65 / 141
のんびり異世界生活
しおりを挟む
「では、満場一致で本件を可決とする!」
「聞きたかい?管理官。」
ブライトは穏やかに話かけた。
「博士、私は管理官室でポテチを食べる事を承認していません、帰ってください。」
「釣れないなぁ、面白い話を持って来たのに。」
「なんです?」
「珍しいね、君が私の話に興味を持ってくれるなんて。」
「財団が民間に技術を売却するなど前例がありませんから。」
「やはり君も聞いたんだね、評議会があの妙な会社の技術を民間企業に売った話。」
「私の私見ですが、問題ないと思います。夢の内容を記録する技術は我々も保有していますし、非異常の科学で人類が到達できる範囲ですから。」
「ああ、スクラントン現実碇で時空間異常を抑制できているし、都市の復興も進んでいる、ならばイメージアップのため、普通の会社と取引してみるのはいいんじゃないかと私も思うよ。もしかしたら一般に求人を出せるようになるかもしれない、人類のために怪物と戦うんだ、男の子にウケそうじゃないか。ただ心配なのは…」
「なんです?」
「あの会社も元々は一般企業と思われていただろう? それに主犯の身柄は拘束できてない、何か起きるような…」
「大丈夫じゃないですか?財団の最新のセキュリティシステムを提供したんですから。」
「あのねえ、君そういうのはフラグと言うんだよ。」
「番長、戻りました。」
「おう、ってなんだそりゃ?」
「なんか話題のゲーム機とソフトだそうです、最近お嬢が暇してますし、福引で当たったので。」
「そうか、いいんじゃねえか?ここは電気も通ってるし。」
「結構デケェんだな、なんか見た事あるような?」
「番長を捕まえてた連中の技術を使ってるらしいので。」
「おお、ガクいたのか?」
「俺はずっといましたよ?やっぱり影薄いんですかね。」
「おお 悪いな。そんな落ち込むなよ。」
「へえーのんびり異世界生活?面白そう!みんなでやろうよ!」
「おーゲームかいいな!」
「なんだかんだあの世界もちょっと楽しかったもんね。」
「ひまちゃんがやるなら私たちもやろうよ、リュウちゃん。」
「お、おう。」
続く
「聞きたかい?管理官。」
ブライトは穏やかに話かけた。
「博士、私は管理官室でポテチを食べる事を承認していません、帰ってください。」
「釣れないなぁ、面白い話を持って来たのに。」
「なんです?」
「珍しいね、君が私の話に興味を持ってくれるなんて。」
「財団が民間に技術を売却するなど前例がありませんから。」
「やはり君も聞いたんだね、評議会があの妙な会社の技術を民間企業に売った話。」
「私の私見ですが、問題ないと思います。夢の内容を記録する技術は我々も保有していますし、非異常の科学で人類が到達できる範囲ですから。」
「ああ、スクラントン現実碇で時空間異常を抑制できているし、都市の復興も進んでいる、ならばイメージアップのため、普通の会社と取引してみるのはいいんじゃないかと私も思うよ。もしかしたら一般に求人を出せるようになるかもしれない、人類のために怪物と戦うんだ、男の子にウケそうじゃないか。ただ心配なのは…」
「なんです?」
「あの会社も元々は一般企業と思われていただろう? それに主犯の身柄は拘束できてない、何か起きるような…」
「大丈夫じゃないですか?財団の最新のセキュリティシステムを提供したんですから。」
「あのねえ、君そういうのはフラグと言うんだよ。」
「番長、戻りました。」
「おう、ってなんだそりゃ?」
「なんか話題のゲーム機とソフトだそうです、最近お嬢が暇してますし、福引で当たったので。」
「そうか、いいんじゃねえか?ここは電気も通ってるし。」
「結構デケェんだな、なんか見た事あるような?」
「番長を捕まえてた連中の技術を使ってるらしいので。」
「おお、ガクいたのか?」
「俺はずっといましたよ?やっぱり影薄いんですかね。」
「おお 悪いな。そんな落ち込むなよ。」
「へえーのんびり異世界生活?面白そう!みんなでやろうよ!」
「おーゲームかいいな!」
「なんだかんだあの世界もちょっと楽しかったもんね。」
「ひまちゃんがやるなら私たちもやろうよ、リュウちゃん。」
「お、おう。」
続く
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サディストの私がM男を多頭飼いした時のお話
トシコ
ファンタジー
素人の女王様である私がマゾの男性を飼うのはリスクもありますが、生活に余裕の出来た私には癒しの空間でした。結婚しないで管理職になった女性は周りから見る目も厳しく、私は自分だけの城を作りまあした。そこで私とM男の週末の生活を祖紹介します。半分はノンフィクション、そして半分はフィクションです。

シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる