創作飼育されてる四肢欠損っ子たちのほのぼのBL

娼館に売り飛ばされちゃったわんわんお

「うわー、とうとう俺達売られちゃったね。まあ借金３億円くらいあるししょうがないけど」
「…親もおそらく吊ったろうな」

「あー、やっぱそういうとこに買われたし。やだなー」
「…自死するか」

「うーん。でも死ぬのもそれはそれで嫌だな。俺達まだ若いし」
「まだ１０代半ばだしな」


「うっわー。アレだけじゃなくてそんな事されちゃうんだ。痛いのやだな」
「…悪趣味だな」


「うー。まあ麻酔かけられたとはいえやっぱ痛いし、幻肢痛しんどいし」
「…やはり、舌を噛むか」

「…うーん。でも舌噛むのもそれはそれで痛いだろうし。まあもしかしたらいい人に買われるかもだし」
「…そうだな」


「あー、１年くらいかかっちゃったけど買われるんだ。どんな人なのかな」
「まあ間違いなく変態だろうな」
「うん。まあそりゃそうだよね」

「あー、よろしくお願いします。はい、飼い主さんって呼べばいいんですね」
「…よろしく」


「へー、俺達が働いてた店かなり悪徳営業だから裏で通報しておいてくれたんですね。ありがとうございます」
「良かったな」