魔法少女のなんでも屋

切って来ましょか？

大量の腕、能面、釘、あらゆる怪異が迫ってくる。
氷で防ぐが、キリがない。
「はあ、はあ、はあ。」
「百華繚乱、浄霊花火！」
センパイの炎の華が悪霊たちを焼き尽くす、しかしまた湧いてくる。
「はあ、はあ、ふう、コイツらどんだけいんのよ！？」
「はあ、意識が…」
「氷牙君！起きて！」
「へ！？氷牙君！？」
「ふふ、びっくりした？気合い入れていこ！」
「はい！」
「はあああ！」
悪霊たちが凍り付く。
「はぁ、はあ。」
「お疲れ！あと私やるよ！」
「はあああ！百万ボルトビリビリビーム！」
日菜野先輩の雷で悪霊たちは消滅した。
「黒死牟赤雷」
「赤い雷！？」
「きゃああ！」
,,みーちゃんが雷を痛がる！？なんかヤな感じ！,,
「この土地は我がモノだ、去れ　人の子よ。」
赤い体、角、太鼓、雷神？
「愚かよの、人の身で天災を司る神を騙るか。」
「人？」
「外法に手を出し、神になり変わろうとした山伏のなれ果てじゃ。」
「死滅網雷葬。」
網のように雷が走り、下へ堕ちてきた。
「無駄な事だ、平伏せよ。」
五芒星の結界、コンの力だ。
「真に神たる妾には敵わぬ。」
「サ、レ！」
「なに！？」
赤い雷が放射状に襲う。
「ぐ！」
「去れ！ニンゲン共！」
「神に仕える身ながらなんと愚かな！」
「カミサマ、俺切って来ましょか？」