はーとふるクインテット

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第二章 みんなとのアレな日々

番外編 超珍しく物好きの観光客と会った面影

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「あれ、外人さんいる。どうしたの、自殺志願者?」

「イエ、僕ハコノあれナ国に興味を持ッテ、誓約書を書いテ観光に来まシタ」

「へー、本当物好きだね。でもこの国の中でもこの町、超危険地帯だから早く帰った方がいいよ」
「エエ、重々承知しておりますノデ、強い用心棒サン達を複数雇って、常ニ付いて貰ってマス」
「そっか、ならまあ大丈夫かな。武器も携帯してる?」

「ハイ、コンビニで購入したスタンガンと催涙スプレーを常に持ってイマス」

「うん、この国超アレだからコンビニや百均でもそれなりの物手に入るからね。たまにスーパーやデパートで銃火器特売するし」

「エエ、スーパーの特売セール見て来ましたが、面白いデスネ」
「でしょでしょ。ドラッグストアとかでもギリ法に触れないレベルの相当やばい薬色々売ってるし。まあ俺達みたいにアレな子達は大概そういうの効かないんだけどさ」

「オオ、お兄サンもあれな子なのデスカ」

「うん、あの映画のベンジャミン・バトンって知ってる?まさにあんな感じ」
「アア、あの映画デスネ、名作デスヨネ」
「うんうん、俺あの映画大好き。人生について考えさせられるよね」
「デハ、若い頃は大変だったデショウ」

「うんまあね。まーでもすぐそういう施設に保護されたし、10歳そこそこくらいになったら色々処置してくれて、3~40代くらいの若さにはなれたしそんなでも無かったよ。今はもう見ての通り最高だし」

「そうデスカ、それは良カッタ」
「今は俺と似たような相方も出来て最高に楽しいしね」
「ヘエ、君の相方サン達も気になりマスネ。お会い出来ないデショウカ?」

「うん、良いよ。じゃあ付いて来なよ」
「エエ、傭兵さん達すぐに呼んで来マスネ、お願いシマス」
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