魔法少女のなんでも屋

お楽しみください

雷の音、来た！
「白瀬君、氷で上まで連れてって。」
「え？先輩、何を…」
「大丈夫だよ。」
先輩は子供のように笑った。」
「はい！」
巨大な氷の柱で先輩を押し上げる、そして、
雷が落ちた。
「ゔゔゔゔゔゔ！おおおお！」
「やっぱり、すごい！ゔゔゔ！」
「おい、何だアレは！？」
「おそらくですが、雷を受けて自分の力にしたんですかね、面白いな～！」
「だから、言ってる場合か！」
「元気いっぱい！ビリビリフルパワー、だよ！」
「はあああ！」
雷に打たれ、モグラは止まった。
「おい、死んだのか！？」
「あ～すいません。」
「どうするつもりだ、骨村！」
「落ち着いてください！まだ色々いますから。
「なら早く出せ！あのガキどもを止めろ！」
「いけ！超アニマルシリーズ！」
社長はネーミングにツッコむことをやめた。
「おい、何も起きんじゃないか！」
「社長、人間にとって一番怖い事、なんだと思います？」
「何？」
「他の皆様も、お分かりになりますか？」
会場の共同出資者達に得意げに問いかける。
「ほう？ずいぶんよく喋るじゃないか、どんな答えなんだ？」
金の時計をつけた男が楽しそうに返した。」
「,,視えない,,ことです、視覚でも聴覚でも認識できない、気づいた時には…！」
片手で噛み付くような」仕草をする。
「お楽しみください。」