魔法少女のなんでも屋

大好き

飛行機に乗ることはあってもヘリには乗乗らないだろう、そう思っていた。
だが僕は今ヘリに乗っている、中学の先輩達と一緒に。
それだけじゃない、センパイが僕に抱きついている。
「もう、白瀬君は可愛くてかっこよくて！大好き！」
「ええ！？大好き！？」
「そうだよ～ありがとね、みーちゃんの事守ってくれて。」
「いや僕、怖くて必死で…」
「女の子はねー、そういう男子に一番キュンてするんだよ？」
「へ！？」
「センパイは君にキュンキュンしてます。」
そう言ってセンパイは強く抱きしめてきた。
「私も白瀬君大好きだよ、一年なのに必死で戦って、かっこよくて、すごく優しい。」
日菜「野先輩が頭を撫でてくれた。
「ヒグ、うう、うわあああ！」
「ふふ、安心した？」
「わあああ、センパイ、センパイ！」
「なあに？」
「センパイ！わあああ！」
「大丈夫だよ、私たちはどこにも行かないよ。」
「すう、すう。」
「ふふ、泣き疲れた？」
その後学校に戻り、部室に布団を敷いてみんなで寝る。
「お疲れ様。」
梨流華は白瀬の頭を優しく撫でた。