「…まあ、それならいい」
「じゃ、かんばせよろしく」
そんな訳ですっかり元気なので、早速任務に行く事にした。
「えーっと今日は、あー毒ガスが自然発生して大量に亡くなっちゃったのか、お気の毒に」
「そういえばかんばせは何使うの?」
「…オレは過去にされた事の影響で、酸や毒を生み出せるらしい。応用して薬等も出せるようだ」
「へー。…でもさ、嫌な事思い出してしんどくない?」
「…別に、さほどは思わないので構わない」
「そっか。それなら良かった。じゃ、行こうか」
「ああ、苦しい、苦しい」
「息が、出来ない。たすけて」
「…うん、すぐ助けてあげよう」
「そうだね、行こう」
俺達は出来る限り優しく彼らを鎮めていった。彼らが生み出す毒ガスをかんばせが中和してくれた。
「よし、全員成仏した。かんばせもやるね」
「…どうも」
「じゃ、帰ろっか!また仲間が増えて嬉しいな!」
「今度はどんな子で何されちゃったんですか?」
「うん。やっぱり相当えぐくてね。捕まってたのはそんなに長期間じゃないんだけど、全身に硫酸ぶっかけられてもう顔がぐちゃぐちゃなの」
「う、うわあ」
「でね。酷い目遭いすぎて自分がどこの誰だか忘れちゃって、身元もわからないの」
「…本当に可哀想ですね」
「まあ顔はすぐ治せるし髪も完璧に植毛できるけどね。写真とかも持ってなかったから、顔は希望聞いてこっちで適当に作らせてもらうわ。そういうの得意なお医者さんに来てもろてるし」
そんな訳で、数時間後。
「…どうも」
とても綺麗な顔の、高校生くらいの男の子だった。青緑の中ほどの髪をしていた。
「君、良くなって良かったけどさ。名前覚えて無いんだよね。どうしようか」
「じゃあ皆でなんか適当に考えてあげてや」
「んーじゃあスケキヨ」
「のっぺらぼう」
「ぐちゃぐちゃ」
「ズルムケ」
「全員最低すぎるので却下」
「んーじゃあ、かんばせで」
「…まあ、それならいい」
「じゃ、かんばせよろしく」
そんな訳ですっかり元気なので、早速任務に行く事にした。
「えーっと今日は、あー毒ガスが自然発生して大量に亡くなっちゃったのか、お気の毒に」
「そういえばかんばせは何使うの?」
「…オレは過去にされた事の影響で、酸や毒を生み出せるらしい。応用して薬等も出せるようだ」
「へー。…でもさ、嫌な事思い出してしんどくない?」
「…別に、さほどは思わないので構わない」
「そっか。それなら良かった。じゃ、行こうか」
「ああ、苦しい、苦しい」
「息が、出来ない。たすけて」
「…うん、すぐ助けてあげよう」
「そうだね、行こう」
俺達は出来る限り優しく彼らを鎮めていった。彼らが生み出す毒ガスをかんばせが中和してくれた。
「よし、全員成仏した。かんばせもやるね」
「…どうも」
「じゃ、帰ろっか!また仲間が増えて嬉しいな!」
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