ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

モブ乙

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大事な事

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「ひまわりちゃん、今の感覚をよく覚えておくようにね、次からはすぐにその状態になれるように練習するんだ、まあ、とりあえず水飲みなさい。」
「娘、ホムラが呼んでおる。」
「あっはーい。」
「ミヤちゃん、君体温上げる魔法使えるだろう?」
「はい。」
「アレをひまわりちゃんに教えてやってくれ。」
「はい!」
「ひーまちゃん!」
「あっミヤお姉ちゃん!」
「あっ座ってていいよ、ボクも横行くから。」
「手、触ってみて?」
「わ、あっつい!」
「びっくりした?」
よほど驚いたのか無言で頷く。
「コレね、ひまちゃんもできるよ。」
「ホント?」
「うん、練習しよ、手繋いで?」
「じゃあ、目瞑ってー心臓の音するでしょ?心臓に火があると思って火を大きくするの。」
「せーの、ふうう!」
「ふふぅ!」
「いいよ、ゆっくり、ゆっくり。」
「ううう!」
「その調子、その調子。」
「ハアハア。」
「大丈夫、深呼吸、深呼吸。」
「スー、ハァー。」
「体が熱くてびっくりするよね、でも大丈夫、もっと熱くても平気だよ。」
「ふうう!」
「いいよーあったまって来たねー。」
「ううう!」
「もっともっと、お日様みたいに!」
「うううう!」
「はい終わり!よくできました!ぎゅー!」
ミヤはひまわりを抱きしめた。
「床、触ってみて?」
「熱!」
「それひまちゃんがやったんだよ?」
「やったー!」
「やったね!」
「いいかいみんな、戦いにおいて大事なことは勝つことじゃない、守ることだ、自分の命と、仲間の命をね。
敵は本気で君たちを殺しにくる、とにかく冷静に、冷静にだ。わかった人!」
「はい!」
「よろしい。」






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