魔法少女のなんでも屋

モブ乙

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一狩り

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「占い館?」
「私三位だよ?」
「たわけ、スキル診断じゃ。」
優斗たちは占い館という場所に来ていた。
「ここでどんなスキルを持っているか調べるんじゃよ。」
「「へー。」」
「あなた方のスキルを調べて差し上げますぞ。」
老婆が虫眼鏡で顔をのぞいてくる。
「ふむ、目利きですな。」
「目利き?」
「物の価値や魔力の有無を感知するのです、お嬢さんは目がいい。」
「ほーん。」
「あなたは,,地獄耳,,気配感知.幸運,,ほー。」
「ユウあんた多くない!?」
「坊ちゃんは剣士なんかに向いてるねえ、高価な物も寄ってくるよ。」
老婆は驚いているようだ。
「それからあなたは、目利きですな。」
「まあ、わしゃ商人じゃからの。」
「ムギも見てもらいなよ!」
「はい!」
「お嬢ちゃん地獄耳だねえ。」
「私耳自信あります!」
ムギが元気に手を上げた。
「ギルドで支度金をもらって来たから、これで剣なり杖なり買ってこい。」
「ユウ!どうだ姉ちゃんの指輪は!」
「似合ってる!」
「ユウのもあげる!」
「おーい、その金はワシがもらって来たんじゃぞ?」
お揃いの指輪をつけはしゃぐ姉弟に、ぬらりひよんがツッコミを入れる。
その後、剣と杖を選ぶ。
「似合ってるじゃん!振ってみ?」
「やあ!」
「わー!すごいですご主人様!」
剣を振り下ろす優斗にムギが歓声をあげる。
「よし、では,,狩り,,に出るぞ!」
「なんでおっちゃんが仕切んのよ?」
「ワシが一番慣れとるからの、ドラクエやったことあるか?」
草原には、何もいなかった。
「なんもいないじゃん。」
「待て、その内に…」
「プルプル!」
青い半透明の生き物、スライムだ。
「プルー!」
「そりゃ!」
魔王がはたき落とすと、スライムが潰れた。
,,会心の一撃!,,
「素手で会心か、規格外じゃな。」
「やー!」
ムギがスライムから逃げている。
「逃げるな娘っ子!」
「ムギに触るなー!」
優斗のパンチで、スライムが潰れた。
「ふう、もうええわい。」
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