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かなりフランクに接する事が出来るようになった頃
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(あー痛っっった。お母さんごめん、今日体超痛いから、アンプル2本と予備の軽めのやつ1本刺して)
(…うん、分かった。すぐ刺すからね)
(うん、効いてきた効いてきた。ありがとねー)
(…大丈夫だよ、気にしないで。…私、回復魔法とか苦手だからごめんね)
(あー良いの良いの。団員さん達も色々回復術師連れて来てくれたけど、僕見るなり匙を放り捨てたから)
(…本当に、君にこんな事した奴、絶対許せない)
(うんまあ、僕もこのアレ過ぎる体お気に入りとはいえ、こんなにした奴絶対地獄に落としてやりたいけどね)
(うん、一緒に地獄に落とそう)
(ありがと。楽しみー)
(あー、ごめんお母さん。ちょっと変態的なお願いしちゃうんだけどさ。痛み止め効いて眠くなって来たから、裸になって抱きしめてくれない?)
(うん、私変態だから全然良いよ)
(ありがとねー。お母さん、アレ仕事ずっとしてたせいか肌触りすごく良いからさ)
(うん、お客さんからも良く言われてた。まあ爪でしょっちゅう引き裂かれてたけどそれはそれで気持ち良かったし良いや)
(はい、抱きしめたよ)
(へへー、ありがとお母さん)
(………)
(あー、言わなくても分かるよ。お母さん、今泣いてるでしょ)
(…ほんと鋭いね。うん。君がこんなになってたら泣いちゃうよ)
(ありがとね。お母さん優しいから大好き)
(まあでもさ、気持ちはすごく嬉しいんだけど、僕の為に泣かせちゃうのも心苦しいから、これからはあんまり泣かなくていいからさ)
(…うん、君がそう言うなら、なるべく頑張るね)
(あーめっちゃ眠くなって来たー。お休みー)
(…うん、お休み)
(…この子が起きるまで、ずっと抱きしめててあげよう)
(…うう、やめて)
(…寝言?)
(やだ、やめて、切らないで、潰さないで)
(いたい、いたい、やだ、焼かないで、半分にしないで)
(いたい、いたい、ころして、ころして)
(……)
(…なんで、ぼく、こんなふうにならなきゃいけないの)
(………)
(…すー)
「…あいつら、絶対に許さない」
(…うん、分かった。すぐ刺すからね)
(うん、効いてきた効いてきた。ありがとねー)
(…大丈夫だよ、気にしないで。…私、回復魔法とか苦手だからごめんね)
(あー良いの良いの。団員さん達も色々回復術師連れて来てくれたけど、僕見るなり匙を放り捨てたから)
(…本当に、君にこんな事した奴、絶対許せない)
(うんまあ、僕もこのアレ過ぎる体お気に入りとはいえ、こんなにした奴絶対地獄に落としてやりたいけどね)
(うん、一緒に地獄に落とそう)
(ありがと。楽しみー)
(あー、ごめんお母さん。ちょっと変態的なお願いしちゃうんだけどさ。痛み止め効いて眠くなって来たから、裸になって抱きしめてくれない?)
(うん、私変態だから全然良いよ)
(ありがとねー。お母さん、アレ仕事ずっとしてたせいか肌触りすごく良いからさ)
(うん、お客さんからも良く言われてた。まあ爪でしょっちゅう引き裂かれてたけどそれはそれで気持ち良かったし良いや)
(はい、抱きしめたよ)
(へへー、ありがとお母さん)
(………)
(あー、言わなくても分かるよ。お母さん、今泣いてるでしょ)
(…ほんと鋭いね。うん。君がこんなになってたら泣いちゃうよ)
(ありがとね。お母さん優しいから大好き)
(まあでもさ、気持ちはすごく嬉しいんだけど、僕の為に泣かせちゃうのも心苦しいから、これからはあんまり泣かなくていいからさ)
(…うん、君がそう言うなら、なるべく頑張るね)
(あーめっちゃ眠くなって来たー。お休みー)
(…うん、お休み)
(…この子が起きるまで、ずっと抱きしめててあげよう)
(…うう、やめて)
(…寝言?)
(やだ、やめて、切らないで、潰さないで)
(いたい、いたい、やだ、焼かないで、半分にしないで)
(いたい、いたい、ころして、ころして)
(……)
(…なんで、ぼく、こんなふうにならなきゃいけないの)
(………)
(…すー)
「…あいつら、絶対に許さない」
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