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どっちなの?
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「もっと私のこともかまってー!」
横にいた初音ちゃんが、抱きついてきた。
「うわ、あー、ごめんごめん。」
頭を撫でる。
「わ~ん、じいじ様は全然遊んでくれないんです~!」
甘えたい欲が爆発しているようだ、ちょっと理事長に文句を言いたくなってくる。
「じゃあ海入ろ?浮き輪あるよ。」
白瀬君に水筒を渡す。
「のんどき?疲労回復薬。」
「ありがとうございます。」
黄色いアヒルの頭がついた浮き輪を被せて、初音ちゃんを海に入れる。
「冷たい!」
「びっくりした?海初めてなの?」
「はい、じいじ様はいつもお仕事が忙しいから。」
「そっか…じゃあいっぱい遊ぼうね!」
「タマー、おっきくなってー。」
「断る、水は好かん。」
タマはパラソルの下でぶっきらぼうに返した。
「あの猫さんは大きくなるんですか?」
「うん!」
「ホントですか?」
「ホント!」
「おっきい、猫さん…」
初音は確かめるように呟いた。
「タマー、すっごくワクワクしてるよー?やってあげなよ~。」
「むう、海鮮丼。」
「はいはい。」
「おい、娘!少しだぞ?少しだからな!?」
「いいんですか!!?」
「良い、それと吾輩は猫ではない、タマである。」
「タマさん!ありがとうございます!」
「むう…」
大きくなったタマが、海に入ってくる。
「わああ、ネコバスみたい!」
「吾輩はバスではない、タマである、大体なんだそれは!?猫か!?バスか!?」
「落ち着いてよ、怖がってるじゃん。」
「ふええ、ぐす、ぐす。」
「泣くな、娘、ほれ!にゃー。」
「かわいい!」
「可愛がられるのはむず痒いのう。」
横にいた初音ちゃんが、抱きついてきた。
「うわ、あー、ごめんごめん。」
頭を撫でる。
「わ~ん、じいじ様は全然遊んでくれないんです~!」
甘えたい欲が爆発しているようだ、ちょっと理事長に文句を言いたくなってくる。
「じゃあ海入ろ?浮き輪あるよ。」
白瀬君に水筒を渡す。
「のんどき?疲労回復薬。」
「ありがとうございます。」
黄色いアヒルの頭がついた浮き輪を被せて、初音ちゃんを海に入れる。
「冷たい!」
「びっくりした?海初めてなの?」
「はい、じいじ様はいつもお仕事が忙しいから。」
「そっか…じゃあいっぱい遊ぼうね!」
「タマー、おっきくなってー。」
「断る、水は好かん。」
タマはパラソルの下でぶっきらぼうに返した。
「あの猫さんは大きくなるんですか?」
「うん!」
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「ホント!」
「おっきい、猫さん…」
初音は確かめるように呟いた。
「タマー、すっごくワクワクしてるよー?やってあげなよ~。」
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「はいはい。」
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「いいんですか!!?」
「良い、それと吾輩は猫ではない、タマである。」
「タマさん!ありがとうございます!」
「むう…」
大きくなったタマが、海に入ってくる。
「わああ、ネコバスみたい!」
「吾輩はバスではない、タマである、大体なんだそれは!?猫か!?バスか!?」
「落ち着いてよ、怖がってるじゃん。」
「ふええ、ぐす、ぐす。」
「泣くな、娘、ほれ!にゃー。」
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