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お姉さん
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「よろしく、おにゃがいします!」
「はい、よろしくお願いします!」
二人の少女は元気に挨拶を交わした。
「まったく、挨拶で噛むなと言っておるのに、アレでは威厳もへったくれもない。」
そう言ったコンの顔は笑っていた。
「と、ゆーわけで!今日からはーちゃんのお世話をします!」
梨流華は部室で元気よく宣言した。
初音が能力の扱いになれるまで、一緒に練習するということらしい。
「まずはーちゃんができることは、化ける事と、火を扱う事。」
「そんで、武器はこの刀。」
古い布で、刀身を巻かれた刀、普通てはない、明らかに。
「これ、どうしたんですか?」
白瀬は恐る恐る問うた。
「妖刀、理事長が持ってたんだって。」
「大丈夫ですかそれ?」
「使用者の霊気を吸う代わりに、身体能力を強化してくれる、らしい。」
「何でそんなの持ってるんですか理事長!?」
「あの人知り合い多いから。」
「はあ…」
「とりあえずこれではーちゃんが身を守れるように、戦い方を練習します!」
「初音さん、これ持てます?」
「持てる年齢まで成長した姿に化けるの。」
「ええ!?」
「そのために天狐ちゃんに憑いてもらったのだ!」
「よろしく、お願いします!」
「いい?はーちゃん、天狐ちゃんのことを信じて、受け入れて、そしたら一緒に戦えるから。」
「はい!」
「よし!」
梨流華は初音の頭をポンポンした。
「それでは、行きます!」
ボン!と白い煙が出て背が伸びた初音が現れた、黒髪は肩まで伸び、目鼻立ちがくっきりして、美人さんという感じになった。
「わあ!」
「初音ちゃん、鏡見てみる?」
「はい!」
「これが、私?」
「そうだよ?今日からお姉さんだね!」
「はい、よろしくお願いします!」
二人の少女は元気に挨拶を交わした。
「まったく、挨拶で噛むなと言っておるのに、アレでは威厳もへったくれもない。」
そう言ったコンの顔は笑っていた。
「と、ゆーわけで!今日からはーちゃんのお世話をします!」
梨流華は部室で元気よく宣言した。
初音が能力の扱いになれるまで、一緒に練習するということらしい。
「まずはーちゃんができることは、化ける事と、火を扱う事。」
「そんで、武器はこの刀。」
古い布で、刀身を巻かれた刀、普通てはない、明らかに。
「これ、どうしたんですか?」
白瀬は恐る恐る問うた。
「妖刀、理事長が持ってたんだって。」
「大丈夫ですかそれ?」
「使用者の霊気を吸う代わりに、身体能力を強化してくれる、らしい。」
「何でそんなの持ってるんですか理事長!?」
「あの人知り合い多いから。」
「はあ…」
「とりあえずこれではーちゃんが身を守れるように、戦い方を練習します!」
「初音さん、これ持てます?」
「持てる年齢まで成長した姿に化けるの。」
「ええ!?」
「そのために天狐ちゃんに憑いてもらったのだ!」
「よろしく、お願いします!」
「いい?はーちゃん、天狐ちゃんのことを信じて、受け入れて、そしたら一緒に戦えるから。」
「はい!」
「よし!」
梨流華は初音の頭をポンポンした。
「それでは、行きます!」
ボン!と白い煙が出て背が伸びた初音が現れた、黒髪は肩まで伸び、目鼻立ちがくっきりして、美人さんという感じになった。
「わあ!」
「初音ちゃん、鏡見てみる?」
「はい!」
「これが、私?」
「そうだよ?今日からお姉さんだね!」
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