ボクっ娘と陰キャお兄ちゃんが魔法少女と一緒に義理の妹のscpを取り返しに行く話

おはよう。

「ハア、ハア、出て来れたの？」
頭上に天井がある、ここは現実だ。
「あの子を…迎えに行かないと。」
,,ねぇどこにいるの？,,
,,お姉ちゃん？,,
,,よかった、すぐ会えるからね,,
起き上がり、周りのカプセルを乗りこえてニナのところに向かう。
「ハア、ハア、いた！」
寝ているニナをカプセルから抱き上げる。
「ふえ、おひゃよーお姉ちゃん」
「おはよう、ニナちゃん。」
涙が出てきた、妹にまた会えたのだ。
「お姉ちゃんはだかんぼ。」
「へ？　きゃあ！あいつら～！！」
「ねえ、ニナちゃん、お姉ちゃんの水着作って、お兄のも。」
「わかた。」
「ごめんね、起きたばっかりなのに。」
「だいじょぶ、お姉ちゃん来てくれたから元気。」
「ニナちゃん！　ボクもだよ、ボクもニナちゃんに会えたからすっごく元気出たよ！」
愛おしい妹に頬擦りをする。
水着を着てニナと手を繋ぐ、ニナが不安そうに見上げてきた。
「お姉ちゃん、お兄ちゃんどこお？
「だいじょうぶ、すぐ見つかるから。」
「ほらあっち！」
ユイトのカプセルを覗きこむ、まだ寝ているようだ。
「お兄、大丈夫！？」
「う、ああミヤ？ニナも…よかった、あーよかった。」
「動ける？」

「あー無理っぽいわ、ごめんな頼りないアニキで。」
「ううん、かっこよかったよ。」
手を引いて起こしてやる。
「とりあえず海パン履いて。」
「うわ、俺全裸じゃん！悪いな、嫌だよな、男の裸なんて。」
「ちょっと恥ずかしいけど嫌じゃないよ、お兄だもん。」
「お前はいい奴だな。」
「もう、早く海パン履いてたっら。」
「おう、悪い悪い。」
「おー！　ミヤちゃん、ユイト無事だったか！」
「西園寺さん！？きゃあ！エッチ！」
「おいおいビンタはやめてくれよ、俺だって服剥ぎ取られてたんだからよ。」
「ああ、ごめんなさいびっくりして！」
「いや、頭下げんでもいいよ。」
「わかがしら？」
「おう！さっきは頑張ったな、ニナ！」
「うん！」
「いいか？俺は番長だ！」
「ばんちょー！かっこいい！」
「え、そう？」
「リュウちゃん照れてる。」
「照れてねえよ！」
西園寺の後ろから女の人が出てきた。
「あの、彼女さんですか？」
「おうよ！」
「グスッ良かったあ。」
「おいおい、泣くなよミヤちゃん。」
「だってえ、嬉しくて、ふええ。」
「ありがとね、リュウちゃんと会えたのもあなたのおかげ。」
「お兄ちゃんも。」
「あっいえ俺はそんな…」
「おいおい困ってんだろ、お前服着てねえんだからよ。」
「きゃあ、ごめんなさい！」
「だから後ろにいろ言ってんだよ。」








」