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第3章 4 決意と謝罪の性感帯
リア充になっていた
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「ミライっ! 大丈夫なのか?」
「ダサすぎる発言をした誠道さんの頭の方が私は心配ですが」
ミライの辛辣な言葉が嬉しくて、俺はうるっときてしまった。
「うん。それでこそいつものミライだ。よかった。無事なんだな」
「無事ですけど……重いので早くどいてくれませんか?」
「……あ、悪い」
そういえば、ミライをアイスゴーレムの踏みつけ攻撃から守ろうとして覆いかぶさっていたんだった。
「しかも誠道さんの手が胸に当たっています。まったく、私が寝ている隙に襲おうとするなんて」
「してねぇから! 偶然だから!」
本当だよ?
たまたま手をミライの胸のあたりに置いてしまっただけなんです。
「……ってか、悪い。俺……動けないです」
「動けないって、そんなすぐにばれる嘘をついてまで私の体をたんの……う…………」
ミライの言葉が止まる。
顔を動かして周囲を見渡して。
「ここは……私、というより、どうして……みんな……」
まあそうだよな。
起きたら見知らぬ場所。
しかも動けない俺が上に乗っていて、そばで座り込んでいる聖ちゃんがいて、倒れて気絶している心出たちもいる。
なにがなんだかわかっていないのだろう。
「ミライさん。無事だったんですね」
聖ちゃんは俺たちの方を振り向いてから、仰向けにばたんと倒れた。
「聖ちゃん! どうして……あ、私、そうか」
どうやらミライはすべてを思い出したらしい。
「攫われ――いや自分からここに来て」
「自分から来たんかいっ!」
「それで捕まって、そんな私を、みんなが助けてくれたって……そういうことですか?」
「ああ」
俺は小さくうなずく。
「すみません。私のせいで、こんな」
「謝らなくていいけどさ、どうしてマーズの所なんかに」
「それは……めちゃくちゃ強い技を覚えられる魔本があるって言われて、それで、誠道さんに喜んでもらおうと思って」
「そんな都合のいいことあるわけないだろうが」
「来てみないとわからないじゃないですか。……まあ、今回は違ったわけですが」
「ってかよ、お前は俺を露骨に避けてただろ。それでなんで俺を喜ばせる? 俺はなんでミライが俺を嫌うようになったのかもわからないような男なのに」
「嫌ってなんか!」
ミライは悲しそうな顔をして。
「そうじゃ、ないんです」
「でも知らない人のふりをして、朝だって、それを当たり前だって思ってた俺も悪かったけど、朝ごはんも作らずに家を出て」
「あれは……」
言い淀んだミライは、バツが悪そうに口をもにゅもにゅさせていた。
「誠道さんをリア充じゃなくしようと」
「……は?」
こいつは俺を支援するメイドだよね?
なのにどうして俺から離れたり、俺を陥れたりするようなことを考えるのかなぁ。
「だから、誠道さんをリア充にしたくなかったんです」
「意味わかんねぇから」
「意味わかってください。だって、私は誰もが羨む美人メイドなんですよ」
「だから自分で言うな」
本当だけども。
「そんな美人な私が、メイドとしてそばにいて、まあちょっとは仲良くなって、きっと誠道さんのリア充度が上がっていったんです。だから、毎回【リア充爆発しろ】が撃てないんです」
「そんなわけ…………なるほど」
たしかにそうかもしれない。
あの技は、敵と俺のリア充度合いによって技の威力が決まる特殊な技だ。
「本来なら、あの技はレッサーデーモン二体を一撃粉砕できるような……いや、あの時点ですでに私がそばにいましたから、本来のしょうもないボッチ根暗いじめられっ子引きこもりの誠道さんが使ったらそれ以上の威力を持つ最強の技になるはずなんです」
「必死になってるとこ悪いけど、いまかなりバカにしたよね?」
「だから私は、強くなりたいと願う誠道さんのために、誠道さんがリア充じゃなくなるように身を引こうと、離れようと……」
「え、ちょっと待って」
「でも本当は離れたくなかったんです。苦渋の決断だったんです。なのに誠道さんは新しい女を引き連れてまたリア充になろうとするし。これじゃあ私が離れた意味がないじゃないですか」
「だからちょっと待てって」
「そんなとき、強くなれる魔本の存在を聞かされて、これがあれば誠道さんが【リア充爆発しろ】に頼らず強くなれるって、そう思って」
「だから待てよっ!」
叫んだ拍子に手を動かしてしまい、ミライの柔らかなおっぱいを揉んでしまった。
――そうはならんやろ、ってツッコみはなしね。
そうなってしまったんだからしょうがないだろ。
「……ひやぅっ」
ミライは吐息混じりの声で喘ぐ。
「あ、悪い。わざとじゃないんだ」
「まったく、誠道さんは油断も隙も」
「ってか俺から離れたのって、なにそれ、そんなことが理由なの?」
「そんなことって、誠道さんが強くなりたいって言ったんじゃないですか! 強くなるために毎日努力していたから、私なりにどうしたら協力できるか、考えたんですよ」
ミライはそんなことを考えていたのか。
……ったく、バカだなぁ。
たしかに俺は強くなりたいと思っているけど、本当にアホすぎだ。
おかしくてちょっと笑けてきたよ。
「ダサすぎる発言をした誠道さんの頭の方が私は心配ですが」
ミライの辛辣な言葉が嬉しくて、俺はうるっときてしまった。
「うん。それでこそいつものミライだ。よかった。無事なんだな」
「無事ですけど……重いので早くどいてくれませんか?」
「……あ、悪い」
そういえば、ミライをアイスゴーレムの踏みつけ攻撃から守ろうとして覆いかぶさっていたんだった。
「しかも誠道さんの手が胸に当たっています。まったく、私が寝ている隙に襲おうとするなんて」
「してねぇから! 偶然だから!」
本当だよ?
たまたま手をミライの胸のあたりに置いてしまっただけなんです。
「……ってか、悪い。俺……動けないです」
「動けないって、そんなすぐにばれる嘘をついてまで私の体をたんの……う…………」
ミライの言葉が止まる。
顔を動かして周囲を見渡して。
「ここは……私、というより、どうして……みんな……」
まあそうだよな。
起きたら見知らぬ場所。
しかも動けない俺が上に乗っていて、そばで座り込んでいる聖ちゃんがいて、倒れて気絶している心出たちもいる。
なにがなんだかわかっていないのだろう。
「ミライさん。無事だったんですね」
聖ちゃんは俺たちの方を振り向いてから、仰向けにばたんと倒れた。
「聖ちゃん! どうして……あ、私、そうか」
どうやらミライはすべてを思い出したらしい。
「攫われ――いや自分からここに来て」
「自分から来たんかいっ!」
「それで捕まって、そんな私を、みんなが助けてくれたって……そういうことですか?」
「ああ」
俺は小さくうなずく。
「すみません。私のせいで、こんな」
「謝らなくていいけどさ、どうしてマーズの所なんかに」
「それは……めちゃくちゃ強い技を覚えられる魔本があるって言われて、それで、誠道さんに喜んでもらおうと思って」
「そんな都合のいいことあるわけないだろうが」
「来てみないとわからないじゃないですか。……まあ、今回は違ったわけですが」
「ってかよ、お前は俺を露骨に避けてただろ。それでなんで俺を喜ばせる? 俺はなんでミライが俺を嫌うようになったのかもわからないような男なのに」
「嫌ってなんか!」
ミライは悲しそうな顔をして。
「そうじゃ、ないんです」
「でも知らない人のふりをして、朝だって、それを当たり前だって思ってた俺も悪かったけど、朝ごはんも作らずに家を出て」
「あれは……」
言い淀んだミライは、バツが悪そうに口をもにゅもにゅさせていた。
「誠道さんをリア充じゃなくしようと」
「……は?」
こいつは俺を支援するメイドだよね?
なのにどうして俺から離れたり、俺を陥れたりするようなことを考えるのかなぁ。
「だから、誠道さんをリア充にしたくなかったんです」
「意味わかんねぇから」
「意味わかってください。だって、私は誰もが羨む美人メイドなんですよ」
「だから自分で言うな」
本当だけども。
「そんな美人な私が、メイドとしてそばにいて、まあちょっとは仲良くなって、きっと誠道さんのリア充度が上がっていったんです。だから、毎回【リア充爆発しろ】が撃てないんです」
「そんなわけ…………なるほど」
たしかにそうかもしれない。
あの技は、敵と俺のリア充度合いによって技の威力が決まる特殊な技だ。
「本来なら、あの技はレッサーデーモン二体を一撃粉砕できるような……いや、あの時点ですでに私がそばにいましたから、本来のしょうもないボッチ根暗いじめられっ子引きこもりの誠道さんが使ったらそれ以上の威力を持つ最強の技になるはずなんです」
「必死になってるとこ悪いけど、いまかなりバカにしたよね?」
「だから私は、強くなりたいと願う誠道さんのために、誠道さんがリア充じゃなくなるように身を引こうと、離れようと……」
「え、ちょっと待って」
「でも本当は離れたくなかったんです。苦渋の決断だったんです。なのに誠道さんは新しい女を引き連れてまたリア充になろうとするし。これじゃあ私が離れた意味がないじゃないですか」
「だからちょっと待てって」
「そんなとき、強くなれる魔本の存在を聞かされて、これがあれば誠道さんが【リア充爆発しろ】に頼らず強くなれるって、そう思って」
「だから待てよっ!」
叫んだ拍子に手を動かしてしまい、ミライの柔らかなおっぱいを揉んでしまった。
――そうはならんやろ、ってツッコみはなしね。
そうなってしまったんだからしょうがないだろ。
「……ひやぅっ」
ミライは吐息混じりの声で喘ぐ。
「あ、悪い。わざとじゃないんだ」
「まったく、誠道さんは油断も隙も」
「ってか俺から離れたのって、なにそれ、そんなことが理由なの?」
「そんなことって、誠道さんが強くなりたいって言ったんじゃないですか! 強くなるために毎日努力していたから、私なりにどうしたら協力できるか、考えたんですよ」
ミライはそんなことを考えていたのか。
……ったく、バカだなぁ。
たしかに俺は強くなりたいと思っているけど、本当にアホすぎだ。
おかしくてちょっと笑けてきたよ。
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