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後日談 アレな大団円
ふわふわ隊の後日談
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「あー、最近アレ殺人鬼ちょっとだけ減って来てるとはいえやっぱ俺鬱だ…」
「もー、だからいい加減慣れろっての。もう僕も佑真ももうじき二年なんだからさー」
「うん、まあそうだね…今更退学や転校とか無理だし腹くくって進級するしかないよね…」
「うん、でも佑真アレ仕事の見学頑張ってるお陰で、いざとなったらシロに啖呵切ったり結構度胸ついたじゃん。本当の一般人はあんな相手に普通失せろとか言えないし、あの時は十分すごかったと思うよ」
「…うん、ありがと。アレ思い出したら怖すぎて後でちびりそうになったけど」
「もー、そういうのは言わないでおけっての。まあそこがお前の良い所だと思うけどさ。もう貴重な一般人キャラでそれがお前って事で良いじゃん」
「…ま、まあ確かにこの学園では一般人キャラ貴重だけどさ…なんか複雑」
「ほら、それよりもうすぐユニットの定例議会始まるよ。早く部室行こ」
そして、ふわふわ隊が使う個室にて。
「はい、じゃあ来年度のふわふわ隊についての方針について話し合うぞー。まず、来年度アレな学園とはいえ卒業試験とかあるし、オレアイドル活動は続けるけど大学に進学予定だから受験対策もしないとなんで、そういう訳で来年はリーダーをお前らの中の誰かにやってもらいたいんだが」
「はい、お夏君とかキャラ立ってるし人気だし良いんじゃないでしょうかね」
「んー、オレとしては佑真にやって欲しいんだよな」
「え”!?!?」
「うん、僕はそれで異論ないよ。何だかんだで佑真そういうの向いてると思うし」
「うん、ボクもさんせーい!!」
「ああ、佑真ヘタレって自嘲してるしそれも間違いではないけど、お前シロに向かってブチ切れた時直に出てけって言ったんだろ。オレはその度胸と意外性に感心したからリーダーの素質あると思うんだよな。お前ならきっとやれるよ」
「…い、いやそれはその、ついムカついた勢いで言っちゃっただけで…」
「もー、謙遜すんなっての。僕達がサポートするから大丈夫だよ」
「うん、ボクも頑張って支えるから!」
「おし、じゃあそういう事で来年度のふわふわ隊リーダーは佑真で決定な。頑張れよ、次期リーダー!」
「はい、頑張ろうね佑真。まあ何とかなるって」
「佑真くん、リーダー就任おめでと~!!」
「…い、勢いであんな啖呵切るんじゃなかった…俺来年も鬱だ…」
「もー、だからいい加減慣れろっての。もう僕も佑真ももうじき二年なんだからさー」
「うん、まあそうだね…今更退学や転校とか無理だし腹くくって進級するしかないよね…」
「うん、でも佑真アレ仕事の見学頑張ってるお陰で、いざとなったらシロに啖呵切ったり結構度胸ついたじゃん。本当の一般人はあんな相手に普通失せろとか言えないし、あの時は十分すごかったと思うよ」
「…うん、ありがと。アレ思い出したら怖すぎて後でちびりそうになったけど」
「もー、そういうのは言わないでおけっての。まあそこがお前の良い所だと思うけどさ。もう貴重な一般人キャラでそれがお前って事で良いじゃん」
「…ま、まあ確かにこの学園では一般人キャラ貴重だけどさ…なんか複雑」
「ほら、それよりもうすぐユニットの定例議会始まるよ。早く部室行こ」
そして、ふわふわ隊が使う個室にて。
「はい、じゃあ来年度のふわふわ隊についての方針について話し合うぞー。まず、来年度アレな学園とはいえ卒業試験とかあるし、オレアイドル活動は続けるけど大学に進学予定だから受験対策もしないとなんで、そういう訳で来年はリーダーをお前らの中の誰かにやってもらいたいんだが」
「はい、お夏君とかキャラ立ってるし人気だし良いんじゃないでしょうかね」
「んー、オレとしては佑真にやって欲しいんだよな」
「え”!?!?」
「うん、僕はそれで異論ないよ。何だかんだで佑真そういうの向いてると思うし」
「うん、ボクもさんせーい!!」
「ああ、佑真ヘタレって自嘲してるしそれも間違いではないけど、お前シロに向かってブチ切れた時直に出てけって言ったんだろ。オレはその度胸と意外性に感心したからリーダーの素質あると思うんだよな。お前ならきっとやれるよ」
「…い、いやそれはその、ついムカついた勢いで言っちゃっただけで…」
「もー、謙遜すんなっての。僕達がサポートするから大丈夫だよ」
「うん、ボクも頑張って支えるから!」
「おし、じゃあそういう事で来年度のふわふわ隊リーダーは佑真で決定な。頑張れよ、次期リーダー!」
「はい、頑張ろうね佑真。まあ何とかなるって」
「佑真くん、リーダー就任おめでと~!!」
「…い、勢いであんな啖呵切るんじゃなかった…俺来年も鬱だ…」
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