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第一章 みんなとの出会い
番外編 入学後間もない頃の佐紀と千里
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「…隊長。今更だけど、僕千里眼あるじゃない」
「うん、そうだね」
「それで未来の事も分かるし、過去も見える」
「…そうだね」
「…それでさ、入学直後。代行が過去に何やらかしたか、見た時すぐ伝えたよね」
「…うん、教えて貰ったね」
「…僕さ、そういう事絶対言いたくないんだけど。 ―あえて言うよ」
「…あの人は、生きていていい人じゃないと思う」
「…うん、良く分かるよ」
「…だからさ。隊長がそういう事大嫌いなのは、良く知っているけど」
「…それでも、ごめんね。言わせてもらうよ」
「…もう一度だけ、嫌な狂わせ方しても、良いんじゃないかな」
「…千里の言いたい事、良く分かるよ」
「…でも、ごめんね。 …僕は、とても臆病で、意気地なしだから」
「…どんなにやってやりたくても、どうしても出来ないんだ」
「…うん。隊長、本当に優しいもんね」
「…酷い事言っちゃってごめんね。…忘れて」
「…うん。忘れさせてもらうね。 …ごめんね」
「うん、そうだね」
「それで未来の事も分かるし、過去も見える」
「…そうだね」
「…それでさ、入学直後。代行が過去に何やらかしたか、見た時すぐ伝えたよね」
「…うん、教えて貰ったね」
「…僕さ、そういう事絶対言いたくないんだけど。 ―あえて言うよ」
「…あの人は、生きていていい人じゃないと思う」
「…うん、良く分かるよ」
「…だからさ。隊長がそういう事大嫌いなのは、良く知っているけど」
「…それでも、ごめんね。言わせてもらうよ」
「…もう一度だけ、嫌な狂わせ方しても、良いんじゃないかな」
「…千里の言いたい事、良く分かるよ」
「…でも、ごめんね。 …僕は、とても臆病で、意気地なしだから」
「…どんなにやってやりたくても、どうしても出来ないんだ」
「…うん。隊長、本当に優しいもんね」
「…酷い事言っちゃってごめんね。…忘れて」
「…うん。忘れさせてもらうね。 …ごめんね」
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