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第三章
愉快なメイドさん
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俺達が恋人になった少し後の事。
「あー、今日のお仕事なんやけどね。そこまで難しくないから2人だけど、また別の人と組んでもらうからよろしくね」
「はーい。久しぶりですね」
そして、現場に向かい。
「こんにちは、初めましてー。私は泉美。よろしくね」
「わー、メイドさんだ」
「うん、私普段はお屋敷に住み込みで働いてるの」
「へー、兼業されてる方もいるんですね」
「そう。実は意外とこの仕事需要あるから、結構色んな人が居るよ」
「じゃ、行こうか。霊の子もメイドさんだったんだけど、先輩や主人に酷くいじめられて自殺しちゃってね。悪霊になっちゃったの」
「あー、可哀想ですね」
「うん、すぐ祓ってあげようね」
俺達は、彼女の自室に入った。
「もう、先輩方も、ご主人様も。みんなお片付けしてやる」
「気の毒だけど、あなたをお片付けさせてもらうよ」
「すぐ、天国に行けるからね」
そうして、泉美さんは大量の投げナイフを放った。
俺達も続いて攻撃を加えた。
「あああ、ご主人様、先輩方。私を、愛してください」
「…天国では、ちゃんと愛して貰えますよ」
「うん、きっと良いご主人に恵まれるよ」
「たっくんも泉美さんも、お疲れ様」
「泉美さん、ナイフ投げお上手ですね」
「ありがとー。基本ナイフだけど、たまにマシンガンとかも使うよ」
「つ、強い」
「あー、今のお屋敷大好きなんだけどね。たまには別の所で働きたくもなるんだよねー」
「じゃあ、毎日は流石に無理だけど。結構今俺余裕出て来たし、たまには単発でお仕事お願いするかもです」
「おっけー。全然良いよ。いつでも声かけてね。じゃ、またね!」
俺達は泉美さんと別れ、職場へと向かう。
「泉美さん、面白い人だったね」
「うん、あの人明るくて僕も好き」
「俺、中学生だからこの仕事するまでバイトした事は無かったけど。…あーたまに新聞配達手伝いとかはしたか」
「メイドさんとか使用人も、楽しそうだなーってちょっと思った」
「たっくん、将来はそんな感じのお仕事するの?」
「うーん、まだ全然分かんない。でも今の仕事も大好きだし、当分はこれやってると思うよ」
「うん、そう言ってくれると嬉しい!」
「あー、今日のお仕事なんやけどね。そこまで難しくないから2人だけど、また別の人と組んでもらうからよろしくね」
「はーい。久しぶりですね」
そして、現場に向かい。
「こんにちは、初めましてー。私は泉美。よろしくね」
「わー、メイドさんだ」
「うん、私普段はお屋敷に住み込みで働いてるの」
「へー、兼業されてる方もいるんですね」
「そう。実は意外とこの仕事需要あるから、結構色んな人が居るよ」
「じゃ、行こうか。霊の子もメイドさんだったんだけど、先輩や主人に酷くいじめられて自殺しちゃってね。悪霊になっちゃったの」
「あー、可哀想ですね」
「うん、すぐ祓ってあげようね」
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「気の毒だけど、あなたをお片付けさせてもらうよ」
「すぐ、天国に行けるからね」
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「あああ、ご主人様、先輩方。私を、愛してください」
「…天国では、ちゃんと愛して貰えますよ」
「うん、きっと良いご主人に恵まれるよ」
「たっくんも泉美さんも、お疲れ様」
「泉美さん、ナイフ投げお上手ですね」
「ありがとー。基本ナイフだけど、たまにマシンガンとかも使うよ」
「つ、強い」
「あー、今のお屋敷大好きなんだけどね。たまには別の所で働きたくもなるんだよねー」
「じゃあ、毎日は流石に無理だけど。結構今俺余裕出て来たし、たまには単発でお仕事お願いするかもです」
「おっけー。全然良いよ。いつでも声かけてね。じゃ、またね!」
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「泉美さん、面白い人だったね」
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「たっくん、将来はそんな感じのお仕事するの?」
「うーん、まだ全然分かんない。でも今の仕事も大好きだし、当分はこれやってると思うよ」
「うん、そう言ってくれると嬉しい!」
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