ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

モブ乙

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大妖怪土蜘蛛

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「儂を恐れろ人間！」
「うるせえ！」
女を殴り飛ばす。
「ガハ！」
「おいおい、そんなもんか！？ああ！？」
「舐めるな、人間！」
「お前こそ、人間舐めんな！」
女の頭をつかむ。
「頭蓋骨砕いてやるよ！」　
「クク、勝った思うのは早いのではないか？」
「男！？」
「儂は人間ではないのだぞ？」
腕を掴まれる。
「ぐう！」
「愚かな人間！」
顔に蜘蛛をかけられる。
「キヒヒ、毒に蝕まれるがいい、恐れながら死ね！」
「リュウちゃん！」
「キーヒッヒヒ！娘、貴様もカラカラになるまで吸ってやる！」
「いやあ！」
「ハア～！甘美な悲鳴よ！娘、もっと怖がれ！」
グチャ！
「俺の彼女を、泣かしてんじゃねえ！」
「生きておったか、童！ボコボコと膨れなんとも醜悪な顔よのお！」
「ゔおら！」
リュウジが地面を殴り、軽く地震が起きる、ふらついたところを殴られる。
「グゲエ！」
髪を掴まれ地面に叩き連れられる。
「オラァ！痛えだろ！ハゲ！」
突然男が大量の蜘蛛になり、離れて体を再構成する。
「け、また女かよ。」
「儂は美しいものを好む。」
「サイコ野郎が。」
「諦めろ、貴様に儂は倒せん。」
「どうだろうなあ！」
「なんだと殴り掛かろうとも同じことよ、儂を捉え切るなど、できぬ！」
「てめっまた蜘蛛に！」
「首をもぎ取り捨ててやろう！」
「ぐわああ！」
「この大妖怪土蜘蛛を愚弄したこと、後悔しながら苦しみ生き絶えろ！」
「おい、クソ蜘蛛やろう！」
「なんだと！？」
セナの声に土蜘蛛が振り返る。
「いっけえ！ひまちゃあん！」
「リュウを離せえ！」
「ぐう！目がああ！」

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