68 / 141
番長の妹
しおりを挟む
「リュウ、起きてよ、リュウ~」
「ぐかー。」
「ああ、もう!起きろバカ兄貴!」
ひまわりはリュウジの顔を叩いた。
「んあ、ひまわり?」
「もーやっと起きた!」
「寝過ぎだよ、りゅうちゃん。」
「なんだここは?」
「森。」
「どこの?」
「わかんない。」
「親切心のねえゲームだな。」
「リュウ~あの木殴って~」
「お前なあ、見せもんじゃねえんだぞ?」
「いいじゃん!」
「私も見たいなあ。」
「お前らすげえワクワクしてんな。」
「はあ、しゃあねえ。」
「オラ!」
リュウジが木を殴ると木が折れた。
「きゃあーかっこいい~!」
「リュウもっかいやって!」
「もうやらねえ!」
「つーかひまわり、お前それチャイナ服だよな?
リュウジはあることに気づいた。
「ひまわり、お前もなんかやってみろ。」
「え?」
「俺たちはキャラメイキングをやってねえ、なのにお前ら二人の服は変わってて、俺は制服のままだ、なんでだと思う?」
「なんでだろ?」
「多分これはプレイヤーの心の具現化だ、ひまわり異世界転生したら何したいとか考えたことあるか?」
「私勇者パーティで武道家やりたいって…あ!」
「そうだ、これはプレイヤーの思い描く異世界の自分だ。そして多分、変わるのは服だけじゃねえ。」
「どういう意味?」
「ちょっと強くなるんだよ、異世界でモンスターと戦うなら強い方がいいだろ?」
「あーね。」
「つーわけで、ひまわりこれ砕いてみろ。
リュウジは石を手渡した。
「ええ?
「いけるいける、俺を信じろ。」
「う、うん」
石を握り力を込める
「ふっくう、ゔゔ!」
「がんばれ、お前ならやれる、俺の妹だ。」
「ゔゔゔゔゔーん!」
「俺と腕相撲してると思え。」
「ゔっぐゔ、ゔゔゔんー!」
ピキピキ…」
「ゔー、ゔーん!」
バリン!
「わっわれた?やったあ、われた!」
「よく頑張ったな、よしよし。」
「ぐかー。」
「ああ、もう!起きろバカ兄貴!」
ひまわりはリュウジの顔を叩いた。
「んあ、ひまわり?」
「もーやっと起きた!」
「寝過ぎだよ、りゅうちゃん。」
「なんだここは?」
「森。」
「どこの?」
「わかんない。」
「親切心のねえゲームだな。」
「リュウ~あの木殴って~」
「お前なあ、見せもんじゃねえんだぞ?」
「いいじゃん!」
「私も見たいなあ。」
「お前らすげえワクワクしてんな。」
「はあ、しゃあねえ。」
「オラ!」
リュウジが木を殴ると木が折れた。
「きゃあーかっこいい~!」
「リュウもっかいやって!」
「もうやらねえ!」
「つーかひまわり、お前それチャイナ服だよな?
リュウジはあることに気づいた。
「ひまわり、お前もなんかやってみろ。」
「え?」
「俺たちはキャラメイキングをやってねえ、なのにお前ら二人の服は変わってて、俺は制服のままだ、なんでだと思う?」
「なんでだろ?」
「多分これはプレイヤーの心の具現化だ、ひまわり異世界転生したら何したいとか考えたことあるか?」
「私勇者パーティで武道家やりたいって…あ!」
「そうだ、これはプレイヤーの思い描く異世界の自分だ。そして多分、変わるのは服だけじゃねえ。」
「どういう意味?」
「ちょっと強くなるんだよ、異世界でモンスターと戦うなら強い方がいいだろ?」
「あーね。」
「つーわけで、ひまわりこれ砕いてみろ。
リュウジは石を手渡した。
「ええ?
「いけるいける、俺を信じろ。」
「う、うん」
石を握り力を込める
「ふっくう、ゔゔ!」
「がんばれ、お前ならやれる、俺の妹だ。」
「ゔゔゔゔゔーん!」
「俺と腕相撲してると思え。」
「ゔっぐゔ、ゔゔゔんー!」
ピキピキ…」
「ゔー、ゔーん!」
バリン!
「わっわれた?やったあ、われた!」
「よく頑張ったな、よしよし。」
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本
しましまのしっぽ
恋愛
男性向け(女声)シチュエーションボイス台本です。
関西弁彼女の台本を標準語に変えたものもあります。ご了承ください
ご自由にお使いください。
イラストはノーコピーライトガールさんからお借りしました
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる