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お泊まり
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「君たち異能推薦枠の生徒がなんで地下で授業を受けるか、知ってるよね?」
センパイは落ち着いた声で聞いてきた。
「はい、悪霊に憑かれるのを防ぐため…ですよね?」
「そう、異能を持つ人間は普通より強いから、悪霊は器にしたがるの。」
「それでね、私のお母さんは、何でも屋として、理事長と仕事をしてたんだ。」
「何でも屋?」
「まあ、主にお祓い、今日私が白瀬君にやったみたいに悪霊を人から追い出すこと。」
「あの、もしかして…」
「そう、私のお母さんとお父さんは、悪霊にやられた、もう居ないの。」
「すいません、辛いこと…」
「ううん、君に家に来てもらう時からわかってた事だから、言わなきゃ行けないって。」
「すいません、すい…ません。」
「も~泣かないで、白瀬君はなんも悪くないんだから。」
「うわああ!」
「泣かないの!男子でしょ、しょうがないなあ、ハグする?」
センパイに抱きしめられた、すごくあったかい。
「ありがとう、泣いてくれて、優しいね。」
「ホレ、唐揚げ丼!」
「いっぱい食べて、体力つけなきゃね!」
「美味しいです、サクサクしてて、タルタルソースも。」
「でしょー!おかわりあるからね、咳長期は食べてなんぼ!大きくなるんだよ!」
「おい、吾輩のしらす丼はないのか?」
「はいはい。」
「さて、お風呂入って来て、寝る前にやることあるからちゃダメだよ。」
「お風呂、不思議な色ですね。」
「お手製入浴剤!薬草とか色々。」
「薬草!?」
「魔法使いといえばっしょ!」
「お風呂いただきました、ありがとうございます。」
「じゃあ、私入ってくるから、覗くなよ~。」
「覗きませんよ!?」
「かわいいにゃー。」
「さ、お祈りやるよー!」
「わかりました。」
「「我らの父大聖霊よ、お恵みとお慈悲に感謝します。」」
センパイは落ち着いた声で聞いてきた。
「はい、悪霊に憑かれるのを防ぐため…ですよね?」
「そう、異能を持つ人間は普通より強いから、悪霊は器にしたがるの。」
「それでね、私のお母さんは、何でも屋として、理事長と仕事をしてたんだ。」
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「まあ、主にお祓い、今日私が白瀬君にやったみたいに悪霊を人から追い出すこと。」
「あの、もしかして…」
「そう、私のお母さんとお父さんは、悪霊にやられた、もう居ないの。」
「すいません、辛いこと…」
「ううん、君に家に来てもらう時からわかってた事だから、言わなきゃ行けないって。」
「すいません、すい…ません。」
「も~泣かないで、白瀬君はなんも悪くないんだから。」
「うわああ!」
「泣かないの!男子でしょ、しょうがないなあ、ハグする?」
センパイに抱きしめられた、すごくあったかい。
「ありがとう、泣いてくれて、優しいね。」
「ホレ、唐揚げ丼!」
「いっぱい食べて、体力つけなきゃね!」
「美味しいです、サクサクしてて、タルタルソースも。」
「でしょー!おかわりあるからね、咳長期は食べてなんぼ!大きくなるんだよ!」
「おい、吾輩のしらす丼はないのか?」
「はいはい。」
「さて、お風呂入って来て、寝る前にやることあるからちゃダメだよ。」
「お風呂、不思議な色ですね。」
「お手製入浴剤!薬草とか色々。」
「薬草!?」
「魔法使いといえばっしょ!」
「お風呂いただきました、ありがとうございます。」
「じゃあ、私入ってくるから、覗くなよ~。」
「覗きませんよ!?」
「かわいいにゃー。」
「さ、お祈りやるよー!」
「わかりました。」
「「我らの父大聖霊よ、お恵みとお慈悲に感謝します。」」
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