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第二章 みんなとのアレな日々
番外編 国産みの神々の大喧嘩
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「…お前、長い長い時が流れても、まだ私を許す気は無いか」
「…当然でしょう。貴方のアレっぷりには未来永劫愛想を尽かしているわ」
「…私が焔の子を産んで焼け死に黄泉へ堕ちた時、貴方は私を迎えに来てくれた」
「…でも私は黄泉でそれはそれはアレな姿になってしまったから、黄泉の神と話が付くまで絶対に見ないで欲しいと願った」
「なのにアレな貴方と来たら、あっさり約束を破って私のアレな姿を見た」
「…あの時は、本当に済まなかった」
「…口でなら何とでも言えるわ。実際貴方、アレな私を見た時に叫んで逃げ出したじゃない」
「…何度も言うが、本当に済まなかった」
「もうその言葉聞くたび反吐が出そうになるから言わないで。私はあの時も怒って追いかけたけど、貴方無様に持ち物ぶち撒いて、最後に黄泉の出口大岩で塞いだじゃない。私の事愛してるならそんな事出来る訳無いでしょ」
「………」
「それで私は完全にぶち切れて、あんたの国の人間毎日千人殺すからと言った」
「…私はそれに、毎日千五百人、いやもっと沢山産むと返したな」
「それから私はずっと有言実行で、この国を呪いに呪ってアレな子を産みまくり、アレな飢饉や災害や戦乱を起こしまくり、アレな狂人を産みだし続けた」
「…そうだな、お前の怒りは当然それ程の物だろうな」
「…まあアレな子の力のせいで妙に強くて豊かな国になってしまったのは想定外だけど、でも私は今後とも未来永劫呪い続けるから」
「…なあ、お前」
「…許してくれとは言わない。だが、この国の子達があまりにも悲惨過ぎる」
「もう少しだけ、呪いを抑えてはくれないか」
「…もう二度と、あのような可哀想な子達を産み出したくは無いのだ」
「嫌よ。確かに呪いで産まれたあの子達は可哀想だけど、それも全て貴方のせいよ」
「まあ確かに少し前に強制アレされたあの子に限っては、本当に可哀想だけど」
「だから、今後とも呪いは止めないし、アレな子達も産み出し続けるから」
「もう何千回何万回も言ってるじゃない。二度と貴方の顔見たくないし声も聞きたくないんだから、金輪際会いに来ないで」
「じゃ、さよなら。まあ神だからそうそう死なないけど、さっさと死んで」
「…お前、本当に済まなかった」
「…いつか、奇跡は起こるのだろうか」
「…当然でしょう。貴方のアレっぷりには未来永劫愛想を尽かしているわ」
「…私が焔の子を産んで焼け死に黄泉へ堕ちた時、貴方は私を迎えに来てくれた」
「…でも私は黄泉でそれはそれはアレな姿になってしまったから、黄泉の神と話が付くまで絶対に見ないで欲しいと願った」
「なのにアレな貴方と来たら、あっさり約束を破って私のアレな姿を見た」
「…あの時は、本当に済まなかった」
「…口でなら何とでも言えるわ。実際貴方、アレな私を見た時に叫んで逃げ出したじゃない」
「…何度も言うが、本当に済まなかった」
「もうその言葉聞くたび反吐が出そうになるから言わないで。私はあの時も怒って追いかけたけど、貴方無様に持ち物ぶち撒いて、最後に黄泉の出口大岩で塞いだじゃない。私の事愛してるならそんな事出来る訳無いでしょ」
「………」
「それで私は完全にぶち切れて、あんたの国の人間毎日千人殺すからと言った」
「…私はそれに、毎日千五百人、いやもっと沢山産むと返したな」
「それから私はずっと有言実行で、この国を呪いに呪ってアレな子を産みまくり、アレな飢饉や災害や戦乱を起こしまくり、アレな狂人を産みだし続けた」
「…そうだな、お前の怒りは当然それ程の物だろうな」
「…まあアレな子の力のせいで妙に強くて豊かな国になってしまったのは想定外だけど、でも私は今後とも未来永劫呪い続けるから」
「…なあ、お前」
「…許してくれとは言わない。だが、この国の子達があまりにも悲惨過ぎる」
「もう少しだけ、呪いを抑えてはくれないか」
「…もう二度と、あのような可哀想な子達を産み出したくは無いのだ」
「嫌よ。確かに呪いで産まれたあの子達は可哀想だけど、それも全て貴方のせいよ」
「まあ確かに少し前に強制アレされたあの子に限っては、本当に可哀想だけど」
「だから、今後とも呪いは止めないし、アレな子達も産み出し続けるから」
「もう何千回何万回も言ってるじゃない。二度と貴方の顔見たくないし声も聞きたくないんだから、金輪際会いに来ないで」
「じゃ、さよなら。まあ神だからそうそう死なないけど、さっさと死んで」
「…お前、本当に済まなかった」
「…いつか、奇跡は起こるのだろうか」
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