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第一章 一度目の異世界

07.悩み※

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※少し背後注意

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 最近俺には悩みがある。それは2日前の事——



「シュウのやさしくていいにおい……だいすき」

「くすっ、俺はユリウスの陽だまりのような匂いが大好きだよ」

 ユリウスは甘えたくなると、抱っこをおねだりする。
 そして俺の胸に顔を埋め、ぐりぐりしてきた時だった。

「んっ……」

(!? 俺今なんて声出したんだ?)

「シュウ?」

「ううん、なんでもないよ! ユリウス大好きだよ~」

「きゃー♪」

 そのままユリウスを抱きしめて、頬擦りしたりする。

 きゃっきゃと喜ぶユリウス。

 その時はただくすぐったかっただけだと思ってたんだけど……


 その日の夜。ユリウスをお風呂に入れた後、自分の体を洗っていた時だった。
 スポンジが乳首にあたった。

「あんっ…」







 …………………………え? 今の声なに?
 恐る恐るもう一度乳首に触れてみる。

「あっ、あん」

 俺は慌てて口を押さえた。

(なになになに?俺からあんな声が出るなんて)

 よく見ると乳首が赤く膨れているのがわかった。

「虫にも刺されたのかなぁ」

 ぽりぽりと掻いてみる。

「んんっ」

 あ、これはダメだっ!なんか自分の中にある何かが減る気がした。

「えぇ~俺、別に乳首が敏感とかじゃないんだけど……なんで?」

 でも日に日に乳首が赤く膨れて上がっているのをみて、これは何か悪い虫にもでも刺されたと思い不安になった。

「今度シスターに聞いてみよう」

 そしていつものようにユリウスに子守唄を聞かせ、眠りについた。

 だか、その後すぐにその原因がわかった。





 ちゅぱ、ちゅぱ……


「んっ」

(なんの音?)


 ちゅ~~

「あんっ」

 !?

 俺は慌てて飛び起きた。

「え?ユリウス??」

 そう、ユリウスが俺の胸を吸っていたのだ。

「これってもしかして、赤ちゃん返り?」

 きっとユリウスは無意識なのだろう。俺の服の中に入り、ふみふみと子猫がオッパイを飲む仕草で俺の乳首を吸っている。

「成る程……ユリウスが俺の胸を吸ってたのか」

 そうと分かれば悪い虫じゃなかった事に一安心だ。



(いや、一安心じゃないっ!!!!え、これはさすがにダメだ。主に俺が!!)

 今すごく下半身がムズムズする。恐る恐る下をみると、ズボンが膨れあがっていた。

「マジか~」

 俺は顔に手を当てた。正直なところ俺は性に関しては淡白だ。月に1、2回ヌク程度で………童貞だ。
 だからって、子どもに吸われて興奮するなんて……

 俺の年だとそういう事にすごく興味があると思うが、19年生きてきて好きな人も居なかったし、Hは好きな人とするものだと思っている。

「起こすのも可哀想だし、多分一時的なものだから俺が耐えればいいだけだ」


 その判断が後々後悔するとは思わなかった……





 それから、ユリウスに乳首を吸われるたびに膨らむ乳首と下半身。

 終わった後トイレに駆け込む。


 くちゅくちゅ……

「んっ、はぁはぁ……」

(どうしよう、中々イけない)

 ぐちゅぐちゅ……

「んんっはぁ」

 その時乳首が服に擦れる。

「あっあん…!」

(うそ……乳首が擦れただけでイクなんて)

 改めて乳首を見ると、見事に赤くぷっくり腫れていた。


(ああ~~~~~~)

 ユリウスの舌は肉厚で少しザラザラしていて、それが

「気持ちいいと思うなんて~~~」


 瑠夏、冬真ごめん……お兄ちゃん変態になってしまったみたいだ。









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ユリウスに乳首を開発される秋也でした。

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