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ただの姉ちゃん。
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神聖帝国は反乱分子を決して許さない、帝国領内に存在する以上、魔法学院がどれほど自治権を持つように振る舞おうとスパイを送り、内情の把握に努めている。
「創設を認めたのは俺の一族だ、なら、俺の土地で好き勝手やらせていいわけねえよなぁ!」
玉座に座るのは、整った顔の青年、聖帝だ。
金髪と鋭い目つきは、教会の統括者とは思えない好戦的な雰囲気を纏っている。
「神の代弁者たる教会のトップは俺だ、聖帝である俺の意思は神の意志だ!」
「御意。」
司祭は跪いた。
「可愛いなあ、ユウは!」
魔王は弟を抱きしめていた、一緒に風呂に入っているのだ。
「ねっねっ?姉ちゃん好き?」
「大好き。」
「嬉しいなあ。」
「おっきくなったねえ。」
「まだちっちゃいよ、小学生だし。」
「いやあ、なんて言うかさ、友達もいっぱいいて、好きな子もできて、姉ちゃん嬉しい。」
頭をポンポンされる、今まで何回もやられた事だが、背が小さいので何だか姉といるのがより安心する気がする。
「膝でも乗る?」
「ええ!?」
「遠慮せんでいいよ?私はお姉ちゃんなんだからさ。」
「…うん。」
「よろしい。」
「これから、ずーっと一緒にいようね。」
「うん。」
もう、御伽話は終わった、ただの姉弟として仲良く暮らせる。
「もう上がる?アンタと姫ちゃんが正式に付き合う儀式、やるんでしょ?」
「あ…うん。」
エルフの姫と、お付き合いをするための儀式、緊張する。
「気合いれな?男の子でしょ!」
姉に背中を叩かれる。
「うん!!」
「創設を認めたのは俺の一族だ、なら、俺の土地で好き勝手やらせていいわけねえよなぁ!」
玉座に座るのは、整った顔の青年、聖帝だ。
金髪と鋭い目つきは、教会の統括者とは思えない好戦的な雰囲気を纏っている。
「神の代弁者たる教会のトップは俺だ、聖帝である俺の意思は神の意志だ!」
「御意。」
司祭は跪いた。
「可愛いなあ、ユウは!」
魔王は弟を抱きしめていた、一緒に風呂に入っているのだ。
「ねっねっ?姉ちゃん好き?」
「大好き。」
「嬉しいなあ。」
「おっきくなったねえ。」
「まだちっちゃいよ、小学生だし。」
「いやあ、なんて言うかさ、友達もいっぱいいて、好きな子もできて、姉ちゃん嬉しい。」
頭をポンポンされる、今まで何回もやられた事だが、背が小さいので何だか姉といるのがより安心する気がする。
「膝でも乗る?」
「ええ!?」
「遠慮せんでいいよ?私はお姉ちゃんなんだからさ。」
「…うん。」
「よろしい。」
「これから、ずーっと一緒にいようね。」
「うん。」
もう、御伽話は終わった、ただの姉弟として仲良く暮らせる。
「もう上がる?アンタと姫ちゃんが正式に付き合う儀式、やるんでしょ?」
「あ…うん。」
エルフの姫と、お付き合いをするための儀式、緊張する。
「気合いれな?男の子でしょ!」
姉に背中を叩かれる。
「うん!!」
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