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新たな仲間
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少年の体から黒いモヤが吹き出る。
「幼き人の子の身を蝕んだその罪を、汝が身を持って贖え!」
神の火が、穢れを焼き祓う。
「う、あ…」
少年は倒れ込んだ。
「おい、おい童!」
少年を抱き起こす。
「神様?…助けてくれたんですか?」
「それが妾の勤め故な。」
「ああ、良かった。」
気を失ってしまったようだ。
「おい!お主妾に抱かれて寝るつもりか?おい起きろ!」
少年は、抱かれたまま寝息を立て始めた。
「宮司、お主が抱えておれ。」
コンはぶっきらぼうに言った。
「わあ、みて氷君!宝箱!」
梨流華が宝箱をみてはしゃいでいる。
だが、あまりに怪しい、森の入り口に置いてあるのだ。
「センパイ、やめましょう?こんなん絶対罠ですよ。」
「ええ~、開けようよ~。」
「ダメです、手噛まれます。」
「ちょっとだけ!」
「ダメです!」
「やだ!開ける!」
梨流華は宝箱に手を伸ばすが、スライムボディの白瀬がうにょーんと伸びて手を掴んだ。
「ダ~メ~です!」
「ぐぬぬ、放しなさい、後輩ちゃん!」
「ダメですって!」
「あの、開けるなら早くしてくれない?」
宝箱が喋った。
「おれさ、宝箱型のモンスターじゃん?開けるまで宝箱か的敵かわからないのが売りじゃん?でもさ、開けてくれないとさ…」
「あ、なんかごめん。」
梨流華が側による。
「元気出して!」
宝箱を励ます。
「あんたは、おれを励ましてくれるのか?」
「うん!」
「ありがとう!」
宝箱は泣き出した。
「幼き人の子の身を蝕んだその罪を、汝が身を持って贖え!」
神の火が、穢れを焼き祓う。
「う、あ…」
少年は倒れ込んだ。
「おい、おい童!」
少年を抱き起こす。
「神様?…助けてくれたんですか?」
「それが妾の勤め故な。」
「ああ、良かった。」
気を失ってしまったようだ。
「おい!お主妾に抱かれて寝るつもりか?おい起きろ!」
少年は、抱かれたまま寝息を立て始めた。
「宮司、お主が抱えておれ。」
コンはぶっきらぼうに言った。
「わあ、みて氷君!宝箱!」
梨流華が宝箱をみてはしゃいでいる。
だが、あまりに怪しい、森の入り口に置いてあるのだ。
「センパイ、やめましょう?こんなん絶対罠ですよ。」
「ええ~、開けようよ~。」
「ダメです、手噛まれます。」
「ちょっとだけ!」
「ダメです!」
「やだ!開ける!」
梨流華は宝箱に手を伸ばすが、スライムボディの白瀬がうにょーんと伸びて手を掴んだ。
「ダ~メ~です!」
「ぐぬぬ、放しなさい、後輩ちゃん!」
「ダメですって!」
「あの、開けるなら早くしてくれない?」
宝箱が喋った。
「おれさ、宝箱型のモンスターじゃん?開けるまで宝箱か的敵かわからないのが売りじゃん?でもさ、開けてくれないとさ…」
「あ、なんかごめん。」
梨流華が側による。
「元気出して!」
宝箱を励ます。
「あんたは、おれを励ましてくれるのか?」
「うん!」
「ありがとう!」
宝箱は泣き出した。
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