創作飼育されてる四肢欠損っ子たちのほのぼのBL

わんわんお達の健康診断

「あー飼い主、また闇医者連れてきて健康診断するのね？いいよー」

「あー触診きもちー」
「採血ちょっとだけ痛いけどすぐ終わるし」
「エコー検査までやってくれるの嬉しいですね」
「大腸カメラまでやってくれるな」

「脳波やレントゲン取られたし、ほんと至れり尽くせりだね」
「視力や聴力検査してくれるし。僕の義眼超見えるから余裕」
「俺達の火傷跡ももうほぼ目立たないですし」
「風邪以降病気もしていないし健康体だな」

「あーでもお前全身ダメになってるからちょっと可哀想だよね」
「うんまあでも全部人工臓器入れて貰ったし、もうほぼ普通だから気にしないで」
「俺達幻肢痛も滅多に起きませんしね」
「起きても薬を入れてくれるしな」

「おし、もう手足無い以外超健康体だって。良かった！」
「うん、良かった！僕達メンタル最強だし！」

「さ、飼い主。今日もいっぱい遊ぼ！」


※おまけ　またまた飼い主と闇医者とのやり取り

「では今回は全員で５０万で。定期的にやっていますし、サービスいたしますよ」

「…ここの子達が手足がアレな以外は、とても健康に気を使われていて幸福ですね」

「…お話した通り私は、幼少期死ぬ一歩手前のひどい状態でしたので」

「正常に暮らせるようになるまで、相当なリハビリが必要でした」

「…なので、人一倍健康には感謝しているのです」

「…そういう世界なので仕方ありませんが、意図的に健康を損なわせるのは非常に心苦しいです」

「…ですので変態ですがそうした子達の健康に気を遣っている優しい主人を見るのは、とても嬉しいです」

「それではまた。義肢が欲しくなった時は、いつでもお呼び下さい」

「では、帰るよ。私の可愛い助手」
「はーい、先生愛してる！」