ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

モブ乙

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意地悪

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「ホ、ホムラさん?」
「やっお疲れ!」
「えっと、なんで?」
「君たちを転送しようとした術者の魔法に干渉した。」
「すご!」
「やー君も十分すごいよ、結界の脆い部分を見極めるなんて、その年じゃなかなかできないよ。」
「だがここから混戦になるよ、王を侮辱した君を捕まえるために、敵がゾロゾロやってくる。」
周囲に大量の魔法陣が現れる。
「お出ましだ。」
しかし、出てきた瞬間敵が倒れた。」
「へ?」
「さ、逃げよう。」
「あ、あの何が…」
「ん?透明化した杖を風魔法で飛ばした、それだけだ。」
「触れてなくても透明化ってできるんですか!?」
「難しいが、まあ慣れだよ。」
前方に大量の魔法使いが現れる、しかしまた倒れた。
「あの、今度は何が?」
「透明化した虫に噛ませた、毒を持ってるやつにね。」
「透明化便利すぎません!?」
「便利だよ?」
キイン!
「何!?」
「落ち着きなさい、ちょっと切りかかられただけだよ。」
「やばくないですか!?」
「やばくない、やばくない、こういう時にはね…」
「う!」
騎士が倒れた。
「瞬間移動して後から殴る。」
「いいかい、剣士というのはね、かっこよく勝ちたい生き物だ。だから…」
ドガアン!
雷が当たって周りを囲んでいた騎士が倒れた。
「一回は自分の剣で結界を破ろうとする。」
ズズズ、ゴーレムが生まれ、剣士たちを倒す。
「前に教えたが、魔法で強化した剣なら結界を破れるからね。」
「瞬間移動が使えても、プライドでそれをしないんだ」
「あとはこいういうことをしてもいい。」
魔法陣のそばの地面からゴーレムが生まれ、出てきた騎士を投げ飛ばした。」
「いかに意地悪になるか、戦場で最も大事なことだ。」



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